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カテゴリ:雑記
快晴のミシガンの朝。秋風が強く、陽射しは燦々としているが気温は14度とか15度とか。部屋のブラインドを開け放ち、窓の外、裏の広い芝生に点々をそびえる樹々の葉が、急激に色づき始めたのを眺めながら勉強を始める。
昼になり、午後が過ぎ、夕方が来て夜になり、せっかくの秋日和の日曜日に、勉強以外にしたことと言えば、いくつかメールに返事を出したことと、土曜日の日記を書いたことと・・・以上。なんともはや。 ふと思い立ち、Readingの切れ目、夜も10時半を過ぎてから”にんにくスープ“を作る。『美味しんぼの料理本』に掲載されていて、作ってみようと思っていたもの。材料は、にんいく、わかめ、鶏がらスープ、ごま油のみ。どう考えてもヘルシー。所要時間30分でなかなかの出来上がり。満足満足。たとえ自己満足でも。 この本のいいところは、家で作れそうなものばかりが選んで掲載されていることと、写真で作り方の手順とコツがしっかり解説されているし、必要な材料も記載されているが、細かい分量は書かれていないこと。これが、いつも大雑把に適当に料理している私にはなんとも心地よい。だいたい、私の料理のルーツである母からして、煮物の分量を聞いても、汁物の塩梅を聞いても『そんなん、適当適当』という人である。 この本の『はじめに』の中で、雁屋哲氏は 『ただ、この本には普通の料理本のように、何を何グラム、何分間煮て、などと細かいことは書いていない。それは、お惣菜は家庭の味なのだから、自分の好みの味に仕立てて貰うために、敢えてそうした。しかし、つぼは外していないので、作り辛いことはないはずだ』 と書いている。いやぁ、いい本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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