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November 19, 2004
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カテゴリ:雑記
明日は仕事なのに、金曜日の夜はどうしても寝る時間が確保できなくなりがち。

仕事の準備の傍ら、ルーティンで金曜日の夜中〆切のスペイン語の宿題がある、というのもあるが、週日に届いた返事に時間がかかりそうで後回しにしていたメールに、まとめて返事を出す作業が、一週間のクラスをとりあえず終えた金曜日の午後になる、という状況もある。

今週も質問が二つ来ていて、どちらも明らかに返事に時間がかかりそうで後回しになっていた。ひとつは9月・10月に一緒にPRのインターンをやったJから、もうひとつは昨年私が応募したCase Study Writingのコンペに今年応募するという大学院生からのメールだった。

Jは一緒にやったローカル草の根団体のイベントPRプロジェクトを元に彼女が大学でとっているクラスのペーパーを書いているそうで、PRプランニングと実施の上での留意点と課題を聞いてきていた。JはAdメジャーの学生なので、PRはベーシックな知識のみ。いくつかポイントを挙げ、背景も含めてプランニング時での留意点と実施上に発覚した問題点、それに対する解決策と課題点を説明する。

もうひとつの大学院生からのメールには、彼女の書くケースのアウトラインのドラフトが添付されていて、それもザッと読んだのだが、どうしたものか、という感じだった。私はPRの専門家ではなくその卵・まだ修行中なので、彼女の選んだケースそのものがフェアかどうかは判断できないしするべきでもないと思ったので、その点については返答を辞退したが、コンペに提出するに際して抜け落ちているのではないかと思われるポイントが多々あり、その説明に手間取った。

コンペに出すならば、諸々の根本的なポイント、コンペ主催団体が少なくない予算を投資してなぜコンペをするのか、何を求めているのか、このコンペの場合ケーススタディが何のために使われることを想定されているのか、審査員は誰なのか、メッセージは、コンペ主催団体であるソサエティが存在するレベルで応用可能なのかどうか(はうちの大学ではなく)等々を、プロジェクトのスタート時に考えに入れておかなければ、せっかく書いても求められているものとは全然違うものができあがってしまう。

このコンペに関しての他の学生からの問い合わせはもうこれで3件目だが、常にそれらのポイントが抜け落ちていて不思議に思う。それらが抜け落ちていたのでは、審査過程の最初のゲートをクリアできないと思うのだけれど。言うなれば、主催団体はクライアントであり、審査員はクライアントの意思決定グループ。応募要綱は、あるプロジェクト受注競合コンペの説明書ということになる。クライアントのニーズに合っていないものは採用されない。

ただ、こうして質問をもらい答える過程を通じて、自分の経験ベース、学問ベース双方の知識が精製されていくんだなぁ、と感じる。これは学んだことを現場で応用することで知識を深める、という過程ともまた少し異なり、バラバラのピースになっている知識を、問われる質問に応じて組み上げ、形にしていく作業のように思う。この作業は、何かを具体的に問われなければやってみることのないものであり、返答を書くために、或いは書きながら、自分自身が学びなおしている時もある。

3週ほど前にも、PRに関してはあまり背景知識を持たない友人から問い合わせがあり、Public Relationsの開発現場での応用についてアイディアを求められた。能力不足で残念ながらロクなアイディアは送り返せなかったが、『PI(Public Information)とはなんぞや。このコンテクストで使えるか?』『他に使えそうな用語は?』といった基本的な前提質問への返答を通じて、随分とこちらの頭の中も整理できたものだ。しかも、この返答は日本語で書かねばならなかったし、今まで日本語に訳したことのない知識を日本語で説明するいいトレーニングにもなった。

こうやって学んだことも精製させてもらい、でも問題は、その知識を実際に使う現場の仕事につけるかどうかなのだけども。





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最終更新日  November 22, 2004 05:24:30 AM
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