相方がとっておいてくれた4カ月分の日経新聞をため読みして山のようにクリッピングした後、夕食は、夏からチェックしてあった麻布十番の焼き鳥屋
「あべちゃん」へ食べに連れて行ってもらう。この店は、夏、相方の住居探しをしている時に、麻布十番のエージェンシーのお姉さんが教えてくれた店。その時この付近を散歩してすっかり界隈が気に入ったし、チキンラバーズの私は「あべちゃん」が気になって仕方なかったのだが、時間がなく断念したのだ。
7時を過ぎると混むと知っていたので、6時ごろ、早めに店に乗り込む。ラッキーなことに待ちなしでテーブルをゲット。全然こじゃれてなんかいない、町の酒屋の隣の飲み屋みたいな雰囲気が、これまた素敵。エビスの黒で乾杯して、塩で焼いてもらった焼き鳥をたらふく食べる。激ウマ。その後お店自慢のタレでも焼いてもらって食べたが、いい肉が使ってあるので、私は塩焼きの方が満足だった。お勘定をして店を出るときに、お店の大将に「いやぁ、よく召し上がりましたねぇ」と言われてしまうほど食べた私達。ビールも瓶で3本飲んだのに、お値段は二人で一万円を切っていたとはなんともリーズナブル。
あれだけ食べちゃったから、翌朝はきっと胃がもたれちゃうかと思ったのだが、やはり良い肉は消化も抜群なのか、翌朝も胃はすこぶる良い具合い。定番になること間違いなしの、いい店を見つけてしまった。