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カテゴリ:雑記
なぜか5時半に目が覚める。メールをチェックしたら先週月曜日から仕事でフィリピンに滞在している友人からメールが来ていた。元気にしているようだ。
マニラの気温がだいたい24℃から29℃で、東京との格差は約20℃くらい。フィリピンへ旅立つ一週間前まで出張していたのがモンゴルのウランバートルで気温はだいたいマイナス30℃前後だから、中一週間のインターバルで約60℃くらいの気温変化を体験していることになるが、そんなことをしても人間の身体というのは平気らしい。 忙しいようだけれど、異文化の中での仕事と生活を楽しんでいる様子もうかがえる。やりたい事に向けて一歩一歩、歩んでるんだなぁと思うと、こちらまで嬉しくなる。背中が見えなくなりそうで、少し心細かったりもするが。 昨日はウランバートルから出してくれた年賀状と、東京へ戻ってから出してくれた北京経由モンゴル出張土産の新聞やら雑誌やらがそれぞれ届いた。おっかしーなー。発送日は1週間以上違うハズなのに、ミシガンに届くのは同じ日とは、モンゴル、やはり地図で見る以上に遠い国ということか。 頼んで持ち帰ってもらった現地の新聞は、モンゴル語のものと英語のものと両方あった。英字新聞は年末の、モンゴル版今年のトップ10ニュースなどが掲載されている日や、相撲のモンゴル人力士の特集記事が掲載されている日のもので、おもしろい。キリル文字で書かれたものは、もちろんさっぱり読めないのだけれど、紙面を眺めているだけでも、デザインや広告の雰囲気、紙面の組まれ方や写真から、モンゴル社会の様子が垣間見える。 行った事のない土地に行く友人にはいつも現地の新聞を持ち帰ってほしいとお願いする。記事の内容を読むだけならインターネットでいくらでも世界中の新聞を見ることができるが、その社会や文化の様子を知るには紙面を見るほうがずっと情報量が多い、と思えて、たとえその言語が読めなくてもおもしろいからだ。 年末に西海岸へ旅行した友人にも新聞を頼んでいたら、L.A.Timesだけでなく、スペイン語の新聞もたくさん持ち帰ってくださり感激。アメリカでも東海岸と西海岸ではまるで別の国のようなものだから、紙面も随分違う。ましてスペイン語新聞など同じ土地のはずなのに、全然違う社会が透けて見えてくるようでおもしろく、未だにしばしばページをくってはいろんな違いを見つけたり考えたりして楽しんでいる。モンゴルの新聞も、これからしばらく楽しめる資料になるだろう。フィリピンの新聞も持って帰ってもらえるように、念を押しとかなくっちゃ(笑) 8時近くになってから朝日が昇り、昨日の雪嵐がウソのような青空が広がった。快晴。ただし放射冷却で気温はマイナス21℃。恐れをなして、夕方まで部屋でぬくぬく勉強に精を出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 24, 2005 11:33:17 PM
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