上海っ子の同級生とランチミーティング。12月に卒業した彼女は、数日中にはミシガンを経って帰国していく。地元の広告代理店での仕事がもう決まっていて、すぐに働き始める予定だとか。

向こうの方が随分若いが、すでに数年の代理店勤務経験のあった彼女とは話しがあって仲が良かった。元気で段取りも頭もいい人で、今日も勢いと切れがあったが、彼女を見ながら、強いと噂の上海女性ってみんなこんなに元気なのかしら、と思ったり。

業界の話、日中の社会通念の相違、女性のキャリアプラン、中国の今後、上海と東京の物価の違い云々、お互いよくしゃべった。盛んに、上海で仕事を探せと巧みなプロモーション。さすがADメジャーの優等生である。

今のところ上海進出の可能性は高いとは言えないが、中国経済の動向からすれば、相方か私のキャリアが将来上海へ向かうことも、あながちないとも言いきれない。「Who knows!」という彼女の声が明るくて心地よかった。とりあえず、彼女を訪ねて上海へ行くのは、そんなに遠いことではないだろう。