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カテゴリ:雑記
よく眠れず、ウトウトしながら朝が来て、しかも早くに目が覚めてしまった。最近多いパターン。極端に能率が落ちるので、思ったように進まず、やり残した考え事や課題が気になって、また眠りにつきにくい、という悪循環をくり返している気がする。
分析ができているなら、その点を割り切って解消すればいいようなものだが、要領の悪さはこういうところに影響するとみえてなかなかうまくまわらない。映画を観に行ったり、パーティに顔を出して気分転換もしてるつもりだが、あまり捗々しい効果はなし。困ったもんである。 一日机に向かって読んでばかりいる中で、ここ1週間ほどささやかに楽しんでいるのが、自家製ヨーグルト。先日友人からヨーグルト菌を貰ったので、それでせっせと増やして毎朝食べるヨーグルトを作っている。 大きな透明のボトルで作っているので、ヨーグルトに足したばかりの牛乳が、だんだんトロトロに変わってヨーグルトになっていく様子を確かめるのがやたらと楽しい。室温でないとうまく菌が増えていかないので、キッチンの食卓の上にボトルを置いているのだが、コーヒーやお茶を淹れにいくたびにボトルを覗き込んだりゆすったりして変化の様子を見ている。そんな私の姿をおもしろがってルームメイトは『それ、Pupaのベビーなんでしょ』とからかっているが。 小中学生時代は科学も化学もほとんど興味がもてず、理科の実験などもこなしている、という感じで、実験によって学科への興味をかきたてられるなんてことはなかった。好きだったのは天文学関係くらいだったものだ。料理やお菓子作りは好きだったが、こちらはより実際的なことにばかり気がいって、なんでベーキングパウダーで膨らむのか、とかバターとはどういう性質のものか、なんてことにはあまり気がいかなかったものだ。 それが、この歳になってからこんな小学生の初歩的化学の実験みたいなことがおもしろいと思うなんて、「遅すぎるよ」と自分に言ってみたりして。時間がないのに単調な生活の中で、なかなか成長の見えない自分に比して、何かが“育っている”ことを実感できるのが嬉しいという面もあるかも。 たとえそれがヨーグルトでも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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