[二胡教室日記]の記事一覧 | 大中国趣味＠二胡まん

ことしの正月ごろのはなし・・・

モンゴル夫人が、マー坊先生にいいました「センセ～わたしたちにお年玉をくださーい♪一曲」その時、夫人が差し出した曲は「夜来香」でした。いつもマー坊先生からシバかれることを忘れて、みんなジ～ンとして聴いています。曲が終わって、マー坊先生はいいました。「初めて弾きました。この曲は、あんまり好きじゃないでス」そ、そうだったんすか、先生。それにしても、初めてでこれだけ弾けるんかい（￣□￣；）！！すごすぎます、マー坊先生。フツーの人が一万回弾きこんでも、これだけ弾けるかどうか・・・

教室見学

いつぞや、珍しく教室見学の人が来ていました。月琴夫人から電話連絡があったついでに聞いてみました。「いつか見学にきてた人、入らないんですかねー？」「ああ、練習風景が恐くて震え上がったんだって～」「・・・あ、そうですか」「とてもじゃないけど、来れないってさ」確かにマー坊先生は、その日、いつもにまして厳しかったような気がしました。もしや、はりきってサービス（￣□￣；）していたのかも・・・いつもよりたくさん厳しくしておりますぅ～（傘クルクル）・・・みたいな。マー坊先生、貴重なお客さんを逃しましたね・・・月琴夫人「先生きびしいけど、もう慣れたなあ～」「ですねえ・・・」マー坊先生の厳しさにはかなりまで慣れてきたので、もちっと二胡にも慣れたいところであります。

８回目つづき・・・ハラがじゃま

マー坊先生のゲキが飛びます「あー、もっと長く弾いて！！」ラジャー！！・・・あり？これ以上先にすすまない？そうか、ハラがぢゃまなんだー（￣□￣；）！！いや、ほんと。弓が先にいかんやんけ！！なのです。まいったなーハラをひっこめてみると・・・あ、弓が最後まで弾ききりますな。今から二胡の練習とともに、ハラをひっこめる練習もくわわりますた。【おまけ】マー坊先生レッスンセリフ集。「手首、手首ィ！！」「リラーックス、リラーックス！！」「はやいっ」「おそいっ」「なんですか、それわ！？」たまーーーーーーーーに。「ＯＫ」「うまいです」【ぽっちゃりとかわいいマー坊先生のイメージ】▼うまそうな大福・・・いやホント旨そうだ！

教室８回のつづき・・・二胡を弾くときの顔

隣の席のモンゴル夫人が、マー坊先生から指摘されていました。「きつそうな顔して弾かない！」げ・・・そうきたか。前に出て一人づつ弾くとき、また追い打ちをかけられていました。「みなさん、モンゴル夫人の顔を見ていてくださーい♪」うう・・・あやうし、モンゴル夫人！それでも、気を取り直して少し照れくさそうにギコギコなさっておりました。顔の表情まで指摘されちゃーかなわんな、と最初は思ったのですが、きつそーな表情は、リラックスしてないとゆーことで、リラックスしてないと、当然よい音は出しにくいワケで・・・ああ、マー坊先生、やっぱりアナタは正しいよ・・・(T-T)と、思ったことでした。【ぽっちゃりとかわいいマー坊先生のイメージ】▼うまそうな大福・・・

８回目・・・玉砕

マー坊先生がまた、わたしのお気に入りの“二胡てふてふ飾り”に目をとめました。そして前回と同じように「なんですか？これわっ！？」にはじまって、本日とうとう「これは要りまセン！」と、お達しが・・・(T-T)平和なぷちトピックもありました。マー坊先生がやっとこさわたしの名前を覚えてくれたのです（半年以上経過　~(＾◇^)/）毎回、なかなか覚えられずに「ええとっっ・・・」とか「はうっ・・・」とか言って、脳味噌回路がツマっている様子を見るのが、ちょっぴり楽しみでもありました。とはいうものの、覚えていただけたのもまた嬉しいものです。わたしの名前は、日本人でも半年ぐらいの期間はよく間違えられるので、マー坊先生もなかなかたいしたものです～。んなことはさておいて、きょうもマー坊先生は鬼のように（？）厳しかったですわい。遠路はるばるやってきて、前のクラスを９０分きたえぬいたた後で、よくあれだけエネルギーが残ってるものです。わたしがあやしいビブラートをかけるのを見逃さず「なんですか、それわっっ！？」あうっ、まだ習ってないし、楽器も少々ゆれるし、マー坊先生にしてみれば「ゴルァ！！何をやっておる！！まだ１００年はやいわ」みたいな感じだったと思われ。自己流でビブラート練習して、へんなクセつけちゃヤバイかもしれませんね。初心者でビブラートをちょっとかけられるようになると、それに頼って上手くなったと大錯覚してしまうと目も当てられません。楽団のマダムヤンも言ってました。「“上手くなったみたい～”って何回もカン違いするのよぉ～♪」そうか。何度もおとずれるカンチガイはお約束なんだな。気を付けねばなりましぇん！！それにしてもマー坊先生の音はすばらしい！！わたしの安二胡で弾いてもです。「どっからそんな音がでるんかい！？」という感じ。ひとたびマー坊先生が弾くと、豊かな音の波が確かに耳元まで届いてくるのですが（これが本物のビブラートよね）、彼の楽器や指先はほとんど動いていません。なぜっ！？どぼちて！？ＷＨＹ！？だんだんと秘伝が明かされる日もこようと、今から楽しみです。でも、ボーッとしてたんじゃ、一生分からないでしょうね。「よく見て、技術を盗むよーに」みたいなことも、おっしゃっていたことがあります。今のわたしがやるべきことは、あやしいビブラートをかけるよりも、ビブラートをかけずに、どれだけ豊かに正確に澄んだ音色で弾けるようになるか、ということだろうなーと思います。余談ですが、わたしは中学の時ピッコロをちょこっとだけ吹いていまして、挫折したことがあります。先生が厳しすぎて、ちょっとしたトラウマになりました。そのころ「あまりピアノに適した指ではない」といわれたのをきっかけに、ピアノもやめてしまいました。でもまあ、ピッコロにせよ、ピアノにせよ、本当に好きで続けたかったら、どんなことがあっても続けたんでしょうけどネそんなこんなで、ずっと音楽から遠ざかっていたのですが（西安でとっても優しい二胡の先生に二ヶ月ばかり習ったものの、帰国後約２０年封印）、そして今また、運命のミューズがわたしをひろってくれたのか（？）目の前に素晴らすぃ～♪きびすぃ～マー坊先生が・・・まさか、人生の帳尻合わせじゃないよなあ～？？（￣□￣；）！！あはは～でも、ほんと不思議です。今度は音楽をやめようとは、髪の毛の先ほども思いません。マー坊先生がどれだけ厳しくても「あー、あたしに見込みがあるから、こんなにもキビスィ～のね♪だいじょうぶ、ついていきますわっ！！」とゆー感じです。いやぁ、めでたしめでたし(*^o^*)二胡に限らず、中国の伝統楽器はわたしの一生のお友達♪の予感がします。さてさて、きょうも「鬼いさん」だったマー坊先生は、練習が終わったらコロッと普通の「お兄さん」に変身～。にこにこ手を振って、駅方面へと消えていくのでした。「マー坊先生、かわいいな」「うん、練習がおわればな」・・・たしかに(^^;)えらい安い【二胡】ちゃんを見つけました▼ミニチュアぢゃ・・・（￣□￣；）！！ないよなあ

二胡のクセ

こないだ楽団の練習にいったとき、前回の二胡教室の話しがでました。「柳琴夫人（勝手に命名~(＾◇^)/　柳琴パートの人だからそのまんま）は、ホメられてたね～♪」そうなんです。マー坊先生がおっしゃってました。「えとねー、柳琴夫人さん、あなたウマくなりますヨー」う、うらやましいど。コラ。「いやー全然音が出なかったのが、出るようになっただけよー」と言ってましたが、いつもきびすぃマー坊先生のお言葉だけに、柳琴夫人はさぞ嬉しかっただろうと思います。かと思えば上のクラスの二胡夫人（これまた二胡パートだからそのまんま）が「先生から、あなたのクセはぜーったい直りません！！って保証されちゃったよ」彼女は、二胡パートの首席奏者みたいな人ですが、もうクセが固まっちゃってとれないんだそうで。つまり、楽団発足当時からマー坊先生に習ったわけではないので、厳しくシバいてくれる人がいなかったのですね。わかりました。好きなだけシバいてください、マー坊先生！！まだ初心者のうちにマー坊色に（なんぢゃそら）染めてください！！と思ったワタシなのでした。独学で二胡っている方も結構いらっしゃるかと思いますが、初めのうちは先生について、徹底的にシバかれることをオススメいたします。ただ、中国人の先生はきびすぃー！！のが当たりマエダのクラッカー（いいわー好きだわ、この昭和レトロＣＭの直球ぶりっ）ぐらいに思っていただいてたほうが、よろしいかと～(^-^)とはいうものの、西安で習った二胡の先生は、チョー優しかったです。わたしは、どちらの先生も大好きですよ～。

７回目つづき「マー坊先生のリアクション」

「もうちょっと前にでて！」イス、ずりずり・・・「ちがーウ！！その前じゃなくて」あー、イスに深く腰掛けんなよってことか。はいはい。マー坊先生（見たかんじ中華料理店の栄養のよさそうな兄ちゃん風）のリアクションはけっこう厳しい。しばらくすると、マー坊先生のケリがはいった。右足が前にですぎ、ということだったらしい。はう～ん(T-T)音階のリズムをまちがったら、「分からないことがあったら聞いてくだサイヨー！！ガンガン弾いちゃだめでスヨー！！」とこっち向いて、元気よく注意しています。以前の練習では、みんなにむかって、「食事がまずくなりますヨー」とおっしゃっておられましただ。マー坊先生、日本にきてあまり間もないのに、なかなか語学をマスターしておられますな。そしてこの日は、別の人が弾く音をきいて、胸をうぐぐ・・・とかきむしっておられました。「うはは、きっついな～」と隣のモンゴル夫人が笑ってました。そんなマー坊先生ですが、だれ一人脱落しておりません。やっぱ、有無をいわさないマー坊先生の実力でしょうなあ。あそうそう、こんなことも。「あー、みなさん。わたしは６時間もかけて福岡からやってきてるんだから、ちょっとでも上手くなってわたしを喜ばせてくださいヨー」~(＾◇^)/あはは～　そうじゃろうて。われわれのクラスの人数は６人。９０分一人３０００円なので、上級クラスの人を合わせても、マー坊先生はそんなに大もうけして帰るわけではありません。ありがとうマー坊先生です。食べてえな、じゅる・・・▼おいしそーな中華料理マー坊先生のイメージ・・・？▼肉まんプレゼント

７回目（胡蝶）

昨年の１１月から７回目の二胡教室です（５月が抜けちゃいましたんで）。２ヶ月ぶりに会うマー坊先生（わたしが密かにつけた老師のあだなです～♪）は、いつものごとく、明るく厳しく元気です。チューニングの時さっそくわたしの二胡を見て、あぁ？という（￣□￣？）けげんそうな顔をされました。「なんですかこれはっっ？」と２度ばかり尋ねられ、わたしはか細い声で答えました。「胡蝶（フーディエ）・・・」そうです。ウェイウェイウーさんがつけてた二胡のチョウチョがステキだったので、それをヒントにチョウチョの飾りのループタイをグルグル巻きにして、二胡に取りつけていたのです。マー坊先生は、少し脱力したような苦笑いをしています。「これ、回りませんよ」「あ、大丈夫です（グリグリ）」マー坊先生には、飾り、とかオシャレとか、かわいい、とかいうニュアンスはさっぱり伝わらなかったようです。二胡に不審なもの（？）がついていると、だまっちゃおれないタイプとみました。そういやあ以前、だれかが、お花のシールを指使いの目印にはってあったのを「なんですか？これは？」と厳しく（とまでは言わないが）追求していたような・・・そんなマー坊先生は、若くてぽっちゃりしています。食べ物にたとえれば、肉まん系統でしょうか。もしライオンが二胡教室に入ってきたら、先生は真っ先に食われると思います。「こいつは二胡が上手いから後で弾いてもらおう」なんて配慮はしないでしょうからなー・・・マー坊先生のリアクションはとてもキツイところがあります。ちょっと気が弱い人だったらついていけないかも～。あはは。でも、声がでかくて、何を考えているのかとても分かりやすくて、不思議と愛嬌があるマー坊先生に会えるのが、いつしか楽しみになりました。「わび・さび」の感じから対極にあるよなマー坊先生・・・だがしかし。マー坊先生が「音階」を弾くだけで、胸がジーンとします。（げ、音階だけでこんなに感激してええのんか（￣□￣；）！？）と思うんだけど、やられてしまいます。うう・・・近づきたい。その音の秘密を知りたい！！かくして、８回目のレッスンにむけ、がんばろうぞと思うワタシでした。現在は小指の指使いをならっているあたりです。【ウェイウェイ・ウー】▼【肉まん】▼