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Pussy Cat Sophie (子猫ソフィの猫物語)その他

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2009.03.01
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昨年(2008年)のことである。
私は腎ネフローゼが再発して、遂に12リットルの水が身体に溜まり
(=浮腫という。最終的にはおそらく16リットル溜まっていた)、
夜、救急車で某病院に緊急入院した。

しかし、本人は元気そのもの。
いつも、どんなに具合が悪くても元気なので、タクシーで病院の外来に行っても、
必ずタクシーの運転手さんに、外来患者ではなく、見舞い客と間違われる私である。
 

今回は救急車で駆けつけた!
「命に別状がない状態」で救急車に乗れる機会などそうはない。
救急車は無料の上、皆様、最優先してくださる。
病人の身にはちょっと揺れがきつかったが、
病気でなければ、救急車は最高の乗り物なのだ・・・・

ただし、「命に別状がない状態」だと思っていたのは本人だけで、
周りはそうは思っていなかったようだ。

しかし、かなり身体に水が溜まっていたものの、
ベッドで上半身を上に下半身を下にして、重力を利用して足に水を溜め、
なるべく肺や頭に水が溜まらないようにしていたので、
12リットルの浮腫でも、
本人はとりあえず命に別状はないと思っていた。
(その代わり、足やお腹がお相撲さんよりパンパンに膨れるけど、死ぬよりマシ・・・!)

もちろん、当然生きて帰って来るつもりの私にとっては、
これは救急車に乗る「またとない機会!」である。
それで、大喜びで緊急隊員の方に、興味津々であれこれ質問した。
「これは何ですか?」
「酸素ボンベです」
「あれは何ですか?」
「点滴用のフックです」などなど、

しかも、妊婦さんのように、お腹が水で膨れ上がっていたことから、
遂に緊急隊員の方 曰く、
「妊婦さんですか(=破水寸前で僕ら緊急隊員を呼んだ?その割には元気だな???)」

健康保険証の生年月日を見て、
「○○歳ですか?」と10歳若い数値を聞いてくれたので、これまた大喜び!
(わざと計算を間違えてくれたのかな?笑)

「何てお優しい緊急隊員さんなの!」と、
るんるん気分で病院に到着し、血液検査その他の検査をしていただいた。
緊急外来で明るく軽口も交わし、
お腹が空いたので、売店に食べ物と野菜ジュースを買いに行って、
「これ塩分が多い」だの、
「包装で中身が見えない詐欺商法~」だの、(←中身が超少なかった!)
文句たらたら言いながら、もぐもぐしっかり食べた。

しかし、検査結果が出ると、なぜか家族・親戚の連絡先を聞かれた。
翌日のお医者様方の雰囲気は、
病院到着時とはうって変わって、「どよ~~~~ん」と暗かった。

何と血中たんぱく質のアルブミンが、
「ほとんど死にかけ~♪」を表す「計測不能の1以下」だったのだ。
つまり、計器で計測できないほど低い数値である。
死んでいてもおかしくはない。
しかも、肺水腫を併発していた。

どうも「これはもう助からない。臨終の場に間に合うように・・・」と判断され、
家族・親戚の連絡先を聞かれたらしいのだった。
しかし、アルブミンが「計測不能の1以下」だろうが何だろうが、
何が何でも助かるつもりの私は、一人明るかった・・・

だって・・・
どんなに数値が悪くても、
周りの予想通り、そう簡単に死ぬわけにはいかないですよね?





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Last updated  2009.03.08 17:09:29
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