教師の『質』
桜宮高校のバスケ部員が、教師からの体罰で自殺した事件。これを皮切りに全国でちらほらと体罰に関するニュースが連日報道されています。誰かの命がなくなれば、しばらくのうちはこうやってどんどん似たようなケースが報道されるんですよね。みんな関心があるから。体罰なんてものは、昔からあるものなのに。まぁ最も、体罰をするのが当選と思っているのが問題ですね。一番安直な解決策じゃないですか、体罰でわからせるのって。体に直接教え込ませるのが、簡単で分からせやすくて、なにより恐怖で支配させることができますからね。そうやって簡単な方法で解決しようとする時点で、その教師は質が悪い、言うなれば頭が悪いんじゃないでしょうか。ウチの中学校にもいましたよ、ひどいのが。国語の先生なんですけど、宿題を忘れたら殴るのは当たり前。漢字の小テストで低得点の生徒には書き取りの練習をさせるのですが、エスカレートすると一つにつき200回ぐらい書かせたりとか。もちろんそのぶん、勉強に時間を割くことはできないからまた低い点しかとれないし、期限までに出さなければ殴られるし。教室のみんなの見てる前で体罰をすることはよくあったし・・・一番ひどかったのは、中間テスト開始前に教室にいきなりやってきて、「今日は俺の機嫌が悪いから、解答欄に空欄作ったやつは呼び出して殴るからな」と言って教室を後にし、空欄を作ってしまったら当然その通りに・・・まぁ、同級生の一人が授業をボイコットしたおかげで大問題になったようですけどね。あ、話が逸れた(笑)とにかく、その先生には絶対逆らえなかったわけですよ。怖くて怖くて。一種の体験談ですかね。相手の受け止め方にもよりますけど、やはり基本的に体罰はやっちゃダメですよ。教師は恐怖の対象になってはいけません。そんなもん、生徒のためになんて絶対にならないですよ。信頼されてこその教師じゃないでしょうか?