読解(物語)
tomoがしている読解(物語文)の問題が難しい。問題が難しいというより、それ以前に題材となっている文章そのものが、精神年齢的におませなもので、とても2年生には理解し難い内容だ。主人公が自分を向上したいとか、周りからよく思われるために努力するとか、「躍動感」なんて言葉が出てきたって想像出来ないよなぁって感じ。設問も、引かれた線の近くに答えがあることは少なく、大抵話の流れが読めてないとどこに答えがあるのか気がつきにくい構成。設問の配置も、答えとなる文章の下とかにはなく、離れたところにあったりする。本当にきっちり読み込んで流れをつかまないと、答えが選択意外白紙ということに。確かにtomoの精神能力と比較して、まだ背伸びしたものなんだと思う。だけど、じゃあ本人の能力にあったもので終始してしまっていていいのか?ということもある。以前の通信も1年早めにやって国語は難しいこともあった。しかし、結果として読む技術が向上し、最後はほとんど正解出来るようになった。第一、受験のその時期に、あのおませな文章たち相手に、男子が成長しているとはとても思えない。じゃあどうするか、となると、多少背伸びした文章にでもトライさせ、自分には理解できない文章でも論理的に読み解いていくという訓練をしたほうが実践的ではないか?女子のレベルで感覚的に読めるようになることを待っているわけにいかない。とにかく男の子達は今だって何にしろ女友達より非常に幼く感じることが多い。そんなこんなで、日々、新たな教材との付き合い方を模索中。どう教えるかが、また難しい。