家中にあるメモ帳
私はtomoが本当に小さいときから、所謂赤ちゃん言葉とか、小さい子にもわかる言葉とかを使ってこなかった。わかってないなと思うとそれについて説明するということは多々あるが、あくまでも会話は大人と話す言葉と同じもの。これはそもそも私が子どもが苦手だった(イヤ、今でもそうなのだが)というのもある。面倒なのだ。話していると大抵tomoが知らない熟語を使っているから「それ何?」ということになる。そして、その漢字を、言葉でいってわかっていそうならそれで終わりだし、全然浮かんでなさそうだったらその辺の紙に書くことになる。一人っ子のせいなのか知らないが、tomoは家中どこへでもついてくる。ちっとは一人で一人っ子らしく何かやってなよ、と思うが全くその気配なし。静かなのは本読んでるか、ブロックやってるときくらい。いつもいつも何か話し掛けてくる。その度に何か書くことになる。そういうわけで、家中にメモ帳が配置されることになってしまった。ないのはお風呂場くらいか。湯気で鏡にかけるからね。トイレにだってある。トイレでtomoはなにやら書いて、クイズをつくってもってくる。ネタはもっぱら公文のなぜなぜカレンダーから。もともとは忘れたくないメモを思い出したときに書きたかったのでおいてあったんだけど。去年の秋だったか、忙しさが限界を超えた時期があって覚えていられなかったのよね。言葉を話すとき、頭に自然に漢字を浮かべていることはないだろうか?わからない言葉は浮かんでこないはず。だから紙に書いて視覚で理解させる、ということをなんとなく私はtomoにやってきたようだ。そして、その息子は今、話をして相手がわからないと紙に書いてエラソーに説明する子どもになってしまった(爆)