ノアはどこに向かおうとしているのか・・・?
「小橋、解雇へ――。」 東スポWebにこんな衝撃的な見出しが・・・ さらに「 秋山準(43)、潮崎豪(30)ら主力5選手が11月30日までに、来年1月からの所属契約を結ばない意思を、団体側に伝えていたことが判明」 久々のプロレスネタがこの報道についてというのは、少々つらいものがありますが・・・ 小橋はひざやひじの故障で、ここのところ定期的に参戦できていない。だから専属契約を結ばないというのは、経営者の判断としては間違っていないとは思う。 でも、小橋建太と言えば、みなぎる闘争心で数々の名勝負を生み出した名レスラー。この名レスラーの首をあっさり切るとは、ノアって、いつからこんなにビジネスライクな団体になってしまったんだろうか。 確か以前にも、所属レスラーの大量解雇がありましたよね。泉田、佐野、志賀、菊池、本田、斉藤等々が一斉に専属契約を解除されたあの時。 ただその時と違うのは、今回は5人が専属契約を更新しない旨を会社に伝えたこと。しかも主力選手(秋山、潮崎、青木、鼓太郎、金丸)である。 本当のところはどうなんだろうと、「週プロモバイル」にてニュースをチェック。 田上社長の記者会見の模様がアップされていましたが、内容は予想通り。小橋は解雇したという事実はなく、秋山ら5人についても、契約を今年いっぱいにしてくれとは言われたが、現在慰留交渉中とのこと。 もうこれは当事者である6人の言い分を聞くしか無いでしょう。ノアの中で何が起こっているのか。秋山は以前、タッグパートナーだった斉藤彰俊の所属契約が解除された時、経営側に対する不信感を露わにしていましたし(しかもチャンピオンタッグだった!)、丸藤が進める対抗戦路線に潮崎が不快感を示したなど、ここのところ、上と現場の方向性や意識の「ズレ」が顕著になってきているような気がします。 もちろん選手は頑張ってます。三沢さんが築いたノアを自分たちの手で再び盛り上げる。やり方は違えど、同じ気持ちでリングで戦っているはずです。 とにかく真実が知りたい。なぜこのような事態になったのか。 一プロレスファンとして、ノアがこのまま衰退していくのだけは、見たくありませんから。