子供はいないが子持山
今日は群馬県の子持山に登ってきました。標高1,296mなので高山ではないけれど、低山というにはちょっと高い、ビミョーな山です(^_^;そのビミョーさのせいで登った事がなかったのですが、トレーニングを兼ねてヒザの回復具合を計るには、逆に都合がよいというワケ。先週の二子山よりちょっとキツい、という感じでしょうか。天気がちょっと心配でしたが、久しぶりに雨の行軍もまたヨシ。いや良くはないか。あまりに悪かったら引き返せばいいし。というワケで、連休の混雑を恐れて朝もはよから関越道へ。天気はやはりぐずつき気味で、群馬に入ったらパラパラ降りだす始末。う~ん、やはりシクったか。。と思いつつも、登山口に着いたころには雲に切れ間も見えてきました。うむうむ、これなら十分充分。それにしても駐車場には私の車一台きり。そんなにマイナーな山なんだっけ?一等三角点がある山なのになあ。さて、と身支度をしてじわっと歩き始めると、なんというか、とても歩きやすい山道でした。適度な広さに適度な勾配。もちろん場所によって広さやキツさに差はありますが、それがアクセントになって退屈せず、全体的にとても楽しい山登りになりました。いやぁ、いいではないか子持山。山頂はそれほど広くはないけれど、人もいないのでゆっくりするには丁度いい塩梅です。東側には裾野にひろがる畑と渋川の町並みが、悠然と広がっています。そうそう、いつのまにか天気も絶好に回復。素晴らし~。西側には榛名山。群馬には山がたくさんあって羨ますい~。さて、山頂でおにぎりを食べていると、そばの岩の上でトカゲが2匹、出迎えてくれました。ジミな茶色のトカゲは荒川周辺でもよく見かけますが、この種類のトカゲは随分久しぶりに見ました。キラキラツヤツヤと、なんとも可愛いコンビです。右上の方が随分貫禄あるので、もしかしてここのボスかも。でも実は、あんまり大きくなると岩を蹴飛ばしたりして危険なんですよ。←それはトカゲロンさて、ご飯も食べて一休みしたので下山、ということにしたのですが、今回私は2つのミスをやらかしました。まぁ、ミスといっても大したことはないのですが。一つは周回コースを予定とは逆周りに登ってしまったこと。登山口を間違えたワケです。周回するのでどっちでもいいのですが、ちょっと注意力が散漫でした。もう一つは途中で折りたたみのシート(尻にひくやつ)を忘れてしまったこと。休憩した時に、そのまま置いてきてしまったのです。なんちゅう間抜けな。このあたり、カンが戻ってないというか、身体能力以外に山でなすベキ行動ができていないということです。なので、このシートを回収するために、周回コースの予定が山頂往復コースになってしまいました。まったくもー。俺のバカ。まあ、こういうアクシデントが起きるのも山。そうなのか?そういうことにしておきましょう。そんなこんなで、とても有意義な山登りでした。とても手頃な山なので、これからはちょくちょく登ろうと思います。さて、来週はどこへ行こうかな~。