あと何年生きるのか?
同僚から「あと、何年生きるのか?」という質問を受けた。彼は65歳、大腸ガンの経験者である。病気は克服した。元気である。 私が「そうだな~、あと、2、3年かな~」と、心臓の持病があるから、いつ、ポックリいっても不思議ではない。 彼は持ち家だが、土地は借りていた。最近、その土地を購入したという。坪100万弱で約50坪、5000千万円の買い物のはずが、1割の500万だと言う。 理由はその所有者が亡くなって、弁護人が管理人となり、何とか処分の対象で・・・。と、弁護士からの連絡で、最初は購入する気がなかったのだが、自分が買わないと隣の偏屈オヤジが購入することになって、「あのオヤジに地代を払いたくない」と10年ローンを組んだのだと言う。 全部で利子とか手数料で700万、月7万弱の支払いになる。 「で、さあ、75歳までかかるんだ」という。 次の日、私は彼に「俺もあと、10年生きることにしたよ、まあ、お付き合いだ」と。 で、イタリア語の辞書を買ってきて、ダンテの神曲を読もうと思っている。