文化面で良かった事
上海で陳氏太極拳を指導する養芯会より。講師塚本の回顧碌です。と、さてさて。ハッキリ申し上げて、私にとって上海は物足りない。・・・・贅沢言うなら出ていけ~と言われそうです。ですが、上海の便利すぎる環境の一方、伝統文化の薫りの弱さが寂しいのです。河南を訪れた人ならわかると思いますが、何しろ 中国 です。河南地方、古くは “中原”と呼ばれ、中でも洛陽は中国文化の中核をなす河洛文化が生まれたところ。最近の若いのは別にして、土地の爺さん婆さんはそれを誇りに生きています。従って、伝統文化として 歌舞音曲 書画これらに造詣の深い一般人から、国家Aクラスの芸術家まで、まあ、ゴロゴロしているわけです。そうは言っても、素人さんで外国人がノウノウと入り込める世界では無い。・・・・・のですが、私の場合は違った。先ず、学校の先生をやっていた事。次に、陳氏太極拳の伝人の元で練習していた事。学校の先生であれば、文化人と繋がりやすい。伝人(免許皆伝者)であり、地元の名士とつながりのある師父の庇護の元です。それはそれは、様々な芸術家さんに巡り合いました。私は特に書画に特化して付き合いが有ったので、王鉄中、王韻霞、等等の名士とのお付き合いがありました。当然ながら、師父の周りには有名な武術家さんが遊びに来ます。日本の雑誌に何度か取り上げられた先生方が遊びに来て、私も師父の名を借りて気軽に交流していました。これを、虎の威を借る狐 と言います。でも、いいのです。良い経験になりましたし、今も大切な友人達です。教室へのお問合わせや現状については養芯会HPまでご連絡ください。先週まで2週間の海外出張で、ブログの更新が遅れました。・・・・・・出張が無くても遅れていますが・・・・・ 最近、閲覧数が自然に増えている様なので、頑張って更新してみます!!