洛陽到着、端末ダウン、大雨、渋滞等等
上海浦東で陳氏太極拳を教えている、浦東太極拳教室より。合宿レポート。と言っても私は生徒さん達の合宿ツアーとは別行動ですので、私は私の鄭州から洛陽への移動について。御昼の汽車に乗って、4時半ごろついたのです。その後、直ぐに切符を買おうと並んだのですが・・・・・・端末が故障したらしく、私が並んだ列が立ち往生です。結局切符の購入に1時間も待たされました。システム・・・・と言うのは末端の端末からオペレーションに至るまで一貫した意志と意匠で構築されて始めて機能すると思うのですが・・・・・・やはり、海賊版のOSを使い、模倣を繰り返して表面上での新しさをPRした結果なのでしょうか?端末自体がカラーになって、カウンターには液晶の薄型テレビでコマーシャルが流れていますが購入に対しての不便さは10年前から全く変わっていません。苦笑してしまいました。私は元々、中国ってこんな感じで、サービスとかそう言うのは、誰かが準備してくれないと享受できないし、その為にはお金を用意しないといけないと経験しています。逆に、お金を持ってサービスを享受し続けるとこの国の本当の姿、強さや弱点、楽しい所や辛い所が見えないと思うのです。さて、普段、何でも私にやってもらっているカミサンは「なんでこんなに並ばないとイカンのだ! しかも暑いよー」と、とても不機嫌です。でも、私は不便な状態が普通で、色々起きてしまうのが中国なのでこれも楽しまないとイカンな~と思っていました。別に、これで仕事が無くなったり、命に関わる事にはならないので。・・・・・・でも、こう言うシステムだから、あんな大惨事が起きてしまったのかな、と思うと、今後もとても怖いです。街中の様々な所にそう言う危険が潜んでいると言う事ですから。さて、そう言う事もありますが、ここで生きるには逞しく無いといけません。切符を買うと突然のスコールです。運転手さんに今日と明日の天気を聞くと、明日は曇り。今晩は雹が降るそうです。運転手さんと、ここ数年の洛陽の変転を伺いました。「いやさ、立て壊して、立て直して、ドンドン新しい商業ビルやマンシ ョンが立っていくよ。以前は遊ぶところも少なかったけどさあ、今じゃ 夜のネオンが凄いよ。」「何だって?俺がいたころは、夜9時には殆どの店が閉まって・・・・」といった話やら、冗談を言い合っているうちに、カミサンは「自分の旦那の中国語は洛陽訛りだ・・・・・・」と、思ったそうです。そりゃそうですよ。ここで仕事をしながら太極拳の練習をし、身体を養って伝人になったのですから。・・・・・雑談で盛り上がりましたが、問題は大雨での大渋滞です。道が川になってしまい、何だか水浴びをしている子供もいる始末。カミサンは親せきの家に行く時間が決まっていた為、とても焦っています。普段なら15分で着く距離が、1時間半もかかりました。私はこう言う事もなれっこですが、カミサンは外地に出て、自分でそう言う状況を直接体験するのはあまり無いらしく、もうグッタリ。何だか、日中が逆転した感じです。ですが、親戚の家の近くで、小母さんを見つけた瞬間、一息で元気になりました。親戚の家は中国漢方では地元でも有名なお医者さんで、一家全員御医者さんなのです。ご飯を食べて、夜、私は師父の元へ挨拶に行きました。師父は洛陽の九龍鼎の近くのホテルに、フランスの学生達と一緒に仮の居をとっていました。2年ぶりの御挨拶をして、この度の合同合宿のお祝いをお渡しし、雑談。私と師父の雑談=太極拳の技術の話なので、フランスの学生もちらちらやってきます。会話は当然ながら中国語ですが。さて、次回は洛陽合同合宿初日についてです。浦東太極拳教室へのお問い合わせは浦東太極拳教室へメールをお願いします。また、もう一つのブログもご参考にどうぞ。太極拳の練習の事とかも書いてます。