入門した頃のこと
このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳教室をしている私、通称:暗黒寺のブログです。今日の内容も、9年前に陳氏太極拳に出会った、洛陽でのお話の続きです。・・・・・・・・・・@どうやら、中国の太極拳人物名鑑に乗ったみたいです。すげーっ・・・・と、思いつつ私の如き若輩が申し訳ないですね。実は私、当時としてはカナリ飛び級的に傳人になりました。普通、10年くらい練習して、武力がついて初めて傳人です。当時の私、当然ながらまだまだです。しかも、その間に人物を徹底的に見られるらしいです。私の場合、当時の洛陽での教師生活の中、単独で様々な生徒達の問題を解決してきた実績や、自称まじめな練習態度そして、太極拳の養生技術を実践する事で病気を克服した!と言う幾つかの特異な状況から師父や師父の周囲の先輩達がコイツは武力はまだ身についていないが、見ていて人間まともだし、練習もこのまま続けるだろうから、武力は追って身に着けさせよう!と、言う事になったそうで・・・・・・その時、入門・拝師の儀を行う兄弟子達に交じって入門となりました。話を貰った時、責任取るのが嫌だったので、速効断ったのですが、ある兄弟子の説得で受ける事となりました。写真は、入門儀式で陳溝家に行き、偉い人達の集まるなかで免状を貰っている私です。ちょっと緊張しました。今も、私の様な若輩が入門弟子とは非常に身が引き締まります。中国での入門と言うのは初心者と言う意味ではなく、「一門の仲間である」と、言う意味で、日本の剣術で言う目録というか、看板を頂いた様なものです。師父たちの期待にはまだ答えられていませんが、勿論、今も練習を続けています。昔に比べて、進歩しているはず!!と、言うのは当然ですね。あれからもう7年くらいでしょうか。ちなみに、入門儀式の数日後、再度、兄弟子や師父と、免状を貰うゴッコをした写真。のどかでしょう。兄弟ブログ浦東太極拳教室より別のアプローチで太極拳全般と言うか、太極拳に興味が出始めた人向けに書いてます。練習の時の気持のありようなど、参考になればと思います。