板橋区のパン屋さんで パセリ
年始の話なので、少し時間が経ってしまいましたが。年明け、3が日が過ぎたころ、日ごろお世話になっている方(Boss)の御紹介で板橋区にあるパン屋さんに連れて行ってもらいました。以前から『うまいパン屋があるんだ!』と、言われていたのですが・・・・・お店は高島平にある、パセリ。最初にお断りしておきますが、カメラを持って行ったのに、パン食べるだけ食べて、写真を撮り忘れました。従いまして、写真はネット上にあった写真を転載してます。ゴメンナサイ。私の親戚・親族でレストランの経営者さんやら高級ホテルのコックさんやらが沢山いまして、ついでに私の姉はパンの先生らしいです。美食一家なのです。・・・・大げさでした。平たく言うと料理が趣味の人が多いので、必然的に私も料理はします。ですが、パンは作りません。 ごはん党なので。もっぱら買う側です。話が脱線しましたが、そのお店・パセリに行ってきました。http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132205/13047987/何でも、千葉の名店で修行を積んだ店長が、思考錯誤を重ねて千葉の御師匠さん達の味を作り出した!と言う事の様です。千葉のお店だと、石窯でパンを焼きますが、普通のお店では石窯を使う事は出来ません。そこを創意工夫で・・・・・・の様です。さて、パンを3種類買いました。Bossとはんぶんこして頂きましたが、こりゃウマイ。同種のパンを別のお店で食べた事が有るのですが、まったく別物です。例えば、ソーセージのパンですと、パンの歯ごたえはありますが、決して堅いわけでありません。噛むと段々口の中で溶けて行きます。喉越しも良いです。3種類のパン、全てパンの歯ごたえから違う感じです。仕掛(しかかり・作業途中)のパンについても、『このままにしておくと、この種類のパンは可哀そうですからねー』と言って特別環境にしている置き場に移動させたり、そりゃ心こもっています。すなわち美味しい。出来あがった!美味しそう~・・・・と思っていたパンにも『特性オイルを塗ると更に美味しいのですよ』と、スタッフの方が。何だか、童話や教育テレビの人形劇に出てくる理想的なパン屋さんのイメージです。最近だと、より安く、手軽に、ってのがもてはやされてしまい、こう言った手のかかる、心のこもった商品とか、サービスについて光が当たらなくなってきた様な気がします。イトーヨーカドーさんにも卸しているそうですが、是非、パセリの業を味わっていただければと思います。さて、何でも、近所の高校の給食売店での採用が決定となったとか。・・・注意しないと量産品、工業品ばかりを手にしてしまう学生時代。私の学生時代はカップラーメンと蟹パン(注・カニの形をしているだけ)焼きそばパン等の、味気ない間食ばかり。今では良い思い出ではありますが、それにしたって、味気ないです。でも、もしですよ、母校の食堂に一流の味があって、それを体験できていたら、大人になって心に残るものはとても素晴らしいものだと思うのです。何しろ、『もっと安いものを見つけた』 ではなく、『もっと良いものを見つけた』と言う気持ちが大事だと思うのです。良いものを見つける、楽しむには先ず良いものに触れていないといけないと思うのです。もちろん、量産品が悪いとは言いません。でも、手のかかったものを体験した人が携わる量産品にはきっとまた、心がこもると思うのです。ぶっちゃけ、職人技にせよ、手を掛け心を込めたら、断然日本の商品は素晴らしいのです。価格勝負、量勝負の世界とは違います。新年早々美味しいものと出会えて幸せ。実家で皆で食べようと思った食パンですが、知らない間に親戚一同に食べられちゃってました。むねんー