交通事故
出張から帰って、俺はカンスケを連れて散歩がてら近所の市場で買い物。で。カミさんが帰る前に、カミさん好物のナスとインゲンの味噌炒めの準備。を、していると、カミさん、帰って来ました。『ねぇねぇ、ちょっと聞いてよ、帰りにそこの交差点で、左折待ちを していたら、若いこのホンダがぶつかってきて、タイヘンだったの~』『ああ??で、どうだったの?怪我は??』『うん、大丈夫。でも、彼、カワイソウなの。買って二日後、保険が機能 するのが明日からなんだって。車も最新型よ。 でも、運転技術が無いみたい。馬鹿よねぇ・・・・カワイソウ。』『免許取立てなんだろ?馬鹿馬鹿言うなよ!!』と。どうも、今回、3台並んだ左折の車の真ん中にいたカミさんが被害にあったらしい。『まったく、修理代は向こうの保険でもらえるけど、面倒になったよ』どうも、被害者への保険は出るらしく、それは助かった。ついでに、怪我も無いし。どうも、そのアンチャン、やはり動揺して、交差点に車を置いて、保険屋さんが来るのを待っているそうで。車も動かせないので中で待機中とか。で、電話が来て、一緒に下に下りてみると・・・・・保険会社の担当者しかいない。何でも、保険屋さんに任せて、家に帰ったそうだ。何だとーーーー!!!!と、頭に来た。もし、保険屋さんが査定に認めを出さないとか出たらどうする??大体、誠意ってもんが無い。ぶつけといて、まだワビも入れてない。で、車の破損状況を見て、ちょっとビックリ。車の斜め横に対して、ゴツンといったのではなく、車の側面から斜め後ろまでを擦られた状態。へこみ、ペイントの剥がれ。要するに、ハンドルを切ったので、大事に至らなかったのですが、もうちょっとで横腹に激突、カミさんも怪我しているところだったわけで。オレの心の中で、ゴングがなりました。『おい、今すぐ、電話掛けろっ!!そいつの番号、わかってんだろっ!!!』で、『おい、にいちゃん。おめー、オレのカミさんの車にぶつけたろう。 何で今、テメーがここにいないんだよっ!!!』『いえ、保険屋さんにまかせたので・・・・』『てめぇの事故で、代理人に任せるだけってドウイウコトだ?? 代理人が代理をやめたら、てめえの責任も無くなんのか? ワビも入れずにトンズラこいて、このやろう。今すぐ来い!! おめぇが来ないなら、探し出して、こっちから行ってやるぞっ!! 職場だろうが逃がしゃしねーぞっ!!!』と、極力冷静にまくし立てたら、カミさんに電話を取られ、『あんた、どこに来いって言わなきゃ、これないじゃない。まったく』・・・・・と、冷静に相手方と対応。待つ事30分。27歳で良い車に乗って、ぶつかってもバックレる様な奴なので、さて、どうしてくれよう・・・・・と、思ったら、真面目そうなお兄ちゃんが、もう、恐縮しまくってやってきて、こっちも恐縮。やばいっ!!半分、おどしちゃったよぉ~と、思いましたが、こっちはカミさんが大怪我するところだったので。それに、彼が来たとき、緊張しているだろうからスプライトを買って準備してあげていたので、まあ、問題なし。その後は、意外と順調に話し合いも進み、30分も掛からずに終了。カミさんが一言。『かわいそうに』って、おいっ!!!冷静に考えると、事故ってんのに、何でお前は冷静なんだ????と、改めて、新妻の胆力に戦慄を覚えました。