[五行歌・・・。]の記事一覧 | 健康と豊かな生活、便利グﾂズを紹介します

もし、二つあれば・・・

　　　　もし、二つあれば一つあげる　　　　もし、一つなら半分ね　　　　心も分けてあげたい　　　　気持ちはもちろん　　　　全部あげる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風誘う　　　　　　　　　花の季節は　　　　　　　　　過ぎ行きて　　　　　　　　　ススキと戯る　　　　　　　　　我が心に似て　　　　　　　　　　　　　狂ったように　　　　　　　　　　　　　夏色を浴びた　　　　　　　　　　　　　真紅の葉が　　　　　　　　　　　　　ショーウインドウに　　　　　　　　　　　　　秋服と並んで　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

October 13, 2005

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残り火・・・

　　　　　　　　　　夜空に舞う花火の　　　　　　　　　　　星屑となりし残り火を　　　　　　　　　　輝きの目で幼子は　　　　　　　　　　手を差し延べて　　　　　　　　　　ひたすら空をすくいて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

August 28, 2005

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百日紅・・・

　　　　　　　　　　　　　北の街を走り抜けた　　　　　　　　　　　　　百日紅の並木道　　　　　　　　　　　　　花のひらを食い入るように　　　　　　　　　　　　　見つめたレースの花びら　　　　　　　　　　　　　嫁いだ日の記憶の旅路　　　　

August 9, 2005

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朝陽・・・

　　　　　　　　射し込んだ朝陽　　　　　　　　眩しさが沁みる　　　　　　　　心にも沁みる　　　　　　　　明るさと暖かさ　　　　　　　　身に余る今朝の優しさ　　　　

August 4, 2005

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映画館の・・・

　　　　　　　　　　さいはての地に　　　　　　　　　　来たように　　　　　　　　　　恐る恐る座った　　　　　　　　　　一人の　　　　　　　　　　映画館の後部席

August 1, 2005

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心のひだ・・・

　　　　　　　　　　　　　　　今朝、思い切りの　　　　　　　　　　　　　　　心のひだを洗濯し　　　　　　　　　　　　　　　真夏の太陽に干した　　　　　　　　　　　　　　　要らぬ電話も　　　　　　　　　　　　　　　マナーモードのままに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バーバ、行かないで！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜中に触る胸と腕　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子は確かめて眠り入る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　動けない体は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子の安定剤

July 29, 2005

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両手を・・・

　　　　　　　　　　　　　　両手を握って頭に載せて　　　　　　　　　　　　　　熊さんになりきり　　　　　　　　　　　　　　両手を開いてウサギと言う　　　　　　　　　　　　　　婆ばになりきり　　　　　　　　　　　　　　子を抱きしめた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　与論島からの　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　土産のカップ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空色と海色と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　島の香りと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　希望の色合いが

July 27, 2005

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ポケット・・・

　　　　　　　　　　　　　　　微かに聞こえた　　　　　　　　　　　　　　　幽玄の鐘の音　　　　　　　　　　　　　　　明け方の知らせ　　　　　　　　　　　　　　　生活の香りと　　　　　　　　　　　　　　　動き出した命の鼓動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポケットに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　残しておいた夢の事　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠ざかる誓った決心　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日々の目先と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ありふれた現状

July 26, 2005

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今朝の花・・・.

　　　　　　　　　　ひっそりと壁に掛けられた神秘なブルー　　　　　　　　　珈琲の香り漂う一隅をてらしている。　　　　　　　　　セピアに同和して　　　　　　　　　決して自己主張しない　　　　　　　　　透きとおった魅力　　　　　　　　　

July 23, 2005

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熱の華・・・

　　　　　　　　　　　　　　　熱の華　　　　　　　　　　　　　　　声も出せずに　　　　　　　　　　　　　　　口をつぐむ　　　　　　　　　　　　　　　携帯メールに　　　　　　　　　　　　　　　全神経を注いで　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　未亡人と言われて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう、女は捨てようと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ズボンに履き替えた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　口紅さしてる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あー、まだ捨てられない

July 21, 2005

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都会の夜・・・

　　　　　　　　　　　　　　　深閑とした　　　　　　　　　　　　　　　都会の夜に　　　　　　　　　　　　　　　響き渡る　　　　　　　　　　　　　　　時計の音と　　　　　　　　　　　　　　　幼子の寝息が　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　燃えるような　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼けの色に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　心を重ねるひと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葉から零れる朝露や　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　可憐な小鳥の鳴き声にも

July 20, 2005

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かあさま・・・

　　　　　　　　　　かあさまは　　　　　　　　　　「おんな」を置いて　　　　　　　　　　介護に身をまかす　　　　　　　　　　「私の人生はこんなもんだったのかねえ」　　　　　　　　　　一言が堪える　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宝くじを買うように　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　行きずりの神社で　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お札を買った　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幸せが当たりますように　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　重荷も一つ消えますように　　　　　　　　　　　　　

July 19, 2005

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夏のにおい・・

　　　　　　　　　　　屋台の水風船　　　　　　　　　　　伸びた朝顔の芽　　　　　　　　　　　木陰で涼む母と子　　　　　　　　　　　通り過ぎるゆかたの若者　　　　　　　　　　　夏のにおいの町並み　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　悲しいほどに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その子は言う　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私のお母さんになって！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　窮する言葉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　抱きしめる床の中

July 15, 2005

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花占い・・・・

　　　　　　　　　　　　ネオン浴びた　　　　　　　　　　　　都会の夜は白々として　　　　　　　　　　　　花屋の娘、化粧して　　　　　　　　　　　　恋の行方に　　　　　　　　　　　　花占い　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふふっと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思わず零れそうな涙を　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立掛けた母の写真が　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　満面の笑みで　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　迎えてくれる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一人の夕餉

July 9, 2005

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青い空の向こう・・・

　　　　　　　　　　　　　青い空のその向こう　　　　　　　　　　　　　受け止めた包容で　　　　　　　　　　　　　溢れそうな涙　　　　　　　　　　　　　下を向くな　　　　　　　　　　　　　　流れ落ちるから　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギラギラとした口調で　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　語った君も　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二十歳を過ぎて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人の子の父とならん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　慈悲の眼差しを持って

July 8, 2005

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都会の雨・・

　　　　　　　　　　　　この冷たい雨は　　　　　　　　　　　　汚れきった都会の想い　　　　　　　　　　　　地の底まで　　　　　　　　　　　　大量の涙となって　　　　　　　　　　　　今夜は泣き止まぬ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かみさまって何？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かみさまって誰？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　願いを叶えてくださるの？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　罰も与えてしまうの？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　神様みたいな人なら、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私、知っているけど　　

July 6, 2005

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ビルの谷間・・・

　　　　　　　　　　びくともしない　　　　　　　　　　ビルの谷間　　　　　　　　　　冷静と不動の虚構の連続　　　　　　　　　　心を委ねる隙間も無くて　　　　　　　　　　浮浪者達の溜まり場となりて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　橋上に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仰向けで歌う老女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜空の星を独り占め　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　孤高の世界を思うまま　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見事に声はこだまして　

July 5, 2005

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春雨に・・

　　　　　　　　　　春雨に　　　　　　　　　　無常の雨を重ね着て　　　　　　　　　　一羽の鳥よ教えてよ　　　　　　　　　　　　真の自由のある場所を　　　　　　　　　　雨より光のある場所を

June 24, 2005

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肩を上げて・・・

　　　　　肩を上げて笑顔を向けて　　　　　生きてきたけれど　　　　　ふっと、肩を下げてみる　　　　　涙がこぼれた　　　　　自然体の私　　　　　　　　　　　　　　　　　ご無沙汰しています。！

June 6, 2005

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ごらん・・

　　　　　　　　　　ごらん　　　　　　　　　　私も針仕事してる　　　　　　　　　　異国での君のボランテｲア　　　　　　　　　　最低生活の留学生　　　　　　　　　　でも、心はすでに光だよ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ--眩しいほどの　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜明けの窓に映る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　月の光の雫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　異国で一人学ぶ我が子よ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見たか、天空の優しさを　　

May 25, 2005

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近隣より・・

　　　　　　　　　　　永遠に目覚めずとも　　　　　　　　　　　よかったのに　　　　　　　　　　　ピッピと小鳥が叫ぶから　　　　　　　　　　　　夢での逢瀬は　　　　　　　　　　　意識の底に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　またたくまに歳を重ね　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目をつむると　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　過去の自分がとても元気　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その続きは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目を開いて　　　　　

May 22, 2005

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勤め帰り

　　　　　　　　　　勤め帰りの淋しさを　　　　　　　　　　語る素直が　　　　　　　　　　ありがたく　　　　　　　　　　夜空を飾る　　　　　　　　　　月と星たち　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　別れ難く・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　別れがたくて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　改札口の内と外　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　繋いだ手と手　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　少年と少女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

May 21, 2005

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陽だまり・・

　　　　　　　　　　陽だまりに　　　　　　　　　　猫の気持ちでまどろんで　　　　　　　　　　天国は　　　　　　　　　　こんなところかなあ　　　　　　　　　　　　幸せな気分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［ホ－ム］に入った　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　叔母に会う度に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　“あんたは私の何番目の子？”　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ありがとう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　娘にしてもらえて

May 20, 2005

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神前で・・・

　　　　　　　　　　神前で　　　　　　　　　　両手の中に神を抱く　　　　　　　　　　暖かい　　　　　　　　　　ロ－ソクの灯のように　　　　　　　　　　心に灯明を照らして　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日、生きるのが疲れても　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　他愛の無い会話に笑みが残る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生かされている　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子は私の　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　延命観音　　　　　

May 17, 2005

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まぶしい・・

　　　　　　　　まぶしい程の　　　　　　　　光を放っていても　　　　　　　　　若き者達の悩みは深く　　　　　　　　傷心という形で　　　　　　　　後ろを振り向く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メ－ル交換した友と　　　　　　　　　　　　　　　　せっせと毎日話してる　　　　　　　　　　　　　　　　画面見つめる　　　　　　　　　　　　　　　　一人住まい　　　　　　　　　　　　　　　　あっ、一日声を発していない　

May 14, 2005

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