それがベストか?
新3年生、5期生となるメンバーのスタプリチェックを終えた。改めて伝えておく。勉強は自分がやった以上のものをテストで出せるということは絶対にない。授業を受けて分かったつもり、出来たつもりになってもそれは単なる「つもり」であって、それ以外の何ものでもない。塾に行っているから。授業を受けているから。解説を聞いて分かったから。それでテストに結果が直結するならこんなことは言わない。でもね?そうじゃないだろう。そうじゃないって事を君が一番分かっているだろう。テスト前の付け焼刃で通用するのはある一定のラインまでだよ。テストが終わった後、結果を手にした時、君はどう思った?「次こそは!」こう思ったんじゃないか?点数が上がった、下がったに関係なくそう思ったんじゃなかったか?最も大切なのは何か?テスト対策講習期間に頑張ることじゃない。一日一日の積み重ねをしっかり行うことじゃないだろうか?大切な大会前だけ、2週間だけ一所懸命にやったとしても大会当日に待っているのは筋肉痛だよね?日々修練を怠らず、毎日の練習を練習で終わらせず、練習の中に課題を持ってしっかりと取り組むチームが、そういう選手が本番で力を発揮するんじゃないだろうか?そういうチームだからこそ、大切な大会前に最後の調整として仕上げに弱点補強やポイントを絞った戦術確認に取り組めるのではないだろうか?日々の授業…これをあまりにも疎かにしてはいないだろうか?学校の授業も、塾の授業も、宿題も…その時間を大切にして、先生の話を一所懸命に聞いて、そして、その内容を振り返って自分なりに知識を整理して。インプットしたことをアウトプットしてみて、納得がいかない部分を修正して、その繰り返しの先にこそ本当に実力ってのが付くんじゃないだろうか?それをやらずして、先生がどうだ。授業がどうだ。先生の話し方がどうだ。…矛先が違うよ。痩せたいやせたいと言いながらコーラとハンバーガーとポテトチップスを食いまくっている人がいたら君はどう思う?お金が欲しいお金が欲しいといいながら、四六時中仕事をしない人を見て君はどう思う?野球が上手くなりたい試合に出たい、なのに部活をサボってばかりで挙句の果てに「監督は見る目がねぇ!」とか言っている人を見たらどう思う?行動なりの結果しか出ないんだよ。素晴らしい努力が垣間見れるスタプリも沢山ある。間違いだらけでも、一所懸命な姿勢が紙を通して伝わってくるプリントだって沢山ある。でも、気持ちがないスタプリもあるのも事実だ。そこばっかりは、僕はいくら手伝いたくても手伝えないし、正直手伝うつもりもない。一所懸命な気持ちがあるなら、僕はいくらでも力になれる。口じゃない。大切なのは口じゃない。一日一日すべき事にしっかりと取り組んで、初めて向上できるんだ。頑張れ!