必殺技は「もう」有りません
受験生がここから数字を上げて行く為に、最後の急上昇の放物線カーブを描く為に、これから僕が伝えられる必殺技…というものは、ありません。僕は、日々の中でその時期その時期伝えるべきことを、受験生である子供達に伝えているつもりです。モチベーショントークも含め、春には春に伝えるべきこと。夏には夏に伝えるべきこと。中総体後には中総体後に伝えるべきこと。合宿時には合宿時に伝えるべきこと。秋には秋に伝えるべきこと。具体的な勉強のやり方。遠回りのように見えるけど、最強の勉強のやり方。自分の学習対効果を高める為の計画表の作成の仕方。こういうものは、既に全て伝えてきました。だから、これから「何か新しい必殺技」が繰り出される事はありません。点数を上げたければ、これまで言われてきたことを愚直に繰り返すんです。上げてきた子は、確実にそれをやり遂げて来たんです。もう、この時期になると■私立前期(推薦)を受ける受験生■公立前期で限りなく合格可能性が高い受験生の中の緩んでいる一部の中学3年生を除き、ほぼ全ての子供達が本気で受験勉強に挑んでいます。だから、そういう環境になって「今まであんなに適当だったあいつまで受験勉強に本気になっている」と、その状況に焦りを感じる子も出てきます。例年。ただ、そんなの全然関係ナッシングです。積み上げてきた「モノ」が違うからね。かけて来た「時間」が違うし、やってきた「内容」も違う。だから、今君に大切なのは、先述した通りなんです。「今までいわれてきたこと、やって来た事を愚直に、本気で取り組む」それだけ。大丈夫。それが出来れば、上がりまです。それさえできれば上げられます。こういう時期だからこそ「迷い」も生じるかもしれません。でも…大丈夫。今まで君がやってきたことが「必殺技」。それは、周りを見れば明らか。タイミングの問題でまだ放物線の上昇カーブに乗っかっていない子も、これまで我慢した分思いっきり数字になって表れるから。頑張れ、7期生!