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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:特撮映画
とみさわ昭仁著『人喰い映画祭【満腹版】』は、久々に熱中し、途中で投げ出さずに読んだ本だった。 その前に、一気に最後まで読んだのは元週刊プロレス編集長、ターザン山本の『「金権編集長」ザンゲ録』。これは蛇足。 『人喰い映画祭【満腹版】』。僕自身は、人喰い映画という括りに心を動かされるものではない。Z級映画、サイテー映画、とんでも映画、アホ映画の類いに引き寄せられるのだ。 Z級映画は、ハイストレンジネスなテイストがある。 ハイストレンジネスとは、常識や理屈を基準としたら、思考が及ばない世界だ。プロレスでも味わえるけど。 とは言っても、90分の映画を見続けるのが辛い場合も、確実にしばしばある。 そうであっても、『人喰い映画祭』の中では、あるシーン、ある役者、ある設定等の部分に面白さを見出している。 さらに、そんな映画の中にも、これはよくできていると思うものがある。著者のとみさわ氏が評価する映画と、ぼくがいいと思った映画が共通していると、なんだか嬉しい。 そんなふうに『人喰い映画祭』を読み進めていると、やっぱりその系統の映画が見たくなった。 で、『キラースネーク』を借りてきた。 『人喰い映画祭』に登場する、へび、わに、さめ、くも、いか、たこといった動物パニックは、これまで意図的に避けてきた。東宝特撮やウルトラマンで怪獣に慣れ親しんできたぼくとしては、実在の生物に価値が見出せなかったからだ。 でも、『人喰い映画祭』に参加するために、蛇映画を借りた。 この映画は、『人喰い映画祭』の本には載っていなかったけど。 途中で見るのを辞退させていただきたくなるような、どうにも我慢ができなくなるといった映画ではなかった。 でも、呪術で出現したわに+へび=キラースネークが、バズーカ砲一発で粉砕されるのは納得がいかない。キラースネークは、超自然的な存在なんだから、バズーカ砲で霧散するのはいかがなものか。 もう一回蘇ってちがう展開があるかと思ったら、エンドクレジットが始まってしまって、脱力。 だから、つぎは『人喰い映画祭』に紹介されている映画を見てみようと思うのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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