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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:特撮映画
ディノシャークは、普通の鮫じやない。太古の鮫が現代に蘇ったのだ。 これはどういう意味かというと、モンスターを宣言しているのだ。 モンスターだからね、『ジョーズ(1975)』のホオジロザメより数段グレードアップしていなくちゃいけない。モンスターなんだから、現実ばなれした見せ場を期待した。 実際に、海中からジャンプして、ヘリコプターに食らいつき、海に引っ張り込んだ。 だが、『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス(2009)』のメガ・シャークは、同じようにしてジャンボジェットを撃墜した。そして、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジも噛み砕いてしまった。 すでにここまでやってるのだから、ディノシャークもヘリ落とし以上のモンスター・パワーを見せてほしかった。 さらに、ディノシャークはモンスターだから、表皮が異常に固い。弾丸はもちろん通常の兵器なんかはへっちゃらさ。それで科学者が「目が弱点だ。目を狙え」ということになる。 しかし、せっかく主人公達が少なくない数の手榴弾やロケット弾を軍隊からかっぱらってきたのに、一発、二発しか使わないのだ。考えられないくらい固いということをもっと強調すれば、目を狙うしかないところに価値が出てくる。 そのためには、景気よく手榴弾を投げ、ロケット弾を撃ち込んでほしかった。 何も軍隊を出動させてくれといっているわけじゃない。もっとモンスターをかわいがってほしいだけ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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