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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:特撮映画
宇宙からは得体の知れないものが落ちてくる。 『マックイーンの絶対の危機(ピンチ)(1958)』 原題は『The Blob』。blobとはハチミツみたいな粘り気のある塊のこと。 粘菌状とか人食いアメーバとも表現される物体が、隕石に付着して地球に落ちてきた。 人間及び動物等を捕食し、やがて街を飲み込むほどに肥大化する。 『吸血鬼ゴケミドロ(1968)』 空飛ぶ円盤の出現とともに、アメーバ状の宇宙生物ゴケミドロが地球に飛来。 人間の額がパックリ割れ、ゴケミドロはそこから体内に侵入し、他者の血を吸う。 そして『メタル・トランスフォーム』 宇宙空間で隕石がロシアの人工衛星を直撃。 人工衛星はアメリカ、アイダホ州のとある街に落下。 人工衛星の残骸に宇宙バクテリアが付着していた。 宇宙バクテリアは、スクラップで組み立てたオブジェ、アイアン・ゴーレムに取り憑く。 宇宙バクテリア=アイアン・ゴーレムは、血液の鉄分を狙って人々を襲う。 鉄の破片などを溶接でつなげていったゴーレムに関節があるとは思えないんだが。 そんなことより、建物の影からヌッと現すその姿は、鉄人28号の悪役ロボットを彷彿とさせた。 宇宙からは、キング・ギドラもトランスフォーマーもやってくる。 しかし、このドロドロベトベトした不定形モンスターって、チープさとともにリアリティもある。 もしかしたら、造形的にもアイデア的にも予算的も、手抜きかなって思う。 その反面、ドロドロベトベトの原初的生物だったら、他の惑星にいたとしてもおかしくない。 地球にも『カルティキ(1959)』がいた! 不定形モンスターはシンプルなだけに、キング・ギドラもトランスフォーマーよりもかえって存在感がある。 ときどき、妙に食べたくなるインスタントラーメンのテイストに似てる。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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