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テーマ:DVD映画鑑賞(14213)
カテゴリ:カーアクション
ベリー・タイヤードなときは、こってりしたものはノー・サンキューという気分になる。 そうすると揚げ物などは気が進まない。 豚骨ラーメンや中華もだめだね。 そんなとき、たとえば巻き寿司なら手が出る。 納豆巻き、キュウリ巻き、鉄火巻き、ネギトロ巻きとか。 かんぴょう巻きは、まず自分からはチョイスしない。出されれば食べる。 とにかく、食事はおいしくいただきたい。 そんなふうに、映画も、体調とか気分によって見るものが変わる。でも、映画は見たい。 若い頃は、そんなことなかったけどな。こちらの体調や気分よりも、映画の魅力の方が上回っていたから。いくらでも、自分を映画の方に合わせることができたものだが。 あんまり調子がよくないときには、まず込み入ったストーリーや登場人物が複雑に絡み合ったものはだめだね。思考がついていかない。 それから、ドラマ性が強いものや登場人物の心情が迫ってくるのもだめ。気持ちがついていかない。 とにかく、映画は楽しく見たい。 で、今回の『ゲッタウェイ スーパースネーク』、これはいいね。疲れたときでも、巻き寿司を食べるように見ることができた。 まず、登場人物が少ない。 全編、主人公の元レーサーと車(スーパースネーク)の持ち主の少女のほぼ二人舞台。 元レーサーの妻が誘拐される。謎の男から、妻を無事に返してほしければ指示に従え、と言われ、元レーサーはブルガリアの首都ソフィアを激走し、市街地に破壊と混乱を巻き起こす。 途中、少女が車に乗り込み、すったもんだの挙げ句、謎の男がとんでもない犯罪を企てているのをつきとめ、逆襲に転じる。 ストーリーは込み合っておらず、それでいて謎があり、興味を引く。 そしてビジュアル的には、スーパースネークが狂走し、パトカーが追いかける、このカーチェイス、カークラッシュがこれでもかというくらい行われるわけだ。頭とか心とか、あんまり使わなくて済むが、そこそこ刺激的だった。 そんなわけで、疲れていても、映画(『ゲッタウェイ スーパースネーク』)を見て楽しくすごすことができた。 設定が凝っていて、登場人物が多いなどのクオリティの高い映画というのは、見終わったときに満足感、充実感が得られるものなのだろうが。 でもね、せっかく映画を見るのに、消化不良を起こしちゃったらね、元も子もないわけだしね。 そういう映画は、きちんと体調や気持ちを整えて、しっかりと受け止めたい。 そして気楽に見られる映画ってのも、存在価値は大きいんだよ。 たとえ見終わった後が「無」であっても。 映画 ブログランキングへ あなたのクリックでランキングの順位を上げたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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