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December 18, 2016
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カテゴリ:特撮映画

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我々の世代で、ロボット・ヒーローといえば、『鉄腕アトム』と『鉄人28号』である。
 そして、当方は、『鉄人28号』贔屓だ。

 なぜか。
 それは、鉄人28号が大型ロボットだからだ。
 大きさについては、原作マンガでもアニメでも、登場シーンによって異なる場合がある。どうにかすると、大型という以上に巨大ロボットに見えることもあった。
 いずれにしろ大きい。
 ロボットも怪獣も、大きいものは非現実感があっていい。

 そして、今回、巨大ロボット映画の『ロボ・ジョックス』を見た。
 核戦争を経て、世界は「共和国(コモン・マーケット)」と「連邦(コンフェデレーション)」の2陣営が対立していた。戦争は禁止された(!?)が、国際問題は巨大ロボットの一騎討ちで解決を図られていた。
 共和国側のアキレスは、連邦のアレクサンダーと一騎打ちを行うが、引き分ける。そればかりか、自らが操縦する巨大ロボットが観客席に倒れ込み、大勢の人々をその犠牲にしてしまう。
 自らの失策からいったん身を引くアキレスだが、女性ジョックスのアシーナがアレクサンダーに立ち向かうと知り、再び闘う決意をする。

 この映画、あの『パシフィック・リム』と似ているところがある。
 (『パシフィック・リム』の方は、巨大ロボットがKaijyuを迎撃する話)
 まず、巨大ロボットの操縦方法が、パイロットの動きをトレースするマスター・スレイブ方式である。とはいっても、『ロボ・ジョックス』のシステムはいたってシンプル。あんまり装置などがない割には、ロボットがジョックス(操縦者)の動きを反映することができる。一見便利そうだが、チープな印象もある。
 一方の『パシフィック・リム』は、イェーガー(ロボット)のパイロット(操縦者)ががっちり装置で固められる。操作が大変そうだが、巨大ロボットを動かしているリアル感がある。

 また、ジョックスもイェーガー・パイロットも、訓練のために格闘技に取り組む。
 パイロットは、役者自身がトレーニングされた体つきや動きを披露する。
 ジョックスは、見ている者の想像力で、演技者の動きや演出者のイメージを補完しようとする。
 格闘シーンでは、女性ジョックスが水面蹴りと回し蹴りの連続攻撃を放つところで、突然蹴り手が男に変わってしまった(スタントマンの吹き替えだったのだが)。

 さらに、『パシフィック・リム』はパイロットであるローリーとマコを中心に進んでいくが、『ロボ・ジョックス』もアキレスとアシーナの男女がドラマを織り成していく。

 こう書いてくると『ロボ・ジョックス』は、『パシフィック・リム』のパチモンのような印象があるが、『パシフィック・リム』より20年以上先行してつくられたものなのだ。
 『ロボ・ジョックス』があってこそ『パシフィック・リム』ができたともいえる。

 さてさて、巨大ロボットについては、世界中でも日本における映像化が一番盛んなようだ。
 この日本の映像作品、中でも特撮のロボットとは、人間または動物/生物が基本になっているように思う。

 冒頭で話題にした鉄人28号も、ロボットとはいえ、巨人を指向しているように思う。敵ロボットのオックス、バッカス、ギルバートなども、本来は普通サイズの人間が、巨大な分身を形づくっているのではないか。

 『ウルトラQ(1966)』のガラモンは、怪獣に見えてじつはロボットだった。
 『ゴジラ対メカゴジラ(1974)』のメカゴジラは、最初ゴジラを装っていたが、化けの皮がはがれるとロボットだった。

 対してアメリカのロボットは、最初から機械という印象だ。
 巨大ロボットではないが、『禁断の惑星(1956)』のロビー・ザ・ロボット、宇宙家族ロビンソン(1965〜1968)のフライデー、そして『スターウォーズ』シリーズ(1977)のR2-D2も。

 かろうじて『ウルトラセブン(1967〜1968)』に登場したキング・ジョーがアメリカのロボット的だが、それでもちゃんと手足があるからね。頭部はないけど。

 そんな中で、『ロボ・ジョックス』のマツモト14号やボバレフスキー42号、そして『パシフィック・リム』のロボット軍は、日本のロボットの影響を強く受けているといえる。機械の外見を保ちながらも、手足があって、マスター・スレイブ方式で、パイロットの動きをトレースして、ロボット同士あるいはKaijyuと闘うのだから。

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Last updated  December 18, 2016 08:18:33 PM
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