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カテゴリ:特撮映画
【楽天ブックスならいつでも送料無料】ファイヤードラゴン [ ドミニカ・ジュリエット ] 『ファイヤードラゴン』 ブランドン・リー(ブルース・リーの息子)の映画か? あれは『ファイアー・ドラゴン (1986)』。 「ヤ」ではなく「ア」ですね。 『怪獣総進撃(1968)』のラスト近くに「ファイヤードラゴン」が出てきたが、こちらはキラアク聖人の円盤が炎を発していただけ。怪獣ではなかった。 では、この映画の「ファイヤードラゴン」はいかに。 ワシントン州のベイカー山が突如噴火する。 噴火とともに飛んできたのは、なんとドラゴンの繭だった。 そして、夥しい数のドラゴンが人間社会を襲う。 さらに、最強のマザー・ドラゴンが出現か。 やっぱり欧米人にとっては、ドラゴンというのは身近な怪獣なのだろうか。 眠りについていたドラゴンが、現代に蘇るという映画がいろいろある。 クリスチャン・ベールが主演した『サラマンダー(2002)』とか『ドラゴン・オブ・ナチス(2014)』とか。 いずれにせよ、怪獣映画についてはチェックしないではいられない。 当方が怪獣映画に期待するのは、怪獣による都市破壊だったり、人間と怪獣との壮絶バトルだったりする。 設定がグダグダだろうが、ストーリー展開がゆるかろうが、怪獣が暴れまわってくれればいいわけだ。 もちろん、平成ガメラシリーズのように設定もストーリーも本気で作ってあれば、そんないいことはない。けれど、通常はそこまでは望まない。 で、『ファイヤードラゴン』だが、案の定設定はグダグダで、ストーリー展開はゆるゆる。シーンによってはユーモラスな演出しようとしたらしいのだが、もともとゆるいのだから、ふざけるな!と言いたくなった。 そんな思いをしながらも、ドラゴンさえ暴れまわってくれれば報われる。 しかしながら、ドラゴンは、モスクワ上空やロンドン上空を集団で飛び交うが、飛んでるだけ。攻撃はしない。 確かに、東京だかパリだか、タワーが破壊され倒壊するシーンもあるにはあったが一瞬で通り過ぎてしまった。 これは、とりあえずドラゴンの襲撃シーンのさわりだけ見せて、あとは観客が各自脳内スクリーンで想像してくれってことかな、と思ったぞ。 けど、見て損したとは思わない。 設定グダグダ、ストーリー展開ゆるゆる、怪獣あっさりさっぱりであっても、見ないままでいるより、見た方が断然いい。 モンスター映画を放置するより、見たときの脱力感を選択する。 人気ブログランキング クリックよろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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