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Atletico Tokyo~アトレチコ東京~

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2005.11.29
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カテゴリ:Sports Business
以下、引用。

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ロッテがANAと提携 球場を機体に見立て「エアライン化」計画
(スポーツ報知)


 ロッテが、顧客サービスに優れた航空会社に倣い、球団の「エアライン化」を目指す方針を固めたことが28日、分かった。プロ野球球団と航空会社のビジネスモデルが酷似していることに着目し、この日、全日空(ANA)との業務提携に合意。試合観戦でマイルがたまるほか、今後も客室乗務員に倣った「スタジアム・アテンダント」の導入を進めるなど、サービスの充実に努めていく。

 究極のファンサービスを実現すべく、ロッテが動いた。この日、ANAとの業務提携が成立。ファンクラブ会員は来場時にポイントがたまり、ANAマイルへの交換が可能となった。さらに「航空会社に見習うところは多い」と球団幹部。極上のサービス提供を目指し、水面下で「マリーンズ エアライン化」を推進する方針を固めていた。

 「航空会社とプロ野球のビジネスモデルは酷似している」と球団幹部。限られた席数の中で売り上げを伸ばす航空会社に倣い、サービス向上を図る。その第1弾として実現したのが“マイレージ制度”だ。「マリーンズカード」を無料発行し、Edy機能を搭載する。来場、グッズ購入時などに「Mポイント」が付与され、ANAマイルへの変換も可能。何度も球場に足を運べば、無料航空券が手に入る仕組みだ。

 メリットはほかにもある。来場者個人を把握不可能だった状態から、航空会社同様の顧客管理が実現。「例えば、渡辺俊が投げる試合を頻繁に観戦するファンには、先発前日にメールでお知らせしたりできる」と期待する。

 「球場を機体に見立てる」という発想のもと、場内も変わる。航空機の席種にランクがあるように、球場でも席種により、入場口や飲食物の提供などでサービスの差別化を検討。キャビン・アテンダント(客室乗務員)を「スタジアム・アテンダント」として場内に配置する計画もある。

 今季、日本一に輝いてファンを拡大させたが、球団は勝敗に依存しない経営を理想に掲げる。「ボールパーク化」と並行して進める「エアライン化」構想。ロッテは来季もファンのハートをつかんで離さない。

◆長蛇の列解消

 チケット販売方法も「エアライン化」される。航空業界で主流となった「チケットレス」を来季から導入予定。関係者は「これまでのように、球場の窓口に長蛇の列ができることはなくなると思います」と話した。また、従来の前売り制度にとどまらず、航空券のように「ネット割引」「早割」などの充実も目指している。
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2つのビジネスモデルが酷似しているというのはこれまで考えもつかなかったが、
本当に面白いアイディアだと思う。
指定管理者制度といい、聞いて「なるほど」と思え、
期待できる改革をロッテだけはどんどん出して来ている。


ただ、その中での私の突っ込みたいところはこの2つか。

・チケットレスは別に客の行列解消に貢献するわけではない。
 実際チケットもぎりがそこまで時間のロスになっていることはないし、
 そもそも荷物検査をするとしたら、そっちがある限り行列は消えない。
 チケットレスをやりたい人の大半は単にCRM情報を取りたいだけなんだよな。
 それが更なる経営の向上に繋がるのはすごくわかるから私は否定しないけど、
 それを導入することによるもっと消費者が受ける利益の説明が欲しいところだ。
 「行列が消える」なんて、毎回行く人にはそうじゃないことが
 すぐばれてしまう気がする。


・「サービス差別化」の件。
 まさに今、私がこれの使い方に疑問を持ち、ハーバードビジネスレビューの
 バックナンバーを読んでいる最中なんだが、
 ロッテのフロントに注意して欲しいのは、
 「大っぴらに差別化だけすると、安いチケット購買層の反感を買う」こと。
 「差別化でたくさんお金を落としてくれる人がいるからみんなが安くチケットを買える」など
 彼らを納得させる理由がどこかで必要となるはずだ。
 それだけ忘れないで欲しいものだ。
 ちなみに上の説明はボストン・レッドソックスのGMの弁。
 米国でもここまで考えてやっている人もいるんだなぁと歓心。




あと、本当はこういうノウハウを各球団で隠さず交換していくとなおいいんだけど、
他の球団に意欲が出ないことには。





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Last updated  2005.11.29 16:32:08
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