台湾日和

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• 今日の晩ごはん

  私はさっぱりした日本的なものが食べたいし（冷奴、焼き魚、つけものなどなど）、夫はもっと台湾的なものが食べたいだろうなあと思うと、いつも献立に悩んでしまう。なので、夫に決めてもらおうと聞いてみたことがある。私「あした何食べたい？」夫「なんでもいいよー。」（いつもこう言う）私「なんでもいいよじゃ、困るんだよね。結構考えるの面倒なんだから」夫「じゃーねー、親子丼」夫が親子丼を好きなのは知っているけど、私は一度も作ってあげたことはない。普通こういう場合、私が普段作っているものから選ぶんじゃないだろうか。別に親子丼を作ってもいいんだけど。妊娠してから、卵はちょっと控えているので、親子丼は勝手に却下。そして、今度は選択肢を挙げてみた。私「あしたの晩御飯、パスタとハンバーグとマーボー豆腐とチャーハンの中でどれがいい？」夫「うーんとね…。じゃ、ベトナム風うどん」私もベトナム風のうどんは大好きだけど、もちろん作ったこともないし、ベトナムの調味料もない。私「普通さ、選べるように４つメニューを言っているんだから、そこから選ぶんじゃない？」夫「あ、そっか。じゃね、マーボー豆腐」私「ハンバーグが食べたいから、ハンバーグ作る」というと、夫「オッケー」結局どうでもいいみたい。さっそく牛挽きを買おうとスーパーへ行くと、売っていない…。デパートのスーパーなどでは売っているけれど、地元のスーパーでは牛のひき肉は売っていないのだ。台湾人はうちでハンバーグは作らないらしい。夕食は豚のしょうが焼きになった。

  2004年05月27日

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• 母親学級

  今日は2度目の母親学級に行ってきた。私が行っている病院の母親学級は、全部で4回。1）妊娠前期　2）早産防止　3）妊娠後期　4）出産後　という内容。1回目は、逃してしまったのだけど、前回2回目、今回3回目を受けてきた。日本で母親学級というと、妊婦友達ができると雑誌なんかには書いてあるけれど、私が行っているのは病院内で行われるけれど、大学の教室みたいに大きくて、出席者も100人以上。友達を作るみたいな感じじゃない。内容も、前半は医師によるちょっと専門的な講義。後半は助産婦さん（？）による、もうちょっと実際的な内容となる。前回も思ったけれど、夫連れの人が本当に多い。この辺が台湾のいいところかしら。今回衝撃だったのは、帝王切開の写真。私にとってこれは初めて。まさにおなかを切って赤ちゃんを出していて、びっくりしてしまった。そして、出産のビデオでは、またまた涙。どうして出産シーンって、こんなに泣けるのかな。前の妊婦さんも涙をぬぐっていたっけ。今回のお土産は、「油飯」。台湾では、赤ちゃんの1ヶ月のお祝いに、男の子だったら「油飯」、女の子だったら「ケーキ」を配るらしい。台北の有名店の油飯だったらしく、なかなかのお味でした。

  2004年05月22日

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• 毎日のごはん作り

  毎晩ごはんを作るようになってから、半年。アメリカ留学時代もほぼ毎日作っていたけれど、あの頃は学生だったし、安くあげるため、割と簡単に作っていた気がする。けれど、最近もうちょっと主婦らしくいろいろ作ろうと思うと、思うように行かず、このごはん作りがちょっとした悩みのタネ。料理を作るとき、参考にするのは日本の料理の本やHP。こういうものを参考にすると、台湾での食材との「ずれ」がある。適当に入れなかったり、他のものを使ったりするけれど、「いまいちの出来」になってしまうこともある。たいてい野菜などは市場で買うのだけれど、買いたいものがなかったり、旬でおいしそうなのに、調理法がわからなくて、ちょっと買うのにためらってしまう野菜も多い。そして、私が日本の本を見て、「おいしそ～」と思うものと夫が好きなものとの「ずれ」もある。あれこれ考えていると、結局のところ、「なんだか私って料理のセンスないかも」という結論になってしまう。夫はというと、「おいしいよ～」と食べてはくれるけれど…。けれど、この間「ねえ、お義母さんの手料理が恋しいんじゃない？」と聞くと、「う～ん、ちょっとね」とばか正直な一言。（義母は料理上手）「もう、ごはん作らないよ！」と私の言葉に、「しまった！」と思ったらしく、「でも、red_beanのが一番好きだよ～」と無駄なフォローをしていた…。半年は、夫の舌を教育するには、まだまだ短いのかもしれない。

  2004年05月21日

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• 中国語の勉強再開

  今日から中国語のプライベートレッスンが始まった。この間学生に、「先生、中国語の勉強はどうですか」と聞かれ、（私の学生はいつもこの質問をする…）「そうですね、そろそろまた始めますよ」と答えると、「先生、いつもそう言っていませんか？」とするど～い一言。でも、当たってるかも…。と言うわけで、今日から始まったのだけど、いつもの事ながら感じる、自分のモチベーションの低さ…。日本語教師の養成講座の通っていた頃、養成講座の先生が、「日本語教師になると、自分が外国語を学ぶときに文法的に理解しやすくていい反面、受ける授業のやり方が気になって、これも結構辛いのよ」と話していた。いつもこの言葉、思い出してしまいます…。でも、がんばろうっと。

  2004年05月20日

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• 「EQ」と結婚生活

  ずいぶん前に話題になった本だけど、この間の里帰りの時に部屋を整理して見つけ、台湾に持ってきた。思った以上に脳の話なんかがあったけど、EQがいかに大切かはよくわかったかな。EQが大切とされる、いろいろな状況や場面についても書いてあるんだけど、今仕事をしていない私にとってすぐ役に立ちそうなのは結婚生活のところ。「妻にとっては、夫が自分の不平不満をちゃんと聞いてくれること、そして自分の気持ちに共感してくれることが何より重要」と書いてある。「うん、うん、そうなんだよね～」という感じ。夫にも是非読んでもらいたいところ。「男性にとって最大の苦痛は妻の糾弾が激しすぎる点」なのだそうだ。なるほど、気をつけなければ。上手な夫婦げんかは、「あなたがXしたので、私はYな気持ちになった。Zしてくれればよかったのに」と言うふうに言えばいいらしい。確かに、始めは「キーッ」となってしまうけれど、落ち着いてからこういうふうに言うと、うまく仲直りできた気がする。そして最後に書いてあったのが、練習が必要だということ。やっぱり平和な結婚生活は、日々の地道な努力によるものなのよね。私がこの「EQ」を読んでいると、夫が「僕も読んだよ～」と一言。「でも、何も覚えてないよ～」と言っていた。

  2004年05月19日

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• 学生が遊びにきた

  日本語教師の仕事は、妊娠がわかった去年の11月で辞めてしまったのだけど、今日はそのとき教えていた学生たちが遊びにきた。来てくれたのは、学生8人と元同僚の先生一人。久しぶりに学生たちに会って、「先生」と呼ばれ、日本語教師の仕事がちょっと恋しくなってしまった。またいつか教える日が来るのかな？長く続けてきた仕事だし、やっぱりこのまま辞めてしまうのは、ちょっと寂しい。準備と後片付けにかいがいしく働いてくれた夫。なのに、お好み焼きの焼き方や盛り付けを私にいちいち怒られて、ちょっとかわいそうだったかも。ごめんよ～。

  2004年05月16日

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• 居留証の更新～台湾生活3年目

  今日はうだるような暑さの中、義母と2度目の居隆証の更新に行ってきました。台湾に来たのが2年前の5月。台湾生活も3年目に入ったわけです。今回は妊娠をしているので、母子手帳を持っていったら、居留期限が1年から2年になりました。これで2年は行かなくて済みます。海外に住むのは、韓国、アメリカに続き、これが3ヶ国目なのだけど、韓国もアメリカもそれぞれ2年。2年以上住む国というのは台湾が始めて。3年目、4年目とどんな風に台湾が見えていくのか、自分自身もどんな風に馴染んでいくのか、結構楽しみでもあります。願わくば、もっともっと好きになりたい…。それにしても、5月に入って台湾はすごく暑い。妊娠しているせいかもあるのかな。ただ暑くて、ぼーっとしているうちに1日が過ぎていく気がする。カキ氷を一気食いして、すいか丸ごと１個食べたい衝動を抑えるのに必死です。

  2004年05月14日

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• 今朝の夢

  きのう夫は何の連絡もなく、突然いつもより40分ほど早く帰ってきたので、まだ晩御飯の準備ができていなく、急いで作ったものの、出来はいまいち。それで、急に不機嫌になってしまう私。おまけに早く帰ってきた理由は、「泳ぎに行きたいから」。私だって泳ぐのは大好きなのに、滑ると危ないという理由でもうずいぶんと行っていない。（うちの近所のプールはちょっと古いので。）夫が私をおいてプールに行くのは、買ってしまったチケットを使い切るためなのだけど。晩御飯はいまいちだし、プールには行けないし、珍しく早く帰ってきた夫は、さっさと一人泳ぎに行ってしまうし、なんか腹が立つ。夫はプールの帰り、私の機嫌を直そうと私の大好きな豆花を買ってきてくれたのだけど、それでも怒りは収まらない。腹が立ったまま、寝てしまったせいかまた腹の立つ夢をみた。夢の中で、なぜかセーターの色を染めている私。すると、夫が「red_bean、これも～？」といつものお気楽な調子で言いながら、お気に入りの全然染めるつもりのないセーターも染め粉の入ったたらいに入れてしまう。「これは、染めないんだよ～！お気に入りなのに～！」と夢の中でも私は怒っていた。私が夢の中でキーッっとなっているのが、思わず声に出てしまい、今朝はそれで夫まで目を覚ましてしまった。「夢でろくでもないことしていたよ。ひどいよ。」と夫を責める私。今朝、夫は出かける間際まで、「僕、何もしてないよ～」と訴えていた。

  2004年05月11日

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• 「おどろ気ももの木台湾日記」

  交流協会へ本を借りに行くと、以前から読みたいと思っていた本「おどろ気ももの木台湾日記」があり、さっそく読み始めた。知っていることもあるけれど、タイトル通りの驚きの話がいっぱい。私も台湾人夫を持つ、台湾在住の日本人妻。人ごとみたいに「へ～っ」なんて、単純に驚けない。「あ～あ、なんで来ちゃったんだろ」なんて、思えてくる。さっそく驚きの話を夫に話すと、夫の反応は「う～ん、そういうことは確かにあり得るね、台湾では。ははは。」と全然驚いていない。そして、「あー、わかった！その本読んだから、きのうの夜あんなに機嫌が悪くて、僕に散々当たったんだね～」と一人納得している。確かにきのうの夜は散々当たったけどさ、それはあなたの態度が気に入らなかったから…、と説明するのも面倒だったので、そういうことにしておいた。

  2004年05月09日

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• GW気分

  台湾はもちろんゴールデンウィークはないけれど、友達が遊びに来ていたので、私もちょっとゴールデンウィーク気分。友達とあちこち遊び歩いて、楽しい5日間。その友達もゴールデンウィーク最終日のきのう帰国。毎度のことながら、さびし～い気持ちになってしまった。あー、私も「台湾楽しかったね～」なんて言いながら一緒に帰りたかったな。

  2004年05月05日

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• 台湾人顔？

  私の顔はどちらかと言えば「大陸顔」それも北方の。そのせいか日本の航空会社を利用しても、スチュワーデスさんには、いつも必ず英語で聞かれるし、「ニーハオ」と言われたこともある。（夫には「HELLO」と言っていたのに！）以前勤めたいた日本語学校の同僚には「○○先生（私）って、日本人っぽいですよね」って言われるのに、学生には日本語で自己紹介した後に、時々「台湾人ですか」って、聞かれていた。台湾でも特に最近は、街で私の下手な中国語を聞いて、怪訝な顔をされることが多い。（それでも、来たばかりのころは「日本人か」と聞かれていたのに。）私のこの手の話はほんと山ほどあって、「もう何人に見えてもいいや」という感じなのだけど、きのう夫と散歩しているとき、夫がしみじみ私の顔を見て「なんだかred_beanが、ほんと台湾人に見えるよ～」と突然言い出した。夫にまで言われる私の顔って…。やっぱり日本にはいられない運命なのかしら。（いわゆる典型的な台湾人の顔は私と違って、目はぱっちりしていると思うけど。）

  2004年04月30日

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• 妊娠後期

  ８ヶ月に入って、１０日余り。妊娠中期は何でもできて、妊娠中の青春のようなものとどこかで読んだことがあるけれど、最近しみじみ「あー、青春は終わったのね」という気がする。気づくと、体も重く、動きも緩慢になっているし、足のむくみも気になるし、ここ２，３日は夕方から夜にかけてつわりのような吐き気が。体重、塩分、気になることもいろいろ。これからいろいろなトラブルがやってくるのかなあと急に弱気になってしまう私。「夫はだいじょうぶ～？」と心配してくれるけど、私から見るとどうもわかってない気する。男も妊娠、出産すべきなんじゃないかと一人勝手に思ってます。

  2004年04月29日

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• シリカゲル

  私はおりものシートを洗面所（といってもトイレとシャワーが一緒の）に置いている。これがよくないと夫に何度か注意されていた。こういうものをこんなに湿気のあるところに置くのはよくないというのだ。「大丈夫。そんなにたくさん置くわけじゃないし、すぐ使う分だけだから、いいの」と言うけれど、こういう細かいどうでもいいことは、必ず譲らない夫。蓋つきのプラスチックケースに入れることで、何とか許してもらった。（蓋をつければ、湿気防止になるとも思えないけど）今日そのケースを見ると、中に何かが入っている。よくみると、シリカゲル。（日本からのお土産のクッキーの缶に入っていたものと思われる。）こんな些細などうでもいいことにはとっても気が利く夫なのであった。

  2004年04月28日

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• 帰台＆台北県知事

  きのうの晩、遅く台湾に戻った。月曜から続いている咳と鼻水で今までになく、辛い３時間のフライトだった。鼻のかみすぎで鼻は痛いし、頭はボーっとしているし、おまけに結構込んでいる機内で咳をしてはひんしゅくと、咳を我慢するのだけれど、それがまた辛い…。斜め向かいの人は、「SARS再来か」なんて、新聞記事を読んでいるし…。頭がぼーっとしていて、映画や本にも集中できず、ただただひたすら耐える３時間。着いたときは、今までになくうれしかった（別の意味で…）。里帰りしてリフレッシュのつもりだったけど、話しておなかの子にはよかったのか…。そうそう、機内を出るとカメラマンやレポーターに囲まれ、インタビューを受けている人が！「誰？有名人？」（疲れていても、ミーハー根性は変わらない私）と見ると、なんと台北県知事。どうやら同じ飛行機だったらしい。今回はなかなか機内食も出ないし、食事の後もコーヒーや片付けにずいぶん待たされ、最悪のサービスだったのだけど、「なるほどそういうわけだったのね」と納得。私もビジネスで里帰りなんて日がいつかくるのかしら（絶対来ないと思うけど）。

  2004年04月24日

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• 風邪ひき中

  せっかくの里帰りだというのに、なぜか風邪をひいてしまった。日本は春でぽかぽか陽気だというのに、なぜかしらん？妊娠中のため、薬も飲めず、母親も「家から出てはだめ」という始末。テレビも飽きてしまって、家でぼーっ。あー、つまらない。貴重な２週間なのに。

  2004年04月20日

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• 日本で検診

  今回の里帰りの目的のひとつ、検診に行ってきました。定期健診はもちろん台湾でも受けているけど、なんだか日本とはちょっと違う感じ。もうちょっと大雑把かな。まずは超音波検査。これが台湾とはずいぶん違う感じ。結構大きめの病院だったので、日本の病院でも検査技師の方が見てくれたけど、とっても丁寧、親切。「これが頭ですよ。口ですよ。口をぱくぱくしてますねー。これが手で、足で…」といろいろ説明してくれる。性別についても「じゃ、見てみましょう。あー、やっぱり男の子ですね。これがおちんちんですよ。見えましたか。もう一度見てみましょう」なんて、とても丁寧に教えてくれた。最後には検査のためのおなかに塗ったジェルまでふき取ってくれ、びっくり。（台湾では自分で拭いていた）先生にも日本語であれこれ聞いてほっと安心。看護婦さんもとても親切。（台湾では親切ではないわけじゃないのだけれど、もっとあっさりした感じ）おなかも初めて計ってもらい、ちょっぴりうれしい。念願かなって、ちょっと満足。

  2004年04月16日

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• おなかの大きさ

  台湾では義母や市場のおばちゃんたちに、「まだまだおなかが小さいね。もっと食べな」とよく言われていた私。そのたびに不安になって、うちに帰って妊婦雑誌を広げ、同じ月の妊婦さんのおなかと比べ、夫に「だいたい同じぐらいだよ。でも、やっぱり小さいのかな、大丈夫かな」と涙ながらに夫に訴えていた。日本に帰る前日も大家さんのおばさんに、「ずいぶん小さいじゃない。大丈夫？」と言われ、とっても心配になっていた。そんな私が、日本に帰って家族に開口一番言われたのが、「ずいぶん大きくなったね～。すぐにでも産まれそうじゃない」これにはほんとびっくり。そして、ちょっとうれしかった。それで今回私なりの結論が、台湾の人は常に臨月のおなかを基準にしているのではないかということ。「小さいね」というのは、「まだまだ産まれるほどの大きさにはなっていないね」という意味なのかな。日本のお医者さんも「赤ちゃんが順調なら、おなかは小さく見えても大丈夫。大きいというのは太っているということだし。それに、見え方と実際は違うから、気にする必要はない」と言っていたし。わかってはいたけれど、ほんとホッとしました。

  2004年04月15日

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• 里帰り中

  日本に戻り、実家に滞在中。さっそく退職した父と散歩。ゆっくり道を歩いていると、やっぱり日本はいいなあと思ってしまう。車は人を見てちゃんと止まってくれるし、どの家も庭先の花や木がきれいだし、なんていっても道がきれい…。散歩にはやっぱり日本がいいなあと思ってしまう。台湾での散歩の楽しみは、ちょっとしたおいしい小吃の店を見つけられること。それはそれでよかったけれど。

  2004年04月14日

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• 里帰り

  今日から２週間日本へ帰国。２週間夫とも会えないので、「おなかの子にお話してちょうだい」と夫に言うと、「もうすぐ日本のおじいちゃん、おばあちゃんに会えるね～。おいしい日本のものも食べられるね～。」など、ぶつぶつ話し出した。そのうち、「ママは、頑固ですぐ怒るしすぐ泣くけど、いいママだよ。よろしくね。」などと言っている。気づくと、ちょっとウルウルしているみたい。私のマタニティーブルーがうつったのかしらん？

  2004年04月11日

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• 里帰り出産？

  出産の時に夫に立ち会ってもらえるとは限らないみたいだし、おまけに坐月子についてあるHPを読んでいたら、すっかり憂鬱になってしまった。そして、憂鬱な気分のまま、私が日本で産むならここかなと思っている産院のHPを読んで、気分はすっかり里帰り出産に。だって、助産婦さんによる相談とか、母乳に関する外来もある。おまけに、バースプランだって出せるらしい。「もしかしたらこれが最後かも」とも思うし、命に関わる人生の大大イベント、自分が安心できて、自分が思うお産を望んでもいいのではないかとも思う。そして、きのう夫に「やっぱり日本で産みたいなあ」と言ってしまった。妊娠してから、ますますやさしくなって（ちょっと口うるさいとも言えるが）、肩や足をマッサージしてくれたり、クリームなんかも塗ってくれる夫。私の散歩にもいつもつきあってくれる。その夫のとっても悲しそうな顔を見て、里帰り出産で３ヶ月帰るとはやっぱり言えなかった。「私が台湾で出産するのは、あなたに支えてもらって、一緒に育児を始めたいからなの。なんでもお母さんに頼らないでちゃんと勉強して、積極的に育児をしてよ。私が嫌なことはちゃんと両親に伝えてね！！」とまたしつこく念を押すと、「わかってるよ～」といつものお気楽な返事だった。

  2004年04月05日

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• 夫の立会い

  きのうは７ヶ月の定期検診。そろそろ出産の時のことをいろいろ聞いておいた方がいいのかなと思い（本当は病院を決めるときに聞いておくべき？）、夫の立会いや母子同室について聞いてみた。母子同室については、赤ちゃんに問題がなければ大丈夫とのこと。けれど、夫の立会いは、他に出産する妊婦さんがいるかどうかに関係してくるとのこと。分娩室にはどうやら分娩台は一つではないらしい。（そういうものなんでしょうか？）そのため、もし他の妊婦さんがいれば、看護婦や医者の数も増えるし、夫が立会いをするのは無理とのこと。夫の立会いについては問題がないだろうと軽く考えていた私は、大ショック。医者に「できないんですか？」と３回ぐらい聞き返してしまった。私が通院している病院は有名な大病院。出産が他の妊婦さんと重なることってどのくらいの確立であるんだろう…？台湾での出産にこだわる理由は、夫に陣痛から出産まで立ち会ってもらうためなのに…。まあ、産後の不安や驚きなどのもろもろも分かち合いというのもあるけれど…。元々先生や病院になんとなく疑問もあったし、やっぱり病院を変えるべき？それとも日本へ里帰り出産？あー、気持ちは揺れてしまう…。

  2004年04月04日

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• 友達の帰国

  ６日間の台湾旅行を終え、友達が帰国。私のうちに泊まったのは、最初と最後の３日だけだったけど、友達を見送り、うちに帰ったら、なんだか急に胸にぽっかり穴が開いたようなさびしい気持ちに。「日本にいたら、彼女にも他の友達にももっと頻繁に会えるのに…」と、ちょっとしたホームシックになってしまった。あまりにさびしいそうな私を、くだらない冗談で元気付けようとしてくれる夫。「こんな日は大好きなワインでも飲みたいなあ」と思うけど、妊娠中でそれもできず…。夜フライドチキンを買い、夫に「ビール飲む？」と聞くと、「うん！」と元気な返事。本当は夫より私のほうがよっぽどビール好きなのに…。フライドチキンをつまみながら、おいしそうにビールを飲む夫を見て、ちょっとむかついた。

  2004年04月03日

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• パパイヤミルクの謎

  友達が来台したので、パパイヤミルクを作ってあげた。（ただミキサーにパパイヤと牛乳を入れただけ）友達は「えー、うちでパパイヤミルクが作れるの？」とびっくり。彼女は、実は１０年以上前に台湾で日本語を教えたことがある人（なので、友達といっても、日本語教師としては大先輩だけど）。彼女の話によると、その昔パパイヤミルクが大ヒットしたのは、パパイヤと牛乳のジュースに「あるもの」（何だろう？）を入れることによって、混ぜた後固まってしまうのを防ぐことに成功したからだと言う。「固まる？」と聞いてぴんと来なかったけど、いつも作ってすぐ一気飲みしていて気づかなかったよう。確かに彼女が残したパパイヤミルクは１０分ぐらい経ったら、ヨーグルトみたいに固まってしまって、とってもまずそうになってしまった。パパイヤミルクはうちで作ればいいやと思っていたけど、外で飲む価値もあるんだーと驚き。しかし、その辺のジューススタンドでもその「あるもの」は入っているのかな？だいたいその「あるもの」って、何だろう？

  2004年03月30日

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• パン作り

  きのう来台した友達がパン作りに凝っていて、今日は我が家でパン教室を開いてくれた。（といっても学生は私だけですけど。）作ったパンは３種類。たまねぎパンと牛乳パンとカレーパン。密かにおうちでパンを焼いて、焼きたてパンというのを食べてみたいとは思っていたけど、それがこんな形で叶うなんて、感激。友達が計りと軽量カップをプレゼントしてくれ、材料を買い揃え早速開始。手順は難しくないけれど、やっぱりこね具合と発酵の度合いの見極めが難しそう。うちのオーブンは、そんな立派なものでなく、普段トーストを焼くだけど、フツーの安いもの。そんなオーブンでも、なかなかの出来。そして、焼きたてはやっぱりとーってもおいしい！カレーパンなんて、まさに「さくっ」「ふわっ」という感じ。結構たくさんできたので、義母にもおすそ分けしたところ、それがとっても好評。義母の手作りの料理は、よくもらっていたけれど、私が作ったものをあげるなんてこれが初めて。本当に友達に感謝です。そして、初めて嫁らしいかわいげのあることをしたような気がして、それにも感激の私。「おいしいパンが焼ける奥さん」という響きに憧れつつ、一人で作って、人に上げられるようになるには結構練習が必要なんだろうな。

  2004年03月29日

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• 義母の涙

  出産は台湾での予定だけど、台湾での考え方の違いや言葉の問題など、結構不安も多い。それで、いざとなったら日本へ帰るという逃げ道を用意しておきたくて、一応まだ決めていないということになっている。台湾で出産すると、ついてくるのが坐月子。期間は１ヶ月。食べ物やら、してはいけないことなど、いろいろ面倒らしく、これを夫の実家でするというのが、考えるだけでも憂鬱になってくる。夫の両親はよい人たちだし、きっとよく世話を焼いてくれると思うのだけど、私は性格上、人の世話になったり、甘えたりというのがとっても苦手。赤ちゃんを抱え、それを１ヶ月なんて、到底無理と思ってしまう。坐月子センターというところもあって、ここに入るという手もあるが、これが高い。日本の母は、「そこでいいじゃない。気兼ねがないのが一番よ。」という。夫も「red_beanがそうしたいなら、そうしてもいいよ」と言う。でも、節約家の義母は、「もったいない！」の一言で、一蹴。「あー、考えるの面倒…」とそのままにしておいたら、夫が義母に　出産後ちゃんと夫の実家に来るのかと確認されたらしい。夫が「red_beanのお母さんが坐月子センターを勧めるし、そうするかも」と言ったところ、なんと義母は涙を見せたらしい。夫の実家で世話できるのに、その実家に出産後嫁が行かないなんて、面子の問題になるらしい。おまけに、台湾で出産するなら、夫の実家で座月子をさせるように、義父から義母へ相当プレッシャーがかかっているらしい。（義父は面子をとっても気にするタイプ）「あのうちは、嫁とうまくいっていない」「嫁の世話もしてあげないなんて、冷たい」とか言われちゃうのかな。「お義母さんを泣かせてしまって、すまなかった」と私も反省。夫に「坐月子中心（センター）に行くとは決めていないし、せっかくお義母さんが世話をしてくれるというのに、坐月子中心には入らないよ。入るくらいなら、日本で産むよ」と伝えた。でも、やっぱり不安な私は、「でもさー、せいぜい１０日でうちに帰りたい」というと、夫はうれしそうに「おっけー」といつものお気楽な返事。（夫は産後について、何もわかっていないと思う…）さっそく夫は義母に電話で、「red_beanは、坐月子には、入らないって」と話していた。それにしても、本当に１０日でうちに帰れるのかな。１０日だったら、大丈夫なのかな。あー、不安は尽きないです…。

  2004年03月25日

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• 大統領の銃撃

  きのうの大統領の銃撃事件には、「台湾は危ない国だったのね」と私もびっくり。夜には、大統領の腹部の傷の写真がテレビに映され、それにもまたびっくり。友達はご主人に「治安が悪くなるかもしれないから、日本に帰ったほうがいい」と言われたらしい。私もすかさず夫に「日本に帰ったほうがいいかなあ」と聞いたみたところ（私の場合ただ日本に帰りたいだけだけど）、夫は「だいじょ～ぶだよ～」とのんびりした返事。どこまでもお気楽な台湾人夫であった。（友達のご主人も台湾人だけど）

  2004年03月20日

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• 妊婦は果物が好き

  つわり中、食べ物が嗜好がずいぶん変わったのにはほんとびっくりしたけど、それも落ち着いてホッ。もう２度と台湾料理が食べられないかと思いました。落ち着いた今でも、以前と違って大好きになったのが、果物。前は旬のものを時々食べる程度。それが今では毎食後、食べている。まず最初は、グレープフルーツ（これにはまる妊婦は多いらしい）。でも、つわりの頃は固形物が苦手で、１００％のグレープフルーツを買いに、吐き気を抑え、スーパーへ走ったけ。その後は、りんご。りんごがこれほどおいしく感じたのは何年ぶりだろうと思った。今年初めて食べた棗（梨にちょっと似ているかな）は、一気に５個食べた。「どこがおいしいの？」と思っていたグアバも気がつくと、パクパク食べている。今一番食べたいのはスイカ。妊娠して以来ずーっと食べたいと思っている。両親の台湾滞在中ホテルの朝食で何度か食べたけど、まだシーズンが早くて甘味もそれほどないのに、ほーんとにおいしかった。がんがん暑くなって、すいかがおいしくなるのが待ち遠しい。そんなんで、気づくとつい果物を買ってしまう。ちなみに今うちの冷蔵庫には、イチゴ、パパイヤ、パイナップル、蓮霧（さくさくしてジューシーでとてもおいしい）、グレープフルーツ、ぶどうが入っている。（こんなに入っていたなんて、自分でも驚き）果物が豊富でおいしい台湾にいられるのは、しあわせと思いつつ、実は果物は糖分が高いので、とり過ぎは厳禁。あまり食べてはいけないのです。あーあ、せっかく台湾で感じられる幸せなのに…。

  2004年03月19日

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• 妊婦の涙

  妊娠して、体の変化には驚くことばかりだけど、涙もろくなったこともまた驚きの一つ。もともと３０歳を過ぎた辺りから、ドラマ、ドキュメンタリー、アニメ、感動的なシーンでは必ずと言っていいほど泣いていたけど、妊娠して以来、一度涙が出るともうコントロールが利かない感じ。感動しても泣くが、ちょっとしたいやなこと、悲しいことでもすぐ涙が出てくる。感情の抑えがきかなくなったみたい。この間の両親の見送りも、見送り後ぼーっとしているところへ夫から電話。夫の声を聞き、涙がぽろぽろ。その後夜まで思い出しては泣いていた。（けれど翌日はすっきり）昨日は義母の家で義母が見せてくれた赤ちゃんのゆりかご（というんでしょうか？）がかわいくなくて、帰宅後、涙。（おじが買ってくれたらしい。）普段はやさしい夫にはちょっときつく言われるだけで、もう涙が滲んでくる。夫は慣れたもので、「またきたか」ってな感じで、よしよしと慰めてくれる。けれど、涙のついでに鼻水も夫のシャツで拭こうと思ったら、それは拒まれた。自分でもばからしくなってくるし、そのうち何が悲しいのかもわからなくなってくる。けれども、止まらない涙。こんなんで強い母になれるのか、とまた心配。

  2004年03月17日

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• 赤ちゃんは男の子らしい

  両親の来台中に、羊水検査の結果で赤ちゃんの性別が判明。なんと赤ちゃんは男の子！実は女の子だとすっかり思い込んでいた私たち。というのも、去年占いで、夫が「あなた来年子供ができますね。とってもやさしい女の子ですよ」と占い師に言われたから。そういう私も昔占いで、「女の子を産みますね。いい子ですよ。」と言われたことがある。そして、夫がものすごい小さい女の子好きというのも拍車をかけた。私も甥を３人続けてみて、「次は女の子がいいなあ」なんて思っていたし。聞いた瞬間、夫の顔は引きつっていた。子供好きの夫は、「男の子だっていいよ。変わらないよ」というけれど、明らかにテンションは下がっている…。そういう私もイメージはいつもピンクだったのに突然パステルブルーになり、やや戸惑い気味。何て言っても、女の私が女の赤ちゃんを産むのはなんとなくわかるんだけど、男がおなかの中にというのはなんだか思った以上にショーゲキだった。胎児名もさっそく男の子用に変更。（「子」をとっただけ）「赤ちゃんの性別は神様の領域、出産前に性別を知る必要はないのでは」というのを読み、それもそうかなと思っていたのだけど、こんなおばかな私たちには必要だったようです…。それにしてもおなかの子には申し訳ない。ごめんね。反省しつつ、「書類のタイプミスかも」と思い、その後の超音波検査でも「男の子ですか」と聞いてしまった私。けれど、今回の超音波では確認できず。まだほんのちょっとだけ「女の子かも」と思っている私です。

  2004年03月12日

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• 両親の来台

  両親の来台が急に早まり、３月２日に来台、９日に無事帰国。出産前に来てくれたのはうれしかったけど、父はもう７０を越えていて、糖尿だってひどいのに相変わらずお酒を飲むし、足が悪くて、台湾のでこぼこの多い歩道を歩くのは心配だし、父と母はやりたいことが全然ばらばら、私の体を気使いつつも、それぞれ勝手なわがまま言うし。１週間結構疲れました…。果たして胎教によかったのかしらん？疲れた１週間だったけど、見送った後は一人しんみり…。「これが最後かな…」なんて考えたら、ぽろぽろ泣けてしまった。妊娠中の両親の見送りは辛いです…。

  2004年03月10日

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• 今日から妊婦日記

  実は今妊娠６ヶ月。安定期に入り、散歩に励む毎日。今日もせっせと歩いていたときのこと。突然若い女の子二人組に声をかけられた。始めは道を聞かれたのかと思ったけれど、私の顔を指差し何やら話している。「わからない」で済ませてもよかったけれど、自分たちの頬を指差し何か言っているので、ちょっと気になる。「顔に何かついているのかな？」と思い、鏡を出し、顔を見ても特に何もない。そして、いろいろ聞いてわかったのは（いろいろと言ってもいくつかの単語とやり取りとジェスチャーと想像）、どうやら「あなたの顔にはしみがあるけど、それをとってくれるいい医者を知っているから紹介してあげる」ということらしい。やっとわかったのはいいけれど、「用があるから」と言ったら、連絡先を書こうとしていたみたいだけど、特にも引き止められなかった。（まあ、中国語がたいしてできない日本人だったからだろうけど）彼女たちは、セールスなのか？それともただの親切なのか？けれど、ショックだったのは、私の顔には「わざわざ道で呼び止められるようなしみ」ができているということ。年の割にはしみは少ない方と思っていたのに。（って母が言うから信じていただけ。）毎日ちゃんと日焼け止めを塗っていたのに。おととい読んだ妊娠雑誌の記事を思い出した。「妊婦の美白」「妊娠中はしみができやすい」。そういえば、この２，３週間日差しはもう夏というぐらいの台湾で日中がんがん散歩している…。というわけで、これからは散歩とともに日焼け対策、肌のお手入れが日課になりそうです。あ、でも日本より格安なレーザーしみとりが結構流行っているらしいし、それをやる日も遠くないのかも。

  2004年02月26日

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• 義母の突然の来訪

  夜10時頃リビングでくつろいでいると、「ピンポーン」。夫が出ると、義母だった。義母はうちの近くに住んでいるのだけど、たまに食べ物などを持ってきてくれる。そういう場合は、大抵玄関で持ってきたものを渡し、さっさと帰ってしまう。今日も「何か持ってきてくれたのかな」と思っていると、部屋に上がってきた。慌てて、リビングに脱ぎ散らかした服や畳んだまま置いてある洗濯物を抱え、寝室へ移動。「これでよし」と思い振り返ると、義母の後ろには、夫の叔母が（高雄からちょうど台北に来ていた）。義母は寝室など一つ一つ電気をつけ、叔母に見せて回っていた。服の移動もなんの意味もなし…。めったに人なんてこないから、掃除も手抜き…。一通り見せ終わると、さっさと帰ってしまった。入ってきてから出て行くまで、3分もないかも。まだまだ台湾人の行動って、読めません…。

  2004年02月15日

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• トマト鍋と牛乳鍋

  「ねー、バレンタインデー何する？」とかなり前から言っていたのだけど、何度聞いても夫は思った通り何のプランもなし。なので、先日開店したばかりの鍋のお店の前を通りかかったときに、つい「バレンタインデーはここにしようか」と私が言ったばかりにそこでディナーになってしまった。ちょっとロマンティックなのもいいなあと思っていたのに。そのお店の看板メニューはトマト鍋と牛乳鍋。牛乳鍋がいいなあと思っていたのに、気が付いたら魚トマト鍋を食べていた。夫は羊肉牛乳鍋。夫が魚トマト鍋がいいと言っていたのになあ。お味はなかなか。でも鍋には牛乳の方が合うような気がする。トマトスープと牛乳スープを混ぜて飲んだらおいしかった。ちょっと洋風鍋だけど、タレは台湾のいつもの沙茶醤なので、それをつけちゃうとやっぱりいつもの台湾の鍋になってしまった。それもおいしいんだけど。

  2004年02月14日

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• 芭楽多多

  食後の散歩の帰り、ジューススタンドで芭楽多多ジュースを買った。芭楽はグアバで、多多はヤクルトのこと（らしい）。これがとっーてもおいしい。さっそくうちで作ろうとグアバを買った。ヤクルトも買おうと思ったら、うちにあるカルピスでいいんじゃないかと夫が言う。うーん、それもなかなかいけそうな気がする。

  2004年02月13日

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• ランタンフェスティバル

  今日は旧正月が明けて15日目、元宵節（というらしい）。ランタンフェスティバルが始まる日でもある。今年の会場の一つはうちの近所。夕食後、さっそく夫と行ってみた。バスに乗っていくと、会場近くでは、街路樹に電飾やランタンが飾られ、なかなかきれいでいい感じ。交通量がおおくて、ごみごみしている街もなんだか、ちょっとステキに見える。第1日目とあって、人出も多かったけど、今年の干支の猿のランタンや個人作品のランタン、出店をちょっとのぞいて帰ってきた。人が多くてはぐれた人も多かったよう。「○○さん、奥様が先にお帰りになるので、お一人でお帰りくださいとのことです」みたいなアナウンスがとっても多くて、ちょっとおかしかった。日常的なイベントがちょっと少ない台湾生活だけど、旧正月からこの頃は、街もなんだかにぎやかでちょっと楽しい。

  2004年02月05日

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• 歯医者へ行った

  奥歯の詰め物が取れてしまい、予約していた歯医者へ行った。日本も歯医者が多かったけれど、台湾もすごく多い気がする。お金になるからか。うちの近所だけでも、１０軒はありそう。けれど、これだけ多いとどこに行ったらわからない。夫と散歩していると、「カリフォルニア歯科」という歯医者を見つけた。いかにも留学帰りという感じ。英語も通じそうだし、さっそく予約を入れた。けれど、外観がちょっと普通の歯医者と違う。ちょっとした高級スパ（エステ）風。下町チックなうちの近所では、ちょっとういている。予約後、丈夫なのかしらとちょっと不安になった。予約の日、時間に行くと、若い女の子たちがなかなか親切。すぐお茶が出てきて、住所や問診表に書き込むように言われた。書き込んで頭を上げると受付には、医師の証書などがずらり。「ハーバード」「NYU」の字が見える。「おぉー」と思っていると名前はなんと夫と同じだった。（苗字は違うけど）診察室はなんと２階。診察椅子（というのかしら？）に座ると、毛布をかけてくれる。そして、なんと各診察台にはテレビがついていた。（夫の話によると、台湾ではよくあるらしい。）「好きなのをみていいのよ」と言われ、リモコンを渡されたけど、ちょっと画面近すぎ。助手の女の子たちは制服を着ている。それが、上下赤いチェック。デビュー当時のチェッカーズみたい。先生は普通の白衣だったけど。診察は無事終了。詰め物も元の位置に戻り、ホッ。けれど、「日本式の詰め物だね～」と言われた。詰め物って国によって結構違うのかしら？たった１度で済んだ歯医者だけど、やっぱり日本とはずいぶん違って、なかなか面白かった。韓国でもアメリカでも歯医者には行ったけど、これほどの違う感じなかったような気がする…。

  2004年02月04日

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• 夫とハーブ

  夫と公園へ散歩に行くと、近くで花市がやっていた。さっそく入ってみると、夫がうれしそう。実は、私が買った観葉植物も、大家さんが置いていった植木も、義母が持ってきた植物も、世話をしているのは夫。夫の出張中に枯れかかった植物を生き返らせたのも夫である。窓際の植物を見て、「かわいいね～」なんて言っている。私も植物は好きなんだけど、虫が怖くて、どうも世話ができない。私は責任が持てないので黙っていると、ハーブを買おうと言い出した。夫は私がハーブ好きであるのを知っているのだ。結局、レモンバームとラベンダーの小さな鉢と小さいシャベルなどを買った。帰って、私はさっそくネットで「ハーブの育て方」をチェック。難しくはないけれど、土の種類などが書いてある。「こういう土と栄養を混ぜるといいみたいだよ～」と夫に言うと「何でもいいんだよ」と、ご機嫌で植え替えている。花にあげる栄養剤のようなものを霧吹きに入れ、ご機嫌で吹きかけている。それにしても、こんなに植物が好きだったなんて知らなかった。ま、そのうちハーブティーが飲めるからいっか。

  2004年02月02日

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• ラストサムライ

  夫と「ラストサムライ」を見た。日本人俳優もすごくよかったし、映像もきれいだし、3時間もあっという間。けれど、「何か違うかも」と思ってしまい、映画にあまり入りきれず。ラストではやっぱり泣けたけど、胸にはずーんと来ない。よくできたハリウッド映画という感じ（そうなんだけど）。夫はというと、日本的な風景に、そして侍魂、武士道に大感激。「日本人には、ああいう精神的なものあっていいなあ」とうらやましそう。そして、今ひとつピンと来ていない私に、「侍」や「武士道」について熱く語ってくれた。

  2004年01月31日

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• とても寒い台湾

  このお正月休みに入った頃から台湾はすごーく寒い。７度から１０度ぐらいの日が続いている。おまけに雨も多い。雨は今日に入ってもう３日目。いい加減もうそろそろやんでほしい。台湾では一般的に室内では暖房を使わない。お正月、夫の実家も親戚のうちでも暖房はなく（なんと妊婦さんがいるうちも！）、寒がりの私はずーっとコートを着っぱなし（そして妊婦さんも！）。夫の実家では、気を使ってくれて膝に毛布をかけてくれたけど、「暖房買って」と本当は言いたかった。夫にも「台湾寒すぎる」と文句のいい通し。室内が寒いので、どこへ行っても寒い（デパートは人が多いせいか、あまり寒さを感じないけど）。なので、逃げ場はない。きのうそごうに行くと、店頭には大型ストーブが！これを機に、台湾に暖房を広める運動をしたいぐらいだ。我が家は温風器が一台だけ。広いリビングではイマイチ効き目がないけど、狭い勉強部屋に置くとなかなか暖かい。問題はその部屋から出られなくなってしまうこと。もう一台買ってくれと夫にずーっと言っているんだけど、今暖房は売りきれ状態らしい。あー、１日も早く暖かくなってほしい…。

  2004年01月29日

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• 義理の兄のガールフレンド

  義理の兄と夫は、遠目にはだいたい同じようなものだけど、義理の兄の方が学歴もお給料も車もかなり上である。その義理の兄がこの旧正月に駐在先から帰国。そして、ガールフレンドも連れてきた。私は、彼女に会うのはこれが２度目。その義理の兄のガールフレンドは、英語も上手（これは中国語がイマイチの私にとってとてもありがたい）、気も利いて、なかなか聡明そうである。性格もフレンドリー。いい人でよかったと思いつつ、中国語が下手でつい黙りがちな私は、やや引け目を感じてしまう。夫に「彼女って台湾人なの？」と聞くと、「客家みたいだよー」と言う。「え？台湾語は？」「できないかもね～」と夫にとってはどうでもいいよう。ようやく共通点（？）を見つけた私。ちょっとうれしい。

  2004年01月26日

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• 過年～大晦日の拝拝

  きのうは旧暦の大晦日、そして今日は元旦。台湾では、家族にとって大晦日が一番大切だそうで、きのうは、お昼から夫の実家へ行った。夫の実家へ行くと、義母は料理を作り、仏壇（神棚？夫の話によると、ご先祖様や土地の神様が祭られているらしい）の前のテーブルに料理を並べている。きっと拝拝（お参り）をするんだろうなと思っていたが、なんと2回！一回は土地の神様に2回目はご先祖様にするらしい。拝拝の手順は、まずは、テーブルに料理（10品）、お酒、果物を並べ、お参り。そして、外にでて、紙のお札を焼く。この時、紙のお札を折ってから焼く。最後に、火におちょこ１杯分のお酒をかけて、終わり。この日は、なんとこれを２回。１回目はお昼過ぎ、２回目は夕方。時間も決まっているらしい。テーブルに並べられていたものも１回目と２回目はちょっと違っていた。う～ん、不思議。この拝拝は、月に２度ほどあるらしいのだけど、歩いていると、店先やら、歩道に拝拝のための食べ物や果物が並べられたテーブルを本当によく見かける。この拝拝はとっても大切なよう。台湾人と結婚した私だけど、これはちょっと受け継げないかもしれない。

  2004年01月22日

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• マヅッワモシペ

  この間年末気分を楽しもうと買い物客で賑わう迪化街へ行った。海外にいると奇妙な日本語をよく目にするものだけど、そこで目に入ったのが、「マズッワモシペ」。こういうのって大抵想像がつくものだけど、見当もつかない。その看板の前には人だかりもできているし、さっそく近寄ってみると、「MAGIC MOP」と書いてある。なるほど「マジックモップ」だったのだ。確かにカタカナの「ツ」と「シ」、「ク」と「ワ」は似ているけれど、どうしてそうではない方になっちゃうのかしら。確率は５０％じゃないのかな。というわけで、正しいのは「マ」と「モ」だけ。小さい「ッ」は正しかったけど、「ワ」の中にすっぽり入ってたのが、惜しい。ちょっぴりかわいかったけど。

  2004年01月21日

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• 台湾の忘年会

  台湾では旧正月を前にあちこちで忘年会が行われる。テレビのニュースでは、有名企業の忘年会がニュースになり、結構流れる。聞いた話によると、台湾の大企業では有名歌手を呼んでコンサート、大くじ引き大会などが行われるよう。学生からいくら当たったなんて話をよく聞いていたので、密かにうやましく思っていた私。先日ついに台湾の会社の忘年会に初参加。といっても夫のお得意先の会社の忘年会で、社員、家族、知りあいを含め20人程度のもの。一流ホテルで開かれたので、料理はなかなかだったけど。そして、やっぱりお決まりのくじ引きはありました。その場のいた中でたぶん私が一番期待していたと思う。しかし、結果は宝くじが2枚。（まあ、当たれば「億」かもしれないけど）けれども、夫が何と商品の中で一番大きく、目を引いていた「食器乾燥機」を当てたのです！！夫を久しぶりに見直してしまった。それにしても、社長の息子が最新携帯電話を当てたのだけど、ちょっと納得がいかないなあ。

  2004年01月20日

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• 帰台

  日本から3週間ぶりに台湾へ戻った。飛行機が、着陸した瞬間、「あーあ、戻ってきちゃった」と呟く。なぜかすまなそうに私を見つめる夫。けれど、3週間ぶりの戻ってみると、台湾はすっかり年末ムード。街は買い物客で賑わい、デパートもお正月飾りで赤一色。「日本で終わった思ったのに、またまたお正月」とちょっとお得な気分。そして、3週間ぶりに街を歩くと、台湾の見慣れた風景もちょっと新鮮、観光気分。やっぱりちょっと長めの里帰りって大事とつくづく実感してしまった。

  2004年01月07日

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• 甥語録

  帰国の楽しみの一つは、赤ちゃんの頃から一緒に遊んでいる仲良しの甥っ子との再会。10ヶ月ぶりの再会に甥っ子もうれしそう。甥っ子は今10歳。子供っぽかった彼も、ちょっと少年らしくなってきた。ある日、一緒に将棋をしていると、突然聞いてくる。「ねーねー、やっぱり○○（私の名）も寝る前は○○（夫の名）とあれするの？」「えっ？あれって？」「あれって、あれだよ」「何よ、あれって」「キスだよ。アメリカ映画じゃ、よく見るから」「うーん、そうだね」と適当に答えてしまった。甥っ子と義理の姉との会話。「お母さん、今日はバザーに行くんだっけ？」「バザー？」「バザーじゃなかった？じゃ、バーゲン？それともクリアランス・セール？」兄一家はよく、バーゲンに行っているらしい。ある日、私が歯磨き中にうっかり歯ブラシを床に落とし、夫が飛び散った歯磨き粉をティッシュで拭いていた。それを見た甥っ子は、「ねー、○○（夫の名）、○○（私の名）って、世話焼くの大変じゃない？」夫は苦笑しつつ、大きく頷いていた。ある時、夫に「○○さん（夫の名）、これお願い」と言うと、甥っ子がすかさず、「夫に「○○さん」はないんじゃない？夫でしょー、「さん」をつけるなんて。○○でいいんじゃない？」と言われる。「そう？いいんじゃない、どっちでも」「え～」と納得がいかないよう。10歳ともなるといろいろなことを考えるようである。帰国の日、見えなくなるまでずーっと手を振っていた甥っ子。それを思い出すたび、おばさんの胸は切なくなります。

  2004年01月03日

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• 「冬のソナタ」にはまる

  日本に里帰りした日、なんとその翌日から「冬のソナタ」の再放送が始まった。以前から見たいと思っていたし、はまるドラマには思いっきりはまってしまうタイプなので、予想はしていたけど、クサイせりふと古典的なストーリーに「きゃー、ちょっと恥ずかしい」と思っていたのは始めのうちだけ。見事にはまってしまった。夫にもさっそく国際電話で話す。「主役の二人がね、兄妹かもしれないの！」「ずいぶん古臭い話だね～」と夫。おまけに、その後夫からの電話を「今、ドラマいいところだから」という理由で切ってしまったので、夫の「冬のソナタ」に対する印象はとても悪い。2週間後、ドラマの再放送は終わり、翌日夫が来日。成田空港へ夫を迎えに行く。久しぶりの再会だったのに、会った瞬間、「どうして、チョンサンじゃないの？」と思ったしまったことは、夫には言わないでおいた。

  2003年12月28日

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• 飛行機の中で

  帰国する飛行機で、隣に座ったのは若い台湾人青年だった。ふと気が付くと、その青年、なんだか私のしていることをマネしているよう。私がヘッドホンを取り出し、リモコンでテレビの番組を見始めると、彼もヘッドホンを取り出しつけ、リモコンを取り出し、テレビを見る。テレビの画面の位置を調節すると、彼もテレビを触り、上下に動かす。私が機内誌で、番組をチェックすると、彼もすかさず機内誌を開く。機内食が配られ始めたので、前のテーブルを降ろすと、彼もそれに続く、といった具合。「海外旅行は初めてなのかも」と思い、なんだかほのぼのとした気持ちに。途中ガイドブックを開き（もちろんタイトルは「日本」）、巻末の旅行会話を練習しているらしい。ここは一つ、指導でもしちゃおうかなと思ったけれど、なんだか世話焼きおばさんみたいで恥ずかしいのでやめた。特に話はしなかったけれど、なんだかほのぼのとした楽しい帰国の旅路だった。

  2003年12月14日

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• 帰国

  あした10ヶ月ぶりに日本へ帰国。今から買い物リストを作り、眺めてながら、ついニタニタしてしまう。台湾ではなぜかあまり感じない物欲が、帰国と思うだけで目を覚まし、もう欲しいもので頭はいっぱい。今回ほしいものはなんと言っても、「こたつ」。台湾在住日本人妻の冬の必須アイテムだと思う。しかし、欲しいものいっぱいで、スーツケースにそんな余裕があるのか、今のところ未定…。せっかく始めた日記なのに、体調不良で滞りがち…。ウェッブの日記更新は、来年の目標にも入れるつもりです。（例年のことながら、「今年の目標」の効力はせいぜい1ヶ月だけど）ちなみに次回の更新は、台湾に戻る3週間後になる予定です。

  2003年12月13日

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• 月曜日のマクドナルドで

  急にマックのフライドポテトが食べたくなり、月曜日の午後6時頃夫と近所のマクドナルドへ行った。（夫はちょうどお休み。）実はマックへ行くのは台湾ではこれが2度目。夫はファーストフードが嫌いなので、夫と行くのもこれが2度目（1度目はアメリカで）。平日の6時のマックなんて、学校帰りの学生ばかりなのかしらん？と思って入るとこれが、結構いろいろな人がいる。ここのマックは、近くのマンションが多いせいか、子供の遊び場がある。そのせいか、その日も子供が結構その遊び場で遊んでいた。平日の6時と言ったら、おうちでママと晩御飯じゃないのと思うが、そのママは席で、手芸にいそしんでいた。気になったのが、70代のおじいちゃんと孫。おじいちゃんはハンバーガーを食べながら、孫を遊ばせている。「日本じゃ、マックで晩御飯時におじいちゃんが孫の世話をしているなんて、ないんじゃないかなぁ」「台湾じゃ、珍しくないね」と夫。「70過ぎて、晩御飯がハンバーガーなんて、嫌じゃないのかな」台湾では、本当に孫を連れたおじいちゃん、おばあちゃんというのが本当に多い。たまに母親がいても、おばあちゃんが孫を抱っこなんてことも多い気がする。「おじいちゃん、おばあちゃんは孫の世話をするのが好きなんです」とある学生は言っていた。女性も子供がいても（そして妊婦でも）、働くのが普通の台湾では、孫はおじいちゃん、おばあちゃんが世話をするのが普通なのだ。おじいちゃんとおばあちゃんが遠くに住んでいる場合、子供は預けっぱなし、週末に会いに行くというカップルも少なくないらしい。私にとって、これはちょっとしたカルチャーショックだった。日本では「やっぱり母親がしっかり3歳までは育てないと」という「母性神話」で、働くお母さんたちは苦しむらしいし、これも育児へのプレッシャーがなくて、よいことなのかな。と、いろいろ考えさせられるマックでの晩御飯だった。

  2003年12月08日

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• 日本人的精神論？

  きのう夫とテレビを見ていた時のこと。「黄金伝説」で内山君が家具のリフォームで、職人さんに「ペンキを上手に塗るコツって何でしょうかね」と聞いていた。職人さんは「うーん…、コツねぇ…。“気持ち”かな」「“気持ち”っすかぁ～」と内山君。この会話を聞いて夫は「日本人ってよくこういうこというよね」そういえば、この間終わったドラマ「ソムリエ」でも、菅野美穂が「ねえ、ソムリエって一体どんな人なのよ」と聞くと、稲垣吾郎ちゃんが、「ソムリエっていうのは、ワインを人のように愛し、人をワインのように愛する人のことじゃないかな」と答えていたっけ。これもなんだか通ずるものがあるような気がする。私自身も小中学校を通して、このような精神論的なことを結構言われた気がするし。その頃は「うるさいなぁ」と思ったものだけど。でも、今は「うん、うん、結局はそういうことをよね」と思う。年をとったのかしらん。夫は「台湾人は、普通“経験と技術”って考えるんじゃないかなあ」と言う。「でもさ、“経験も技術”も結局は、気持ち的なものからなっているんじゃないの？」と私。「でも、台湾人はそんなふうには言わないと思う。そして、“経験と技術”があれば、お金に結びつくと思うんだよね」結局のところ、やっぱりお金に結びつくのよね、台湾は。「日本は違う」と言いたいけど、本当に違うのか、そして私自身も本当にそうではないと言い切れるのか、自信がないのだけど。

  2003年12月04日

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