普通でいること、いないこと
自分の子どもが「病気を持って生まれてきたこと」「ハンデをもっていること」私は、自分でいうのもなんですが、すごく冷静に受け止めてきました。それは、私の職歴が影響していたのかもしれないし、いわゆる障碍を持って生きている人々と多く接してきたためかもしれません。受容するということは、さまざまな過程を要するようです。それを、周りのお母さん方を通して目の当たりにしてきました。ですが、ある友達は、それがまだまだ進んでいない。いや進んではいるのかな、「あきらめ」の段階に…連絡があるたびに彼女は、「まだ、大きくならない。はいはいも出来ないし、離乳食もちゃんと食べられない。幼稚園にも保育園にも入れられない」と、まくし立てます。「リハビリもどうせ、歩けないから」とやめてしまいました。病院以外は、ずっと家に閉じこもっているようです。心配です。早く次の段階に進まないかな。こればかりは、その人のペースで進むしかないのでしょうが、少しずつでも進む成長のチャンスを逃してしまわないか、ハラハラしています。 話を聞くことだけかな。私にできるのは。とっても歯がゆいです。