『リービング・ラスベガス』1995年 米
あらすじ;退廃の街ベガスを舞台に、アルコール依存症の男と娼婦の短くも激しい愛の姿を綴る。J・オブライエン(自身もアルコール依存症で映画化決定後に自殺してしまった)の原作を基に、「背徳の囁き」のM・フィギスが脚色・監督、それに音楽までも担当した渾身の一作。重度のアルコール依存症のために映画会社をクビになった脚本家ベンは、ハリウッドでの生活を処分してベガスへ向かう。そこで死ぬまで酒を飲み続けようというのだ。だがベンは街で出会った娼婦サラに何か惹かれるものを感じ、一夜を共にする。暴力的なヒモに脅えるサラもベンに安らぎを感じ始めていた。ほどなく二人は互いの行動に干渉しない事を前提として同居生活を始めるが、アル中と娼婦という彼らの立場は周囲と軋轢を生むばかりだった……。
かんそう;この映画アカデミー賞ですよね。エリザベス・シューって、他の映画だとそんなに主役はる感じがしないのですが、この映画では凄い俳優さんだなぁと感心しました。ニコラス・ケイジもリアルな演技で、ドキュメンタリーを見ている感じがしました。なんとなく話の進んでいく方向は想像ついてしまいますが、2人の温かいシーンがあったり、冷たいシーンもあって、じっくり見れました。泣くほどの感動ではないけど、アカデミー賞取る映画ってやっぱり凄いです。こういう系の映画を見るなんて私も少し大人になったもんだと感じました。。。
お薦め度 ★★★★