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2005年10月04日
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<DDTは環境ホルモン、環境省がメダカの試験で確認>

環境省は、殺虫剤としてかつて大量に使用された有機塩素化合物「DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)」に、魚類の生殖機能などに影響を与える環境ホルモン作用(内分泌かく乱作用)があるとする試験結果をまとめた。

同省が内分泌かく乱作用を確認したのは、ノニルフェノール、オクチルフェノール、ビスフェノールAに次いで4物質目。

メダカを使った試験で、低濃度のDDTにさらすと、繁殖期のメスに特徴的なたんぱく質が、オスでも増えることを確かめた。精巣の一部に卵巣の細胞が混じったりすることも分かった。

ただ、河川などで実際に測定されるDDTの濃度は、影響が心配される濃度の100分の1以下で「現実的な危険度は低い」とみている。

DDTは、第2次世界大戦後、蚊やシラミ退治などのため、大量に使用。毒性の強さなどが問題となり、1971年に農薬としての販売が禁止され、81年には輸入、製造も禁止となった。

人間への影響を評価するため、同じ哺乳(ほにゅう)類であるネズミを使った試験も実施しているが、4物質とも内分泌かく乱作用は認められていない。

(読売新聞) - 10月2日13時9分更新


わたしは正直は話、こんな記事は書きたくもない。
なぜなら、自分の大好きな日本という国のどうしようもない赤恥を公表することになるからである。こんな低次元のレベルのことを、なぜ記事にしないといけないのか? 小学生の頭でも、こんな危険な物質を平気で認可し続けることの疑問を持つだろうに・・・ 自国のあまりのモラルの無さに愕然とする。ほんと辛いね!


35年ほど前から農薬として大量投入されたDDTが、今ごろになって、生殖体異常を起こさせる環境ホルモン作用があると、環境省が発表することの意味はなんでしょうか?
メダカの実験はこの35年の間にいくらでも出来たはずなのに・・・
国内で生産したDDTがほとんど無くなって発表したのでしょうか?

河川の濃度が影響が心配される100分の1しかないから安全というのもおかしな話。DDTを使用しなくなって20年近く経ち、確かに濃度は薄くなっているかもしれないけど、それまでに確実に人体と生物、この海水や土壌には残り続けているわけだから・・・
DDTを始めとする数多くの環境ホルモンを摂取した小さな生き物を、次の生き物が食べ、その連鎖の上でやがて私たち人間がそれを食べている。
私たちの周りにあふれている原因不明の病気を見れば、自ずと私たちがさらされている危険性は認識できるはずです!(怒り)

安心は神話。

今では安心は神話化されてしまったようです。





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Last updated  2005年10月04日 00時43分58秒
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