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リライフ 社長日記

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2008年01月29日
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カテゴリ:考え方
スーパーへ買い物に行ったときに、レジの近くに書籍のコーナーがあって、なにげに買ってしまった『いい人生の生き方』(江口克彦 PHP新書)。


その中に、30代まではインプット、40代はからはアウトプットの時代になると書かれていた。


20代、30代はインプットの時代である。

とにかくインプットすることに専念すればよい。好奇心と行動力が決め手となる。

いかに多くの情報を、自分で考えながらインプットし、知恵に変えるかである。

それが40代以降の人生を決定することになる。


40代からは、アウトプットの時代になる。

自分の中に何も蓄積されていなければ、何もアウトプットできないことになる。

自分の引き出しの中から少しずつ引き出していかなくてはならない。

まだまだインプットもできるが、30代のようにすんなりとは入ってこない。

また無駄なものが入った引き出しもあるから、空いているスペースも少なくなっっている。


50代になれば、質とともに量も問われる。

少しずつでは済まされない。

とにかく引き出しに入っているものを、片っ端から出さざるをえない。

引き出しの少ない上司には部下はついてこない。50歳をわずかに過ぎたころに出し尽くしてしまえば、その人のビジネス人生はその時点で終わる。


人はみな歳を取る。

加齢が進めば気力も体力も若い人にはかなわない。だからこそ若い人と競い合い、そして引っ張っていくためには、多くの引き出しが必要なのだ。

社会や会社からどれだけ必要とされる人間になるかは自分しだいだ。

60歳になっても70歳になっても、なおかつ魅力的な引き出しを持っていれば、その人はいつまでも社会から求められる。




年功序列型のしくみが崩れ、こぞって企業が成果主義を取り入れたときに、多くの中間管理職が会社をはじき出されという少し前の社会状況がありました。

「俺は今までこれだけ会社に貢献してきたんだ」という働き手の論功行賞を求める考えに対して、会社の論理は、給料は高いのに、気力も体力も若い人にはかなわない。かといって、年功序列制度のなかで役職についただけで、マネージメント能力も期待できないという人がいらなくなっちゃったんですね。



本では、若い人向けに書いているのか、40代からはアウトプットの時代で、インプットはしんどいというような書き方をしているけど、私はそんなことないと思います。


将来に向かって明確な目標や夢があり、それを実現しようとしている人は、幾つでもいっぱいインプットでき、引き出しもどんどん増やせると思うんです。


築数十年の家は、住みづらくなればリフォームして住みやすくすれば良い。

骨組みや基礎はそのまま(補強や補修はいります)でも、スペースの使い方や設備の更新で、よりよく暮らせるアイデアなんていっくらでもあります。




人間も古家をリフォームするときのような柔軟な発想で考えればいいんじゃないでしょうか グッド








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Last updated  2008年01月29日 14時24分01秒
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