とどのつまりは二つの道!?
今回の人事制度の改革では、マネージメントを志すコースと、スペシャリストを志すコースに分けて、社員全員に自分の希望するコースを選択してもらいました(その前段階の職務習熟コースもありますが)。「自分は将来何を目指すか」はとても重要なことだと考えてます。「一度きりの人生、自分なりに一所懸命やってこれたなと思えるように、どこまでできるかチャレンジしたい」が口癖の私にとっては、普通、20歳頃から65歳までとして、たった40数年しか働けないんだし、既に私なんかあと何年と勘定したほうが早いわけで、あれもしたい、これもしたい、なにしていいかわからない…と、明確な目標や方向を持たずに仕事している人見ると、ついつい、二度と戻らない時間がもったいないと考えてしまいます。それと、目的はあるんだけど、それが「お金」や「地位」や「名誉」という、考え方のズレている人にも言いたい。それらは結果として実現することで、目的にしてはいけないんだとね。例えば、「社長」というステータスに憧れて社長になりたいと思う人がいるとします。仮にそれでそうなったとしても、実際にはそれから経営能力が問われるわけで、実力がないと会社つぶれてしまいます。(企業の10年生存率は1割だそうですよ)やはり社長になるためには、なるために必要なことを身につけたり、準備していかないといけません。スペシャリストとしての道も同じ事ですね。うちの会社の中で言えば、デザイナー、コーディネーター、エンジニア、コンシェルジェなどの専門職に対して、能力を認める人にはチーフ○○○(若しくは上席チーフ○○○)という称号を与えて、マネージメントの役職と同等の待遇を用意したんですけど、それなりに出来る人はいるんですが、会社を代表して世間でも認められるチーフ○○○となると、いずれも奥の深い話しです。でも、自分が目指すものがはっきり見えて、少しでもそれに近づいていくと仕事が楽しくなると思います。目標・目的を持って自分の目指す道をしっかり歩んでいくことが大切ですが、それを実現するにはステージがいります。組織によっては、なかなかそう単純に実現できない場合もあるようですね。経営者や管理職を目指す人の場合、大企業や政治の世界などにはよくある話しだけど、「出世」していくための処世術みたいなことに気を配らなければならないことがあります。よく政治で、当選何回だからといって大臣やらしたら、全く無能で国民にとって不利益この上ない人がいたりしますが、会社組織の中でも処世術で出世して、その任をまっとうする能力のない人が重要なポジションに就くと、会社は停滞してしまいます。そんな考え方を嫌うから、うちの会社では、役員や管理職は既成概念でいう“出世”とは全く異なる、適材適所でその任を果たしてもらうための、契約で成り立つ役職と定義しました。各管理職の任期は1~2年で、計画が達成されなければ降格します。(勿論再度チャレンジはできますし、役職の話しであって基本は終身雇用制です)社長も、管理職も、なぜ組織に必要かというと、会社が発展・繁栄するためにそれぞれがそれぞれにミッションを負っているわけですね。ついつい論功行賞で人事をしたり、「出世」や「報酬」をネタにインセンティブを与えようとしますけど、実務能力と経営や管理能力は必ずしも一致しないので、結果、会社の繁栄にも、働く従業員にも、与えられる個人にも、長い目で見れば好ましいことではないと考えます。まぁ、そんな会社なんですが、これから大きなチャレンジをしていく上で、本当に今人材がほしいです。向上心を持った人には、自分で言うのもなんですが活躍できる良いステージだとおもうのですけどね! □ 不動産の営業(分譲住宅の販売) (新しい土地活用の提案営業) ※これまでにエンドユーザー対象に 営業してこられた方希望 □ 不動産営業所の事務職 (契約書・申請書の作成など) □ リフォームの提案営業 ※飛び込み訪問は一切していません (プランイング、積算見積りなど) □ 人事担当者 (当社経営管理部で人事を担当していただける方) □ 飲食関係 事業開始に伴うコアな人材 (調理、ホールなど) ※ いずれも経験者歓迎。幹部候補大歓迎です。