未公開株
タレント羽賀研二容疑者(45)の債務返済をめぐる恐喝事件で、同容疑者が2001年、未公開株の購入資金約8000万円を不動産業の男性(51)から借りていたことが1日、分かった。男性も株の購入を依頼し、約3億7000万円を預けたが、投資先の倒産で羽賀容疑者は計約4億円を男性に返せなくなっていた。。。この事件は恐喝事件で、詐欺ではないかと思いますが、未公開会社をめぐる詐欺事件は後をたたないといわれていますので十分ご注意ください。以下 金融庁のHPからの抜粋最近、新規公開株の人気上昇に伴い、金融庁の金融サービス利用者相談室等において、 「上場間近」、「値上がり確実」、「発行会社との強いコネにより入手」、「貴方だけに特別に譲渡します」などと称して未公開株の購入を勧められ、購入した ものの、「発行会社に問い合わせると上場の予定はないと言われた」、「株券が届かない」といった相談が増えています。未公開株の販売等を行うことが出来るのは、当該未公開株の発行会社や登録を受けた証券会社に限られますので、他の者からのおいしい話し、甘い誘いには十分ご注意下さい。なお、証券会社においては、日本証券業協会の自主ルールにより、『グリーンシート』銘柄以外の未公開株の勧誘は原則として禁止されていますリライフはそのグリーンシートに昨年登録しましたが、もう少しこの制度が認知され、発展すれば良いのにと私は思います。ベンチャー企業や中小企業の資金調達がもう少し容易になるように道を開くこと。一方、投資家は将来性のある企業をいち早く見出して投資する機会を得ることができる。しかし現状は、ほとんどの人がこの制度を知らない(私も数年前はほとんど知らなかった)。取り扱っている証券会社が少ない。公募で株を売り出すといっても、結局買っていただく投資家さんを自分(発行会社)で探してこなければならない状態。。。うちの会社はおかげさまで全株引き受けていただきましたが、中には募集の1/4にも満たずに公募・登録そのものが中止になる会社もあります。国の施策の一環でもありますし、実際アメリカのように、NYやナスダックを頂点に証券市場はピラミッド型でピンクシートなど裾野が広がっていて、多くのベンチャー・中小企業が株式を公開しているそうです。日本は全く逆で、東証一部を頂点に逆三角形の尻すぼみ(公開会社数)。その国の経済が発展し活性化していくには、新しい若い芽がどんどん出てこなければいけないし、出てきやすいようにしないといけないと思いますね。