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カテゴリ:保育園
RENAが年少さんになって2週間が過ぎました。
既に乳児クラスに半年も通っていたので年少になっても大丈夫だと思っていたのですが、これが大きな間違いでした。 先週の木曜日頃から、RENAは「明日は保育園お休み?」と何度も聞いてくるようになりました。 そして「RENA,保育園お休みしたいの」とお願いされました。 きっと縦割り保育にもまだ馴染めないのだろうし、泣いてる子も大勢いるのでつられて不安になっているのだろうと思っていました。 でも今週から、「RENA、保育園行きたくない!ママ、お仕事辞めて」と泣いて訴えられるようになりました。 火曜日(18日)の朝は、泣いてしまって登園準備も出来ないくらいでした。 必死に訴えるRENAを見ていたら、私まで辛くなってしまいました。 もう悩まないと決めていたのに、また「RENAを泣かせてまで、仕事をする必要があるのか?」と真剣に悩んでしまいました。 余程仕事を休もうかと考えましたが、当日ブッチは職場にかなり迷惑をかけるので何とかRENAを説得しました。 RENAを説得する時、私は適当に誤魔化す事だけはやめようと思いました。 また、騙して保育園に連れて行くことも絶対にしてはいけないと決めていました。 私が子供だった頃、親が私に適当なウソをついて無理矢理保育園に連れて行ったことを、大人になった私は今でも覚えています。 その時私は親に対して、「私のことなんてどうでも良いんだ」と不信感を持ちました。 たった3歳でも、そういう感情は芽生えるんです。 だからRENAには、絶対にそんな思いはさせたくなかったのです。 でもRENAが納得するような言葉は思いつかず、私も泣きながら「お願いだから保育園に行って」と頼みました。 仕事中も、RENAのことが気になって仕方ありませんでした。 職場の先輩ママに相談もしましたが、大抵の人は「泣くのは今だけだから」と言われました。 保育園の雰囲気に慣れれば泣かなくなる事は、私も分かっています。 でも「今のRENAにしてあげられること」を、私は教えて欲しいと思っていました。 そんな時、職場で仲の良い女の子が、悩む私にとっても心強いアドバイスをしてくれました。 「私がRENAママだったら、迷わず保育園を休ませるよ。1日休ませたからって、癖になんかならないから。それより、たった3歳で色んな不安と戦っているRENAちゃんの心を休ませてあげることを考えた方がいいよ。」と・・・。 そして「仕事辞めても、何の解決にもならないよ。だから仕事は辞めなくて良いんだよ。ただRENAちゃんが慣れるまで、残業はしないで1番にお迎えに行ってあげなよ」とも言ってくれました。 彼女の言葉は、私の悩み全てに答えてくれていました。 「一人っ子だからと甘やかして、簡単に保育園を休ませても良いのか?」 「仕事を続けるのは、私の自分勝手ではないのか?」 「今のRENAにしてあげられることは何か?」 私より若い彼女に、全てを教えてもらいました。 彼女は「先生にも、RENAちゃんが泣いてる事を言った方が良いよ」とアドバイスされました。 私はこれまで「口うるさい過保護なお母さん」と思われたくないので、保育園の先生に余りお願い事などした事がありません。 でも彼女に「まだ3歳のRENAちゃんなんだから、他の子より少し多めに気にかけてもらうようにお願いしたっていいんだよ。RENAちゃんは自分で言えないんだから」と教えてもらいました。 確かにRENAは、困った事があってもまだ上手に先生に言えないと思います。 だから「過保護なお母さん」と思われても良いから、先生にお願いすることにしました。 火曜日のお迎えの時、先生に「実はRENA,保育園が嫌だと泣くんです」と相談してみました。 先生は驚いた様子で、私の話をちゃんと聞いてくれました。 そして「縦割り保育に慣れていないだけだとは思いますが、もっと気を付けて見ますね」と言ってくれました。 先生にはご迷惑をお掛けする事になってしまいましたが、話してみて良かったと思いました。 寝る前にRENAがまた「明日は保育園行きたくない!!ママ、お仕事辞めて~」と泣きました。 私は「お仕事は辞めれないの。ママ、お仕事が大好きなの。でもRENAより大事なものなんてないから、どうしてもって言うなら辞めるよ。ただその前に、どうして保育園が嫌なのか教えて」と話してみました。 これまでは「ママがいいの~」としか答えなかったRENAですが、この時ははっきりと答えてくれました。 「お兄ちゃん(同じクラスの年長さん)が、RENAの髪を引っ張ったり、嫌な事するの」と。 (↑多分、お兄ちゃんたちは悪気がなく、遊んでくれているのだと思われます。) やはり縦割り保育に馴染めず、悩んでいた事が分かりました。 私はRENAを抱き締めて「分かった。ママが守ってあげる!側に居てあげられない時は、先生に守ってくれるようにお願いしてあげる」と約束しました。 するとRENAは「保育園、行っても良いよ」と約束してくれました。 今日、久し振りにRENAは愚図らずに保育園に行ってくれました。 先生にもRENAが保育園を嫌がった理由を話したら、先生がRENAに「嫌な事があったら、すぐに先生に教えて。先生がRENAちゃんを守ってあげる」と言ってくれました。 この言葉にRENAも安心したようで、別れ際はちょっと泣きましたが何とか教室に入ってくれました。 RENAとの約束通り、今日は1番に迎えに行きました。 RENAはご機嫌で教室から出てきて、すぐに園庭で遊び始めました。 後から来たアスカちゃんママに今回の事を話すと、アスカちゃんも同じように愚図っていると教えられました。 そしてアスカちゃんママはRENAに「明日もアスカと保育園で遊んでくれる?約束ね」と指きりしてくれました。 RENAはアスカちゃんママと約束したので、明日も保育園に行くと言ってくれました♪ 今回の事で、沢山の事を学んだように思います。 何より私もRENAも、多くの人に支えられているのだと感じました。 「人は一人では生きていけない」と、改めて実感しました。 上手く表現できませんが、これからも色んな人に支えてもらいながら強くなっていこうと思います。 そして私を支えてくれる全ての人に、感謝の心を伝えていきたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月19日 21時30分47秒
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