感動する心
土曜日の出来事です。レンタルビデオで借りた 映画ドラえもん のび太の恐竜 2006 / ドラえもんをRENAと二人で見ました。実はテレビで放送されたのを1度見たこともあるのですが、RENAはその時は悪者に追いかけられるシーンを怖がり、最後まで見ることが出来ませんでした。今回も始めは怖がっていたのですが、私が手を握ってあげると何とか最後まで見ていることが出来ました。話の内容は多くを語りませんが、最後にのび太が恐竜と別れるシーンがあります。そのシーンで大の大人である私が感動の大泣きふっと隣を見ると、RENAも声を殺しながら泣いていました「もしかして感動してる?」と私が聞くと、「感動って何?」という返事。感動の意味は分らないのに、それでも感動で涙を流していました。そんなRENAの心の成長に、私はまたまた感動の涙後から「何で泣いてたの?」とRENAに聞いたら「だってのび太も恐竜も可哀そうだったから・・・」と答えてくれました。きっと「失う辛さ」を学んでくれたと思います。RENAは一人っ子なので、比較的「欲しい物はすぐに手に入る」環境にあると思います。そのせいか、物を大切にする心が薄いと思っています。でも失うことの切なさを教えようとおもっても、本当に大切な物を失わせる訳にもいかないので「大切な物を失う切なさ」をどうやって教えればいいのか、実はとても悩んでいました。それが、アニメとはいえ偶然にもRENAが自分で学んでくれました。現実に大切な物を失った訳ではないので大きく変化することはないでしょうけど、心の中に少しでも「大切なものは失わないように大事にする」という感情が芽生えてくれれば・・・と願っています。とても小さな出来事ですが、私には大きな感動を感じた出来事です。