＊人はかわれるかもしれない＊

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• 家の雰囲気

  　　どのお宅にもその家の雰囲気ってあると思います。　　家族構成やそれぞれの方の価値観や考え方でその家の雰囲気が作られると思いますが、　　息子が育った（今もですが）この家の雰囲気がどういうものだったのかなあと最近ふと思　　うようになりました。なぜなら、その家の雰囲気は親の子供に対する態度にすごく影響を　　与えると思うからです。　　義父は４年前の冬に急死しました。心臓発作でした。私も一緒に救急車に乗って病院に行　　きましたが、間に合いませんでした。あっという間でした。亡くなる４年程前にも大手術　　を２回して、その後１年も入院していたのですが、奇跡的に治って退院しました。　　でも、この手術の負担もあって、心臓が大分弱っていたのだと思います。　　息子が中１、娘が小３の時です。　　息子も娘も義父にとてもかわいがってもらいました。　　ただ義父は（義母もですが）過干渉のところがあり、子供の病気にとても神経質な面があ　　りました。息子や娘が小さい頃、その頃はまだ同居はせず、すぐ近くで住んでいましたが　　歩くのが遅いから病院でみてもらったらから始まって、やれ靴下をはかせろ、厚着させろ　　手を洗わせろ、うがいをさせろ、風邪はひかせるな、偏食させるな、等々ことごとく注意　　されました。　　「子供は病気しながら大きくなるものです」と何度も言いたかったのですが、そう言うと　　義父母の機嫌が悪くなるだろうと思って（毎日会っていたので）、私は何も言えませんで　　した。息子はアレルギー体質だったこともあって、小さい頃からよく病院のお世話になり　　ました。ぜんそくで入院したこともあるし、小児アトピーや、鼻炎、中耳炎、結膜炎、等　　もあり、またあごの関係から、歯列矯正も小さい頃から受けていました。高い熱もよく出　　しました。今は随分丈夫になりましたけど。　　そんな時、義父母に「親（特に母親）の対応が悪いから病気になったんだ」と言われるの　　がいやで、（言われたこともありますけど）私も子供の病気にとても神経質になっていた　　のかもしれません。　　子供が病気になると、子供の痛みや苦しみをはやくとりのぞいてやらなくてはと思うより　　先に、義父母にうるさく言われないように、早く病院につれていかなくてはと思っていま　　した。なんて母親でしょう。　　息子が吐き出した「母さんは俺が病気になると、困ったようないやそうな顔をしていた」　　という一言は、こんな私の心情をズバリ表していると思います。このことは家の雰囲気の　　ほんの一部にすぎませんが、何か安心できない、ピリピリした空気が漂っていたのではな　　いかと思います。病気しても気が休まらないというか、何でも許してくれるという、大ら　　かな感じがなっかたかなあ。　　義父は息子の不登校を知らずに亡くなりましたが、それはある意味義父にとっては幸せな　　ことだったなあと思います。

  2011.11.04

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• 昨日は一日娘と

  　　家で過ごしていました。おとといの朝、娘がなかなか起きてきませんでした。　　いつも目ざましが鳴っても起きてこない時は、一回声かけをしています。そこで部屋に　　行くと「頭がいたい」と言って横になっていました。しばらく様子をみていましたが、　　布団にもぐりこんだままなので、私はそのまま部屋を出ました。　　しばらくすると、起きてきて、食事をしました。（少しですが）それから又部屋へ。　　いつもなら、制服を着て出てきますが、パジャマのまま出てきて、「頭が痛いから学校　　休む」と言いました。私は「ああ、そう～」っと言いました。　　熱は微熱で、少しのどが痛いぐらいだったのですが、風邪ということにして、学校に電話　　しました。ところが、この電話をするのに、すごい思い切り（大げさですが～）がいった　　のです。なんか、息子の時のことが、あざやかによみがえってきて・・・　　私、息子の欠席の電話を学校にするのが、すごく負担でした。はっきり言って苦痛でした　　いつ電話したらいいのか、タイミングも難しかったし。五月雨登校も後の方は先生に言っ　　て、行く時だけ電話するようにしてもらったのですが・・・　　　娘は中１です。これが初めての欠席なので、中学校に電話するのは、本当に久しぶりです　　情けない話ですが、すごくドキドキして、電話しました。男の先生でした。事務的な感じ　　で淡々としていました。結局、娘は２日休んだので、２回学校に電話しました。　　２日めに電話に出た男の先生は、とてもあたたかい感じでした。声も話し方も。「お電話　　ありがとうございます。どうぞ、お大事になさってください」って言ってくれました。　　ただそれだけのことですが、なんかすごく気持ちが楽になったような気がしました。　　電話の印象ひとつで、こんなに変わるんですね。私も電話の応対気をつけなくては～　　娘は中学校に入ってから、多分緊張の連続で毎日を過ごしていたと思います。気を張って　　学校に行ってるのがわかります。あまり、吐きだしのようなものは今のところないのです　　学校から帰ったとたん、表情がゆるみます。　　　　　　学校と部活で拘束される時間も長いし、宿題や提出物も結構な量があります。テレビも見　　たいし、パソコンもしたい、友達と電話もしたいとなると、あまりゆっくりする時間も　　ありません。だからこの２日はいい休息になったと思います。　　　　家でＤＶＤ見たり（ＧＡＮＴＺ２枚）漫画読んだり、パソコンしたり、娘が転校した友達　　に手紙書いている横で、私も本読んで昼寝したりしました。今度、娘がお疲れ休みをする　　時は、どこか行きたいな。息子とも行きたかったけど、却下されたので～～　　

  2011.11.02

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• 親の欲

  　　日曜日、３週間ぶりに息子の所へ行ってきました。　　最近はバイトの事で何回か電話はかかってきていましたが、それ以外にはあまり連絡も　　なく、様子を見に行くためと、冬の布団類を運ぶためです。　　息子の住んでいる所は、あまり収納する場所もなく、手狭なので、だいたい季節のもの　　は、その時期に持って行って入れ替えてます。　　　　家で色々と用事をしていたら出るのが遅くなってしまい、むこうでは３時間ぐらいの滞在　　でした。昨日はバイト入っていなかったようですが、土曜日に夜までバイトがあったので　　昼過ぎまで寝ていたようです。　　今まで行った中では、一番片付いていました。（笑）　　洗濯も結構まめにしているみたいで、あまり衣類も散乱していなかったし・・・　　ただ、机の上はすごかったですけど。　　息子がバイトに行っている所は、イタリアンの飲食店で、キッチンの補助のような仕事を　　しています。家ではあまり料理もしたことがなかったので、勤まるかと思っていたのです　　が、片づけをしたり、簡単な盛り付けや、サラダを作ったりするのが主なので、なんとか　　やれているみたいです。お客がたてこんで、忙しい時は、パニくることもあるとか・・・　　基本、週に３日か４日で、週末が多いみたいですが、シフトが変わることもあって、平日　　の夕方から夜に入らないといけないこともあるみたいです。　　「今週は都合の悪い人がいるので、週６日入らないといけない」とか言ってました。　　机の上には、バイト先の店のメニューや作り方を書いた紙や、接客態度のマニュアルや　　自分で書いたメモ等がありました。その横に数学の勉強をしたらしき形跡も（？）　　なんか、複雑な気持ちにもなりました。今の息子の優先順位の１番はバイトです。　　でも、私の心の中にはそれを変えて欲しい気持ちがあります。「彼の人生は彼のもの」と　　わかっていても・・・　　自分の晩御飯を作ると言って、息子が料理している時に、「じゃあ、帰るわ」と言って　　息子の部屋を出ました。帰りの車の中で夫が「あいつ、穏やかな顔してたな」と、ぼそっ　　と言いました。一番息子が荒れていた時、夫と何回もバトルになりました。「そうやね」　　と私が答えました。今、息子が元気で穏やかに暮らせることに感謝しなくてはな～　　それにしても「親の欲」は底が知れないですね～（笑）いや、私だけか・・・

  2011.10.31

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• 

  ほどよい距離感

  　　　　境界線をひくということがなんとなく分かったような気がしてきましたが、次にはたと　　思ったのが、「ほどよい距離感」です。　　それまで、私と息子の間（娘もですが）の距離感は非常に近いものだったと思います。　　イーコールまでではありませんが、相手のうれしいことは自分もうれしく、相手の悲し　　いことは自分も悲しくというように感じてしまっていたように思います。　　実際「子供との距離が近すぎる」と第三者に指摘されたこともあり、どの程度の距離感　　がいいのか考えました。　　ネットの掲示板には「たとえば、上司の子供さんを預かっていると思って、子供に接す　　る」というのや、「下宿屋のおばちゃんのように接する」というのがありました。　　自分の子供と思わず、そのように思えば、ある程度の距離感はとれると思いました。　　出来ることは、「あたたかいご飯」と「お風呂」と「布団」を用意するだけで、後は　　子供が決めたことを尊重する。こちらからよけいな指示はしないとも書いてありました。　　「ご飯よ」と声かけはするけど、いつ食べるか（食べないか）は子供の決めることで、　　寝たり、起きたりする時間も子供が決める。　　なるほどと納得できました。実に分かりやすいなと思いました。　　でも、何かひとつ足りないような気持ちも自分の中にありました。そこに自分が子供を　　「愛している」という気持ち、それが子供にとって重すぎるなら「好き」と思っている　　気持ちを入れたいなと思いました。そこで自分で勝手に「親しい友達に接するように」　　というのを、つけ加えることにしました。　　親しい友達なら、どちらが上か下かということはなく、相手が相談にのってほしい時は　　のり、また相手がふみこまれたくないプライベートなことや大事な決断までにはふみこ　　まない。相手のことは好きだし、困っている時は助けに行ける（これは私個人の解釈で　　すが・・・親しい友達の基準も人それぞれなので）　　とりあえずは、これで、近すぎず遠すぎず、ほどよい距離感を保つようにしようと思っ　　ています。私の場合、気をつけないと、すぐ近すぎになってしまうので。　　　　最近は距離感も時と場合にとって変化していくものかなあとも考えています。

  2011.10.30

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• 境界線をひく

  　　　　一番最初に不登校関連のことをネットで見たのは、２年半ぐらい前の掲示板です。　　そこには「境界線をひく」という言葉がありました。「境界線をひく」ってどういうこと　　かな？最初はピンときませんでした。　　その頃は息子が、中３の始めで五月雨登校していた頃でした。「学校へ行く」「学校へ行　　きたい」と口では言いながら、朝起きられなかったり、また起きて制服に着替えても、ず　　っと携帯をいじって行かなかったりしていた頃でした。　　私は表面上は「黙る」をしていて、無理に学校へ行かせようとはしていませんでしたが、　　別の部屋にいても、いらいらして、「いつ学校へ行くか」息子の一挙手一投足が気になり　　落ち着かない状態でした。そんな時、たまらず、掲示板に投稿したのです。　　それは、今は閉鎖されてない掲示板ですが、その当時毎日のように見て、そこでいろいろ　　な方が投稿されたり、またそれに答えられる方の投稿を読んだりして、自分に照らし合わ　　せて、参考にさせてもらっていました。　　そこで初めて思いきって息子の状態を投稿しました。その時に初めてお返事をいただいた　　のが「おとねさん」と「むらさきさん」と「ちぇりーさん」だったように記憶しています　　（おとねさん、むらさきさん、ちぇりーさん　その節はありがとうございました）　　　　その時いただいたお返事で印象に残っているのは「まず境界線をひきなさい」ということ　　でした。私は、「夫との間なら境界線をひくことはすぐ理解できるのですが、子供との間　　の境界線をひくことはなかなか理解できません」というような答えをしたような気がしま　　す。　　何故、子供との間の境界線をひくことがなかなかできなかったのか？それはその当時私が　　子供は自分と血のつながった人間で、まるで自分の一部のように思っていたからだと思い　　ます。子供と自分とは別の人格を持った人間であるということが、本当に分かっていなか　　ったからです。子供は自分の一部で、自分の支配下にあるのが、一番安定した状態である　　と信じて疑わなかったから。そして、子供の幸せと自分の幸せを一緒にしていたから。　　なんて、傲慢で自分勝手な親だったんだろうと思います。　　境界線をひくとは、子供は自分とは違う一個の人格を持った人間であると思って接するこ　　とであり、子供の価値観や本人の選択したことを尊重することである（ですよね？なんか　　不安になってきましたが・・・）このことが、なかなか、分からなかったのでした。

  2011.10.28

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• ピラティス

  　　５月から、週一回、ピラティスの教室に行っています。　　４年程前も半年ぐらい通っていたことがありましたが、息子が五月雨登校に入り出し　　辞めてしまいました。公的なところなので、結構、リーズナブルな値段で教えてもら　　えます。　　動機はズバリ「運動不足」を感じたから。肩こりからくる頭痛もひどく、体を動かさ　　なくてはと切実に思ったからです。あわよくば、ダイエットにもなると思いましたが　　残念ながら今のところ、あまり効果は出ていません（笑）　　先生は私より少し年上の方ですが、はつらつとしてとても若い方です。　　ピラティスにもいろいろな流派があるみたいで、この先生の流派はピークピラティス　　と言って一番オーソドックスな流派らしいです。（よくわかりませんが・・）　　月に一回位、東京に講習を受けに行かれているみたいで、インストラクターとして、　　一番上の資格を持たれているそうです。とてもエネルギッシュで元気な方なので、この　　先生に会うと、元気のおすそわけをもらえます。　　以下、先生のうけうりですが、「ピラティス」はピラティスさんというドイツの看護士　　さんが、考えたエクササイズで、もともとは戦争で傷ついた兵士さんのリハビリのため　　に考えられたものらしいです。　　ですから、動きも比較的ゆっくりで、そんなに激しく動くものではありません。ちょっ　　とヨガにも似ているかも。　　ヨガと違う所は、ヨガが「腹式呼吸」なのに対して、ピラティスは「胸式呼吸」といって　　お腹を緊張させたまま、肺に空気を一杯入れたり出したりする呼吸をします。　　これが結構難しい。まだうまくできません。先生によるとレッスンの間は、ずっとお腹を　　緊張させた状態を保つらしいのですが、私はこっそり力を抜いてしまいます。　　レッスンを受けると、自分がいかに腹筋が弱いかがわかります（汗）足をあげて止めたり　　寝た状態から起き上がったりするのが、きついきつい。　　先生によると「人と比べることなく、自分の１年後、２年後になりたい姿をイメージして　　レッスンするとよい」そうなのですが、これって人生も同じかもって思いました。　　レッスンを受けた後は、なんかスッキリします。　　体を動かすことは、やっぱりいいですね。　

  2011.10.27

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• 子供のつらさ

  　　今まで「自分のつらさ」ばかり書いて、不登校になった息子のつらさについては、あま　　り書きませんでした。　　それは、私には、息子のつらさについて、いったいどこまでわかっているかということ　　に疑問があったからです。　　確かに「子供のつらさ」が「親のつらさ」より大きいということはわかります。　　何故なら子供には逃げ道があまりないから。子供の世界の大部分をしめる学校でも家庭　　でも、不登校の子供の頭の中は、いつも「学校に行けない自分」で一杯なんじゃないか　　と思います。　　「これから自分はどうなってしまうんだろう」「学校に行けなかったらどうなるんだろ　　　う」「親や先生は自分のことをどう思っているんだろう」「友達は自分のことを忘れ　　　しまうんだろうか」「こんな自分は生きていてもいいのか」等々、心の中は自己嫌悪　　　で一杯だと思うんです。たとえ口には出さなくても、子供は心の中で自分のことを責め　　　続けているんじゃないかなあ（私の想像ですが・・・）　　だから、「言葉」で「行動」で「表情」で、こんな自分を助けてって訴えてきてると思い　　ます。　　息子が渦中よく言っていた言葉を思い出すと「誰も自分のことをわかってくれない」　　「不登校っていう目で見る」「こんな家に生まれたくなかった」「自分のことは見捨て　　てくれ」「かかわってくるな。ほっておいてくれ」「俺は病気じゃない」「自分の何も　　かもがきらい」「今まで頑張ってきても、うまくいかなかった」等々です。　　こう書いてみると結構しゃべっていることに今気がつきました。その時はあばれたり、　　いらいらしたりする「行動」の方ばかりに目がいってましたけど・・・　　言葉の中には息子の本心を言っていることもあるけれど、逆のことを言っていることも　　あります。「自分のことは見捨ててくれ」は「見捨てないでくれ」「愛してくれ」の裏　　がえしだったんだと思います。　　息子の心の中は「いやなこと」で一杯で、それがはち切れそうにぱんぱんにふくらんで　　いたんだと、今となっては思います。そのいやなことがどうしても、捨てられず、忘れ　　られない。自分が好きになれないのも、家族を責めるのも、心が「不安」で一杯だから。　　親は「子供のつらさ」の本当のことは、わからないんじゃないかと思います。そしてそ　　れを、親がなくしてやることもできないと思います。親は「親のつらさ」をできるだけ　　子供に見せないようにすることしかできないと思います。そして、「子供のつらさ」　　を心に感じる努力はしても、それに同化されない努力（私の場合特に必要でした）もい　　ると感じています。「ありのままのあなたでいいんだよ」っていくら言葉で言っても　　それを子供が自分でそう思えるようになるまでは、伝わらないと思います。　　家もまだ、試行錯誤の最中です。

  2011.10.25

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• 

  気持を伝えること

  　　を今まであまりしてこなかったと思います。　　特にブログを始めてからそれを感じます。　　私は小さい頃から、どちらかというと、おとなしめの子供だったと思います。　　外では結構活発に遊んでいたけれど、あまりおしゃべりではありませんでした。　　人みしりも結構ありました。初めての方に会うと緊張してしまったり（今でもあるか　　もです・・・）　　自分の気持ちを言葉で伝えることも、あまり得意な方ではありませんでした。　　大学出て、人前でしゃべらないといけないことが多い仕事についていた時に、少し　　鍛えられたような気がしますけど。　　たとえば、自分の幼い頃、また学校に行き出してから、親や友達や先生に、こいうふう　　な気持ちを持っていて、実はすごくこう言いたかったのに、言えなかったってことが　　たくさんあります。夢に出てくることもあります。　　あの時に自分の気持ちを相手にきちんと伝えていたらどうなったかなあって考えること　　もあります。なんとなく躊躇してしまうんですね。勇気を出して言ったこともあります　　けど・・・　　この前息子が「俺は自分がこう思うってことは相手にきちんと言いたい。たとえそれで　　仲が悪くなっても」って言っているのを聞いて、自分とは違う人間なんだと思いました　　（相手を見て言った方がいいよ、とは言いました。こわいお方もいますから）　　私は今まで自分の大切な感情を、なかったことにしてきたことが多かったように思いま　　す。今は、息子が自分の感情を、なかったことにしなくてよかったと思います。　　文字で書くこと、自分が言葉で発すること、表現方法は違っても、自分の気持ちを伝える　　ことでは一緒だと思いますが、これからは言葉でも相手に自分の気持ちを伝えられるよう　　になりたいと思います。　　この年になってこんなことを考えるようになったのも、やっぱり息子もおかげかもしれま　　せんね。　　

  2011.10.24

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• わが家の庭

  　　　　は、結構花や木が多いです。義母が「庭いじり」が好きなので、よく手入れしています　　基本、私は庭のことには、あまりタッチしていません。（以前、雑草と思って花を抜い　　た経緯もあり・・）落ち葉を掃いたり、草抜いたり、言われた時だけお手伝いするぐら　　いです。多分、義母は「草一本抜かん嫁」（笑）と思っているんじゃないかしら～　　もし、義母が手入れできなくなったら、わが家の庭は荒れ地と化すと思いますが・・・　　でもそのお陰で、結構、四季おりおり目で楽しませてもらっています。　　春は桃、桜、つつじの花が咲き、その後は菖蒲や牡丹、ばら、あじさい、夏は松葉牡丹　　あさがお、ブーゲンビリア、秋の今頃は白、ピンク、黄色のコスモスが満開です。　　冬は水仙やクロッカスが咲き、ピラカンサスの赤い実をとりが食べにきたりします。　　昨日は秋植えのパンジーを植えました。私は手入れはあまり得意ではありません。（水　　やるぐらい）肥料やったり、消毒したりするのも、あまりやったことはないんですけど　　花を植えるのは好きです。　　義母の指示のもと、２０株位植えました。鉢植えと地植えにしました。今度はガーデン　　シクラメンを植えてみたいなと思っています。　　この前、キッチンにハーブの苗を買ってきました。　　「イタリアンパセリ」と「バジル」と「ミント」　　「イタリアンパセリ」はあっという　　まに、青虫に葉を全部くわれてしまいました。やっぱり私は、植物の栽培に向いていない　　ようです（泣）　　でも、お花をかって育ててみようと思えるぐらいになったんだなあと思いました。　　一年前の今頃は、そんなことも考えられませんでしたから・・・　　四季の移り変わりを感じる余裕もなかったんだと思います。　　

  2011.10.23

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• 昨日のカウンセリングは

  　　話したいことがたくさんあって、３０分では時間が足りないぐらいでした。　　まず最初に息子がアルバイトを始めたことを話しました。なんとか２カ月が過ぎたこと　　「いやなことも、いっぱいあるけど、文句言いながらやってるようです。」って言うと　　先生が「それはよかったですね」ってにこにこしておっしゃいました。　　次に、義母にアルバイトしてたことがバレ、ちょっといろいろ言われたことを話すと、　　（義母は学校のことが心配）「義母さんには義母さんの価値観があるからね～多分、　　変わらないでしょうね～」って言われました。（で、「のらりくらり」がとっても有効　　だったのよ～ケロリンさんありがとう！）　　後は私の気持ちのことも話しました。制服姿の高校生を見ると、なんか息子が不憫にな　　ること（息子には失礼なことなんだけど・・・）、娘の中学校に行くと、いまだに心臓　　がどきどきしてしまうこと。　　先生が「辛かったんですよね。色々あったからね～」って言うや言わずで、涙がぽろって　　出てきました。「そうか。自分は辛かったんだなあ。」って思いました。　　そして人によって、辛さの感じ方は違うけど、それは比べられるものじゃないなあって　　思いました。「世の中にはもっと辛い思いをしてる人がいる。自分のこんなちっぽけな　　辛さなんて、辛さのうちには入らない」って今まで、むりやり思いこもうとしてきたよ　　な気がします。（実際そうなんだけどね～）　　でも、それぞれ、人の数だけ辛いことはあるわけで、それはとても個人的なもので、　　それをいったん自分の中で「受け取って」あげないと、前に進むことはできないんと感じ　　ました。　　後は息子の将来への漠然とした不安があること等を話しました。　　最後に先生が「今、本人が送っている人生が、本人にとって一番いい人生だと思ってね」　　っておしゃって、カウンセリングは終わりました。　　自分が思っていることを話して、それに共感してもらえるって、なんて幸せなことなんだ　　ろう。やっぱり、今、私には必要な場所だと思って、次回の予約をして帰ってきました。　　

  2011.10.21

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• カウンセリング

  　　今日は午後からカウンセリングに行ってきます。二年位から、三か月に一回位の頻度　　で、話を聞いてもらっています。中学校のスクールカウンセリングが自然消滅した頃　　息子が完全不登校に入り、自分でも気持の立て直しがなかなかできませんでした。　　息子は家からほとんど出ないし、「学校」「勉強」「病院」等の言葉に荒れ、いつも　　いらいらして、暴言を吐いたり、壁に穴をあけたりしていました。　　することは、「寝る」「パソコンをする」「携帯をいじる」「ゲームをする」「漫画を　　読む」「ギターを弾く」後は室内でテニスボールを壁にあてたり、テレビをたまに見た　　りする位で、家族との会話もあまりなく、本人もとてもつらい状態でした。　　私は、自分のつらさと息子のつらさが一緒になって、毎日何をする気にもならず、心　　の中に澱のようなものがたまり、夜もあまり眠れず、軽い鬱のような状態でした。　　どこかに自分の気持ちを「吐き出す」必要がありました。　　そこで心療内科を受診しました。先生は話を聞いて、２,３種類の薬を出してくれまし　　たが、あまり状況は変わりませんでした。３回位受診した時、その先生がボランテイア　　？で週一回行っている、「保健センター」のカウンセリングをすすめてくれました。　　それは公共機関の行う「思春期相談」のようなもので、無料で話を聞いてくれるという　　ものです。投薬とかは無く、ただ話を聞いてもらうだけです。初回のみ一時間で、後は　　三十分です。ただ利用される方も多いので、予約は三カ月に一回位しかとれません。　　カウンセリングに何を求めるかは人それぞれだと思いますが、私はただ「話」を聞いて　　もらえるだけでよかった。自分の「話」を何の否定の言葉もはさまず、ただただ頷いて　　聞いてもらえればよかった。初めてカウンセリングを受けた時、なにか気持のつかえが　　とれて、スッキリしたのを覚えています。先生からは、「こうしたら」「ああしたら」　　というような提案はあまりなく、「そうですね」「それでいいと思いますよ」「大変だ　　ったね」っていうような言葉をかけてもらいました。　　カウンセリングを受けている時、息子もこうしてほしかったんだろうなあと思いました。　　自分の辛い気持ちを、ただ聴いてほしかったんだなあって。でも息子は病院、カウンセ　　リングは全く拒否していたので、連れて行くことはできませんでしたけど。　　先生は指示めいたことはあまり言われなかったけど、一回だけ強く背中を押してもらった　　ことがあります。それは息子が最初の高校の留年が決定して、次に県外の高校へ行きた　　いと言っていることを相談した時です。　　「本人が決めた事だったら、たとえそれがうまくいかなくて、帰ってきても、一切とがめ　　ない、いい経験したねって心から言ってあげられるんだったら、行かせてあげなさい。　　ただここで、諦めさせておいて、後になって本人に行くようにすすめるのは、とても　　失礼なことだよね。」って。「失敗した時のリスクが大きすぎる」って言って、最初は　　反対していた夫も、私からそう聞いて決心がついたみたいです。　　今日も先生と会って気持ちを「吐き出し」てこようと思います。　　

  2011.10.20

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• 娘の部屋

  　　はっきり言ってすごくきたないです（笑）　　家の中もそんなにスッキリ片付いているわけではありませんが、（犬も室内飼いなので）　　その中でも娘の自室が断トツにきたないです。　　娘は今中学一年です。息子が中学一年の時、私は結構息子の部屋を片付けていました。　　服がぬぎちらかしてあるのを見ればハンガーにかけ、洗濯したものをタンスにしまい、　　ちらかっている本を本棚にたて、ベットの布団が乱れていれば整え・・（なんて過保護　　な母なのか～）　　でも、息子が不登校になってからはやめました。　　息子にまかそうって。どんなにきたない部屋でも、彼にとってはプライベートな空間な　　んだから、親にズカズカ入りこまれるのは、いい気はしないだろうなって。　　ほとんどベットで寝ているか、携帯いじっているか、マンガを読んでるかで、たまに、　　リビングでパソコンしたり、テレビ見てることもありましたけど、自室に居ることが　　断然多かったので。（自室にいない時をみはからって、掃除機かけたりはしてました）　　当時、小学校四年生だった娘にも、同じようにしました。　　「自分でしてね。部屋の片づけは」って。そのかわり、どんなにちらかっていても、何　　も言いませんでした。娘が、年に数回「一緒に片づけて」って言ってきた時だけ、一緒　　に片づけています。　　あれから三年。娘の部屋は一向にきれいになりません。　　女子は男子より持ち物が多いですよね（家の場合ですが）　　服やＣＤ、マンガ本、本やノート、アクセサリー類、かばん、ポーチ、ぬいぐるみやクッ　　ションが床が見えないぐらい散らばっています。洗った衣類は、層になってつみ上がり　　くずれそうで、くつ下はいつも上からとるので、同じのばかりはいています。　　友達が遊びに来る時は、片づけるのかな？と思っていると、違う部屋に一時的に移動。　　たまに掃除機かける時もそうしています。　　このままずっと片づけないままなのかなあ。居心地はよさそうだし・・・　　今日も、物を踏みわけながら、布団を干そうと思っています。

  2011.10.19

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• 読書の秋

  　　というわけでもないのですが、ちょっと涼しくなってきたので、秋の夜長に最近、　　何冊か本を読みました。　　その中で、自分の気持ちに響いた言葉があるので、書いてみたいと思います。　　「人は学校に行くためだけに、就職するためだけに生まれてきたのではありません。　　いろいろな使命をもってこの世に誕生しています。」　　　　　　　　　[憂き世を生きるカウンセリングマインド]　富田富士也著より　　「気分を変えるのではなく、行動を変える」　　　　　　　　　[ふりまわされない]　　　　　　　　　　　　信田さよ子著より　　「子育てをたとえるなら、植木鉢に植物の種をまく。その種を枯らさないよう育て　　　ていくだけ・・中略・・親は種がきちんと育つよう見守り、なんの花が咲くのかを　　　ただ楽しんでいく。そして実をつけていく過程をサポートしていく存在です。この　　　花になりなさいと言う権利はありません・・中略・・子どもは自分のプログラムど　　　おりすくすく育っていきます」　　　　　　　　　[脱力のすすめ]　　　　　　　　　　　　　　　小林正観著より　　　書くはやすく、行いは難しで、すぐに実行できるわけではないのですが、忘れずに　　　いたいなと思って書いてみました。　　　今日は、昼から予定がないので、二番めの「気分を変えるのではなく行動を変える」　　　ということで、ウオーキングに行ってきます。　　　家にいると「食欲の秋」になってしまうので・・（笑）　　

  2011.10.17

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• 世間の価値観

  　　息子が不登校になって一番最初にぶつかった壁は「世間の価値観」です。「世間の　　常識」みたいな。それは、いたるところにあり、また自分の中にもありました。　　私が「自分の価値観」と思っていたことの大部分は、実は「世間の価値観」だった　　んです。　　それまで私は自分の頭で考えることをあまりしていなかったんだと思います。　　「大多数の人がそう思うから」「人と対立しないから」「そのほうが楽だから」　　「親から受け継いだ価値観と一緒だから」そんな理由で、ずっと「世間の価値観」　　こそ正しく、そこからはずれることはよくないことと思っていたような気がします　　生まれてから人生の半分以上も信じてきた「世間の価値観」を自分の中でなくすこと　　は、とても苦しいことでした。　　家庭の中でも、学校の中でも、近所でも、仕事先でもそれは存在し、ほとんどの人は　　何の苦もなくそれを受け入れているように見えましたから（本当のことはわかんない　　けど）　　だから私は一度そこから離れる必要があったんだと思います。自分を守るために・・　　自分って何だろう、どういう人間なんだろうって考えるために。　　自分は何が大事で、何をしたいかってこともわかってなかったことに気づきました。　　からっぽな人間だなって。　　今も「自分の価値観」が持てたかどうかはわかりません。　　多分、その途中だと思います。まだ混沌として、あっちこっちにゆれているような感　　じです。　　でも最近思うようになりました。それでも社会の中で生きていかなくてはいけないん　　だったら、可能な限り自分のその時、らくな方を選んでいけばいいのかなって。それ　　が「自分の価値観」に近づくことかなって。（間違っているかもしれませんが）　　「世間の価値観」をなくすことはできないんだから、おりあいをつけて共存していけ　　ばいいんだなって。流せるところは流そうと思います。　　今はそんな感じです。　　

  2011.10.16

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• がまんしてたんだね

  　　息子の下に娘が一人います。息子が二年保育の幼稚園にあがる前に生まれました。　　学年でいうと四年（年はもっと離れていますが）　　娘が生まれた時、病院に祖父母につれられて、息子が来た時のことを今でもよく覚えて　　います。なんか、緊張したような、泣きそうな顔をしていました。　　娘の顔に「ちょん」って指で触れたけど、その後は固まったように動かなかったなあ。　　退院してからも、私は下の子のことに忙しく、あまり息子をかまってやれませんでした。　　幼稚園の準備も、食事も、とにかく「早く」「早く」ってよく言っていたような気がし　　ます。　　屋内のプレイルームみたいなところで、息子と一才の娘を遊ばせていた時、そこにいた　　年配のおばあちゃんらしき人に、「ものすごく妹のめんどうみて、かしこいお兄ちゃん　　だね」って言われたことがあります。妹の前に、そこにあるおもちゃをありったけ並べ　　ていたんだって。　　私はその時、息子に「ありがとう」って言わなかったなあ。息子はきっと「頑張ったん　　だよ」「僕をほめてよ」って思っていたんですよね。そしてそれは、「僕のことも見て　　よ、愛してよ」っていう気持ちの裏返しだったかも。　　息子が五月雨登校になった頃、最初は親に対する反抗だと思っていました。自立したい　　ための。そのために親のいやがることをしたのかなって。　　息子が一番先に発した言葉は、「親が下の妹ばかりかわいがる」「妹に対する態度と自　　分に対する態度がちがう」でした。　　「おにいちゃんだから我慢しなさい」と直接は言わなかったけど、無言の圧力のように　　息子にお兄ちゃんらしくを求めていたんだと思います。　　そして、息子の吐き出しは始まりました。でもそれはすぐにではなかったように思いま　　す。何かのひょうしに思いだすって感じです。　　「小１の時、ぜんそくで入院した時、母さんはものすごく困ったような顔してた。いや　　そうだった」とか（実際下の子どうしようかって思ってた）、「父さんにふつうにふざ　　けて行ったら、ものすごくキレられた」とか（夫はサッカーの試合必死で見てたから）　　「サッカーしたかったのに、もう少し後でって言われた」とか（送迎がたいへんだった　　から）。　　親が忘れているようなことでも、子供ってよく覚えているんですね。きちんとその場で　　子供の気持ちを受け取ってこなかったんですよね。そしてこれからも吐き出しはありそ　　うです・・・　　「甘えた人が自立する」という言葉がありますが、きっと息子は今甘え直しをしている　　んだと思います。そしてそれは、親として幸せなことなんだなあと感じています。　　　　

  2011.10.14

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• 私がブログを始めたのは

  　　やっぱり、息子が不登校になったからです。　　息子が不登校になり学校に行けなくなった時、「いったいどうしたら学校へ行けるよう　　になるか」ということばかり、考えていました。そうしないと、息子は幸せになれない　　息子の将来はないと思っていたんです。（今はそれが違うということが、分かってきま　　したが・・・）　　最初は病院に行ったり、学校に相談に行ったりしていましたが、それでも自分の思うよ　　うにならないと思うと、今度は本を読みあさりました。　　自分で買ったり、図書館で借りたりして、毎日のように読んでいました。　　「上手な登校刺激」「不登校の回復」みたいな本から、思春期関連の本やスピリチュア　　ルの本まで・・・たくさん、ためになることも書いてあったと思います。でも、その時　　の私の心には響かなかった。なぜならその時は息子を「変える」ことしか頭になかった　　から。「変わるべきは自分」だったのです。　　同時に、自分を変えようと、肩に力が入り過ぎていることにも気づきました。　　そう簡単に変われないっていうことにも・・・　　自分と同じような立場の方の意見や経験を知ることが、今の私には必要だと思い始めま　　した。親の会も考えましたが、なかなか踏み出す勇気もなく・・・　　ネットにはいろいろなお母さん（お父さん）の生の体験や意見がありました。たくさん　　の掲示板やブログも。初めてコメした時は緊張しましたが、またうれしくもありました。　　心が通じあえたような気がしたから。　　そんなやり取りを通して、新しい方とつながりたいという気持ちもめばえ始めました。　　また、今までのことをもう一回振りかえり、これから先の自分の生き方を考えたいとも　　思いました。　　長々と書きましたが、そうゆう経緯でブログを始めました。　　私のその時感じたことを、素直に書いてみたいと思います。吐き出しもあるかと思いま　　す。不快に思われる方は読み流してくださいね。　　　　昨日、明橋大二著「１０代からの子育てハッピーアドバイス」をひさしぶりに読みまし　　た。そこに「子供を変えようと思っているということは、逆にいうと今のおまえでは　　ダメだと言っていることになります。知らず知らずに、子供に否定のメッセージを送っ　　ているのです」という一文がありました。前は響かなかったこの言葉、今は響きます。

  2011.10.13

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• 息子の所へ行ってきました

  　　連休の間に息子の所へ、夫と行ってきました。　　息子が住む所は、家から車で高速使って、二時間位の所です。　　最初、息子が学校を決めた時、「通えない距離じゃないな」と思いました。　　でも、「なるべく毎日行きたい」「部活もしたい」という息子の希望があったので、　　引っ越すことに決めました。そう言ったわりには、それほど学校に行ってないんです　　けど・・・　　着いたら、息子は居ませんでした。朝からバイトに行ってるみたいでした。　　部屋の掃除して、枕や布団のカバーを外して洗いました。　　机の上には、学校の本や、食べたあとかすや、ペットボトルが散らかっていました。　　ベランダには、洗濯ものが無造作に干してありました。　　そう言えば、最初のころは、洗濯するのにも、買い物いくのにも、「どうやったら　　いい？」とか「どこに売ってる？」とかいちいち電話がかかってきてたよなあ。　　床を拭いて、食材の買出しに行って冷蔵庫にしまっていると、息子が帰ってきました。　　なんか、とても疲れているみたいでした。　　いろいろ話してると、そのうち、ベットで漫画読みながら寝てしまいました。　　　そういえば、ゆうべあんまり寝れてないって、言ってたよなあ。　　帰りの車で夫に、「なんかすごく疲れた顔してたよね」って言うと「そうか？別に普通　　やったと思うけど」って言われました。　　私の悪い癖で、息子の顔色や表情がすぐれないと、こっちの気持ちも連動して、不安が　　大きくなるんです。「そう言えば、この前の電話で、バイトがきつくなってきたって言　　ってたよなあ」「バイトやめたらまた落ち込むだろなあ」「家から出たくなくなるかも　　なあ」とか・・・　　でもたとえそうなっても、それも彼の経験なんですよね。　　この前、偶然お話させていただいた、息子と同級生だったお母さんが、子供さんが急に　　不登校になったって。でも別れぎわに、「人生何も無駄なことなんてないよ。無駄なん　　はここだけ！」って自分のお腹をポーンてたたいてたのを思い出しました。　　「人生、無駄なことは何もない」いい言葉だなあ。学校の勉強だけが勉強じゃない。　　それより大事なことが、いっぱいあるんだなって。そして、たとえうまくいかなくても　　それもまた経験。笑って、ご飯が食べれていればいいんですよね。　　それにしても、私もこのお腹、どうにかしなくちゃ。　　そんなことを考えながら、帰ってきました。

  2011.10.11

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• 子供のために

  　　新聞の投稿に、中学生の子供さんが不登校になって、一年ぐらいで、最初はとても　　混乱されていたのだけど、見守っていこうという姿勢にかわられたという記事が載　　っていて、でも義父母さんから、親の「育て方が悪い」と言われ、、お子さんにも　　直接「そんなことでどうするんだ」と叱られるそうで、どうしたらいいのでしょうか？　　っていう相談でした。　　こんな時、自分ならどうするかなあ？って考えてしまいました。　　義父はすでに他界しましたが、義母は健在で、息子の「不登校」をことのほか心配　　していました。投稿された方のように、あからさまには、言われませんでしたが、　　「子供のためには、もっと親がいろいろ、アドバイスしてやったほうがいいんじゃ　　ない？私はそうやって、育ててきたわ」とか「何も言わないって言っていたわよ」　　とか（その時は「黙る」を徹底しようとしていたので・・・）言われました。　　息子がずっと学校に行っていたら、わたしも義母のような育て方に何の疑問も持たず　　にいたかもしれません。　　「子供のために」って思いながら、実は自分の不安をなくすために、　　アドバイスって思いながら、子供を自分の思い通りに支配するために。　　でも、息子は「ＮＯ！」って言った。　　自分の領域に入ってくるなって。　　息子から「ＮＯ」をつきつけられて、よかったと、今は思います。　　義母も、最近はあまり言わなくなりました。自分のことで、忙しいみたいで・・・　　でも息子がアルバイトしてることは言ってません。また不安がてんこもりになりそう　　で。息子が自分から言うのはしょうがないですけど。　　私も自分の不安を解消するだけで、手一杯で、人の不安までは背負えません。　　あっ、これって、息子が私に思っていたことかも。今気がつきました。　　

  2011.10.09

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• 学校の空気

  　　息子が中学に行ってる時、一年ぐらいスクールカウンセラーさんのところに、相談に　　行っていたことがあります。　　その、カウンセラーさんは、あまり、積極的に学校に来させようとかではなく、ほと　　んどは、話を聞いてくださることが多く、わたしの吐き出しにはなったような気がし　　ます。半年ぐらいたった時、「お母さん、大分表情が、柔らかくなりましたね。」っ　　て言われたのが、印象に残っています。　　ただ、学校に行くのが、きつかった。校門をくぐったとたん、自分が緊張するのがわか　　りました。学校独特の空気というか、みんなが、生き生きと活動していたり、笑って　　いたり、生徒がドタバタと走る音が聞こえてきたりすると、そこにいない子供を重ねて　　（たまにいる時もありましたが）、違和感を感じて辛くなってしまうのです。　　相談が終わると、そそくさと、逃げるように帰ってましたね。　　夫は「何も悪いことしてないんだから、堂々としてろ。」なんて言ってましたけど、そ　　うはできない今があるわけで・・・　　たまに、登校していた息子もきっとこれと同じような気持ちだったのかと思いました。　　「別にいやなこと言われたりするわじゃないんだけど、なんか、同情されているような　　　憐れまれているような視線を感じる」って言ったことがあります。　　　自分はこの場所に居ていいのか、自分は皆と同じようにやれるのか、敏感な子供は　　　瞬時に、その場の空気を感じるんだと思います。だから、自分を奮い立たせるため　　　に、登校する時は髪を念入りにたてたり、校則違反ぎりぎりの服装してたんだね。　　　相談はそのうち自然消滅したんですけど、カウンセリングも学校以外の場所だったら　　　もっと行きやすかったなあ～たとえば、ファミレスでお茶飲みながらとか（笑）　　　予算がついてるので無理でしょうけど・・・　　　今でも下の娘のことで、中学の門をくぐる時、緊張してしまう自分がいます。　　　まだまだ、私の中では、過去のことにはなっていないようです。　

  2011.10.07

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• Kちゃんの言葉

  　　　　私の親友に、Ｋちゃんという女性がいます。　　息子が中学の五月雨登校から完全不登校になった頃、何日も家を出ないし、食事も　　あまりとらない、いつもイライラして、物にあったたりしていました。　　私も段々と煮詰まってきて、Ｋちゃんに愚痴の電話をかけたのです。　　「もういや、何もかも・・・死にたいわ（死にたいぐらいつらいの意）」　　それを聞いた彼女は、プツッと電話を切ってしまいました。　　「不愉快な話して、おこらせてしまったんかなあ？」って思っていると、それから　　しばらくして、ピンポーンって、なんと夜にもかかわらず、車とばして、来てくれ　　たのです。　　Ｋちゃんは、私の体をゆさぶるようにして、「死んだらあかんよ」って言ってくれま　　た。私の話をいろいろ聞いてくれて、こんな言葉をかけてくれたのです。　　彼女はその時、学童保育の指導員をしていたのですが、　　「子供はみんな、お母さんが大好きなんよ。どんなやんちゃな子も、どんな賢い子も　　みんなそうだよ。お母さんが仕事がお休みの時は、みんな学童はお休みするよ。　　お母さんと一緒にいたいんよ。お母さん（中にはお父さんもいる）の話をしてくれる　　時はいつも笑顔だよ」って。「先のこととか考えずに、今、一緒に過ごせる時を楽し　　んだら？先のことなんて、誰もわからないよ」って。　　どんな有名なカウンセラーさんの言葉より、その時の私の気持ちに響く言葉でした。　　私は、目の前の息子の見える姿にばかり、とらわれて、彼のつらさや、苦しさ、に　　まで考えが及ばず、本当の愛情を注いでいなかったなって。　　なんか、頭をガ～ンて殴られたようでした。彼がすることより、本来の彼をみなくて　　てはいけないなって。　　Ｋちゃん、あの時は本当にありがとう。これからもよろしくね。　　人との壁は、自分でとりはらわなければいけないことにも気づきました。　　非常に、私的なことを書いてしまいましたが、息子とのことを書く上で、どうしても　　書いておきたかったので・・・　　

  2011.10.06

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• 親だってつらい

  　 息子は、中学、高校と両方不登校を経験しています。　　本人には聞いていませんが、私がより辛かったのは、中学の時でした。　　中学時代は、「学校へ戻そう」「少しでも登校さそう」という気持ちから離れられ　　なかったからだと思います。　　今なら、単位に関係しないし、いくらでも休めるし、高校なんていくらでもあるし　　って思えるんだけどね。　　なんで、あの頃、あんなに、そう思ったのか、不思議です。　　その頃は、息子自身も、口では「行きたいのに、行けない」って言ってました。　　たまに登校すると、「楽しかった」って。　　けれど、潜在意識の中では、「行きたくない」だったのでしょうね。　　でも、私は、息子の表面に出た言葉だけをとらえて、「どうしたら学校に行かせら　　れるか？」の方にばかりに、一生懸命になっていました。　　学校と連絡をとって、先生と話し合いをしたり、家に来てもらったり、スクール　　カウンセラーの方に話を聞いてもらったり・・・　　息子を病院に連れて行ったこともあります。その頃は原因不明の体調不良が続いて　　いて、彼自身もそれをどうにかしたかったのか、「行く」といいました。　　でも、わからなかった。「自律神経の乱れ」ぐらいしか・・・　　とにかく「休みたかった」んだと、今となっては思います。　　もっと早く、休ませてあげればよかったなって。「心」も「体」も。　　普通の状態なら、適当な睡眠時間をとれば、休まります。でも当時の彼は、もっと　　もっと、睡眠が必要だったんだと。ほんとうに、一日のうちほとんど、寝てる状態　　でした。そして、さっき起きたかと思うとまた寝てる。　　そのうち、いつ寝てるか、いつ起きてるか、わからないぐらい寝てましたね。　　そんなに息子が寝てばかりいるんだから、わたしも出かければよさそうなものです　　が、当時はそんな気持ちになれませんでした。　　まさに「子供のつらさ」と「親のつらさ」を、分けて考えることができなかったん　　だと思います。　　下の娘の用事と、日々の買い物、時々の仕事、図書館で本を借りる、ぐらいしか出　　かけなかったと思います。　　買い物のついでにＤＶＤ借りたり、お菓子買ったりはしてましたけど・・・　　他人との間に、高い壁を作ってました。　　それまでの自分がなくなったみたいでした。　　車で買い物に出かけた時、息子の中学の子たちが、校外学習でぞろぞろ歩いている　　のを目にした時は、涙で前が見えないぐらいでした。（危険！）　　でも、そうゆう私もわたしなんだなあ・・・親だってつらい時はつらいんだなあ・・　　って、自分で認めてあげて初めて、息子のつらさと向き合えるようになったと思い　　ます。　　

  2011.10.05

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• 最近の息子は

  　　高校を変わってからの息子はの生活は、まあ、ぼちぼちやってます。　　「ぼちぼち」っていう言葉が、ぴったりくるかな？自分のペースでというか・・・　　基本、毎日登校しなければいけないことはないので、（自習室等もあるみたいで、　　毎日行ってもいいのですが）、今の優先順位は、一番目が、アルバイト、二番目が　　部活（今は試合が終わってあまり活動してないみたいです）、三番目が、勉強かな。　　　　生活は、やっぱり、少し無理すると、起きられなくなって、規則正しい生活ができず　　寝てしまうこともあるみたいですが、そのことで、自分を、あんまり責めなくなった　　みたいです。まあしょうがないかなあ～って。　　　　スクーリングやレポート、試験はなんとかクリアーしたみたい・・・　　この後どうなるかはわかりませんが、しばらくはこんな生活が続きそうです。　　息子の中で、優先順位が変わるかもしれないけど、彼にまかせるしかないですね。　　　　変わったことといえば、料理が上達したこと、先日帰った時も、昼ごはん作ってくれ　　ました。　　後、自分の意見を持つようになたこと。「こんなことがあったんだけど、人として、　　おかしいだろ？」とか「自分のこんなところが嫌いだから、直したい」とか、「い　　うことは、いいたい」とか、学校以外の勉強してるなと思います。　　いいことばかりではなく、失敗やどかんと落ち込むこともあるけど、彼の人生なの　　で、親がどうすることもできません。本当に、話を聴くぐらいしか・・・　　息子の不登校がきっかけで、わたしも、今まで普通に思っていたことが、普通でなく　　なってきたというか・・・そもそも普通って何なんでしょう？　　学校に行けないだけで、親も子も、死にたいほど、辛くなったり、また、学校に所属　　しているというだけで、安心したり。わたしのなかに、そういう気持ちがあることに　　痛いほど気づかされたのです。　　そして、それがまだくすぶっていることにも・・・

  2011.10.04

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• 新しい高校選び

  　　留年が決定した息子は、回りが心配したよりは、元気に見えました。　　う～ん　元気というか、あまり登校出来なくなった時点で、本人の中である程度　　あきらめがついていたというか、高校は単位があるので、中学と違って、早くはっ　　きりしますね。　　でも、すぐに次のことを考える気持ちにはなれなかったみたいです。幸い前籍校か　　　　らは、「休学か退学か」すぐに決断をせまられなかったので、それはよかったと思　　います。（三月までには、決めなくてはいけなかったのですが・・・）　　息子はずっと家から出ませんでした。庭にさえ。昼夜逆転で、食事の時間もばらばら　　家族ともあまり顔を会わせたくないみたいでした。　　夜、リビングでパソコンしてる息子が、「死にたい、死にたい」って言ってるのを　　聞いて、心配になって尋ねたことがあります。「死にたいぐらいつらいの？」って。　　息子は、「本当に死にたいわけじゃない。リスカの替わり。死にたいって言うと楽　　になる。」って言ってました。　　でも、息子の声が聞こえてきた夜は、あまり眠れませんでした。親であっても、何　　もしてやることは、できません。それがせつなかった・・・　　私が出来たことは、いつでも食べられるものを用意しておくことと、息子の葛藤を　　邪魔しないこと、これから進むであろう彼の進路の選択は、息子自身で決めて欲しい　　と思っていたので、親の意見は極力ひかえることです。　　もちろん、すんなりできたわけではありません。「こうしたほうが」って何回も口に　　出かかりました。でも、今までさんざん親の意にそわすように、子供に接してきまし　　た。ころばないように、失敗しないように、先回りもしてきました。　　今、ころんだ子供が自分の足で立ち上がろうとするのを、邪魔することは、息子の　　人生を尊重してないことになります。　　たとえ、時間はかかっても、それがうまくいかなくても、息子が自分で決めることが　　大事だと思いました。　　親は子供の人生を変わって生きてやることはできませんから。　　息子の決断は、その次の年の一月ぐらいに聞くことになりました。　　私も夫もびっくりしたのですが、それは家から通えない県外の通信制・単位制の高校　　でした。　　「今までの人間関係を含めて、全てリセットしたい」「家でするのではなく、登校し　　　たい」「できれば部活もしたい」それが息子の希望でした。　　　生活はどうするの？食事は？買い物は？洗濯は？自分でできるの？　　　そこまで考えているのかどうかも？？？のうちに、候補の三校を見学したのち、今　　　の高校に転学し、引っ越しました。　　　正直、この決断がよかったかどうかは、わかりません。でも息子の人生ですから、　　　自分で決めたこと（その時そうしたいと思ったこと）に嘘はなく、たとえうまく　　　いかなかったとしても、彼がその時に考えるでしょう。　　　そして、これはあくまで息子の場合こうなったということで、それぞれの子供さん　　　で、選ばれる道は違うと思います。でも親が思っているよりは、子供は自分のこと　　　を考えているなあということに、気づかされました。

  2011.10.03

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• 高校生活は

  　　高校入学後の息子の高校生活は、順調にスタートしたかにみえました。　　入学した高校は、県立の中堅校で、部活も盛んな学校でした。　　入った部活は、中学にはなかった種目の体育系の部活で、この年は新入生がとても　　多かったみたいです。　　朝は早朝補習があり、授業があり、部活があり、帰りは８時か９時ぐらいでした。　　息子の睡眠は相変わらず定まらず、過睡眠と短い睡眠が交互に続いている感じだった　　かな。土曜日曜も、部活やテストで、あまり休めませんでした。　　夏休みの前ぐらいから、また息子の顔から笑顔がなくなり、朝も段々起きられなくな　　ってきました。「行きたい」気持ちはあっても、まるで、脳が、「寝てろ」と指令し　　ているみたいに、深い眠りに落ちているのです。　　７月の期末は受けたけど、この後、急速に学校へいけなくなって、夏休みの補習や、　　あんなに燃えていた部活も、参加できませんでした。　　夏休みはほとんど外出もできず、家にこもっていましたが、体も気持も休まっていな　　かったようでした。一時的に睡眠は改善されていたけど、本人のなかに、「なんでこ　　んなことになっちゃったんだろう。」「こんなはずではなかったのに。」「自分はも　　っと楽しい高校生活をおくりたかったのに」っていう気持ちがあったみたいです。　　課題も少しはしていたみたいだけど、全部はおわらず・・・９月１０月は数日の登校　　だったと。　　そうこうしているうちに、出席日数で単位のきれる科目がでてきて、留年が決定しま　　した。　　後で息子に話を聞くと、留年が決まるまでの数カ月が「一番きつかった」らしいです。　　自分も「行きたかった、でも脳と体は拒否してた」矛盾しているみたいだけど、そう　　なんだって。　　この最初の息子の高校生活を振り返って、親である私ができたことは、学校との連絡　　係になることぐらいでした。それと、親の苦しみを見せないようにすることぐらいか　　な。不登校になる子は、人の顔や表情をよく見ます。親が自分のことで苦しんでいる　　と、子供の苦しみはもっと大きくなるような気がします。私もまだまだですが・・・　　息子のおかげで、少しは私も変われたかなと思います。人は変われる。その人が変わ　　りたいと思えば。でも人は変えられない。相手が変わりたいと思わない限り。　　自分が変わったほうがいいんですよね。でも急には変われませんよね。親だって、未熟　　な人間ですから・・・　　

  2011.10.01

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• 中学時代は

  　　息子の中学時代は、前半、普通に登校、部活も熱心、後半、五月雨登校から完全　　不登校でした。　　特に、部活には燃えていて、体育系のクラブだったのですが、レギュラ－になるため　　に練習もほとんど休まず参加していました。ここでの人間関係でつまずいたのが、 　 不登校の原因のひとつにはなったと思いますが、それ以外にも、朝、起きられなく　　なったり、頭痛や腹痛がよくあったり、体調不良もありました。　　当時は、病院で検査しても、これという原因がなく、そうこうするうちに、息子　　の状態は、ますます悪くなり、昼夜逆転（これは今でも時々ありますが）、無気力、　　全く笑顔がなく表情がない、食欲不振、いつもイライラしている状態になりました　　正直、どうしていいかわかりませんでした。今、思うに、当時息子の頭のなかには　　いつも「学校」のことがあり、「学校にいけない自分」と２４時間、葛藤していて　　　　休まるひまがなかったのかな。　　　　もちろん親のほうも、そうゆう道しか知らず、「いったいこの先どうなっちゃうん　　だろう」「高校にいけなかったら、どうしよう」って、口にはださなくても、不安　　を持っていて、それが息子を一層苦しめたのだと。　　今となれば、高校なんていくらでもあるし、高認もあるし、「生きていたくない」っ　　て悩むほどのこともなかったなあ。　　実際、後半はほとんど出席していなかったけど、「申立書」みたいな書類を書いて　　試験である程度の点数をとれば、高校は入学できました。息子も試験だけは中学校　　の別室で受けて、直前は自分で勉強してました。行きたい高校がみつかったからな　　　　のですが・・・　　ただ、行きたい気持ちはあっても、実際行けるかどうかは別ということが、この後　　わかりました。

  2011.09.29

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• 息子が不登校になってから

  　　　私の体重が、10キロ増えました。（笑）　　　ストレスで、知らず知らず飲み食いの量が増えたことや、年齢的に代謝がおちてき　　　たりしたこともあるけれど、一番の原因は、「活動量が減ったこと」だと思います　　　それまで、朝のウオ－キングや、週一のジムなどで、結構体を動かしていました　　　ママ友とのランチもあるけど、一緒に体を動かすこともしたり・・・　　　息子は最初、五月雨登校の時期が結構あったので、そうなると、午前中は動けませ　　　ん。一時間目にまにあわなければ、二時間目から行く、三時間目から行く、とのび　　　行ったら行ったで、「今出ました」の電話、行かなかったら、落ち込んでる息子を　　　おいて、なかなか出かける気にもなれず・・・　　　仕事があるときは、出たけど、自営のため、幸か不幸か、融通がきいて・・・　　　で、一年以上、おこもりしてました。買い物はほとんど車で遠くの店に。　　　あまり、人にも会いたくなかったなあ。「話しかけないで」オ－ラ出してたと思　　　います。　　　きっと子供と自分との境界線がひけていなかったんだと思います。子供の苦しみ　　　だか、自分の苦しみだかわからなくなってたんだなあ～　　　子供は子供の人生を生き、親は親の人生を生きる。そして、お互いの人生を尊重　　　する。邪魔をしない。そんなことを学ばせてもらいました。　　　体重はちょっとやばいなと思い、最近少し運動してます。でもなかなか減らない　　　のです。増えるのははやかったのにね！

  2011.09.28

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