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カテゴリ:映画の話 『ア行』
続けて妙な後味の映画を観てるなぁ…(アハ)
これ、新京極をふらふらしてたとき、とあるちっちゃい映画館の前で『お!』と思ったんで、印象に残ってたんすよ。 ただ、時間が合わなかったんで観ませんでしたけど、映画館で観たらもっと印象も違ってたかも知れませんわ。 原作は日本のアニメだそうですね。どこか“中島らも”っぽい雰囲気を感じますね。 韓国の映画ってあんまり観ないんですけど、主演のチェ・ミンシクさんも、ユ・ジテさんも、カン・ヘジョンさんも素晴らしい演技ですね。 特に、チェさんの役者魂っつーか、鬼気迫る演技。もちろん、ユさんも悲哀に満ちた演技、素晴らしかったっすけど、できればもっとやんわりとした結末が良かったなと思ったりで、R-15の意味がよくわかります。 内容は、平凡なサラリーマンで、酔って警察のお世話になってる男。オ・デスという名は、“普通に生きる”という意味っていうくらい、平凡な特にどうってこともない日々を過ごしておりました。 友人に保護してもらい、その日の帰り。公衆電話から娘に誕生日のプレゼントがあることを知らせ、次の瞬間にら致されます。 ホテルのシングルルームくらいの部屋。ドアには鍵が掛けられ、どうやら監禁されてしまったようだ。テレビもあるし、食事も与えられ、ガスで眠らされた間に洗濯や着替えをも全てやってくれる…監禁されているという事実だけを除けば特に不自由は無い。 最初の数年は何もできずにいたオ・デス。体を鍛え、銀製の箸で壁を少しづつ削り、ようやく外の空気に触れた15年目、突然、マンションの屋上に解放される。 いったい誰が、何の目的で監禁し、開放したのか…その理由を求めてさまようオ・デス。 ある寿司屋で知り合った若い女性の助けを借りながら、監禁されていた間の小さな記憶だけを頼りに、監禁されていた場所、自分を監禁した人物の事を探るんですが、全てが信用できなくなっていくオ・デス。そこに現れた謎の男。 自分の過去、この復讐に決着をつけるため、真相に迫っていくのですが…。 散りばめられた罠、ヒント、それぞれの点が全て繋がっていく衝撃のラストまで一気に突き進んでいく物語に圧倒!強くオススメです! 4ションペン 4デンゼル 5デニーロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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