兄かぞくのいえを読んで
1月に観た映画の原作を図書館で見つけたので借りました。本当は3人の兄が北朝鮮に「帰国」しとんでもない不幸に突き落とされたのですが映画では一人に絞ってありました。 映画以上のありとあらゆる理不尽な困難に直面する家族、やはり原作読まないとここまでわかりません。ここまで辛い実話はなかなかありません。 作者のヤン・ヨンヒ(凄い女性です、ニュースステーションにも出ていたのですね)の映画は先に「ディア・ピョンヤン」を観ました。 在日のオモニがせっせと北の家族に服や食料を送り続けるシーンや女の子にだけ甘い父親、北の可愛い姪が印象的でした。 こういう貴重な物資を送ってもらえる男性は引く手あまた、年が行っていようが、子供がいようが再婚相手が押し掛ける! チェジュド出身なのに、総連幹部だった父は北朝鮮に大事な息子3人もささげることになってしまった。 キム・イルソン生誕60周年記念人間プレゼント!長男だけは勘弁してくださいと懇願しても無駄だった。もうこれだけでも胸がつぶれる。続きはこちら