吉田都さん。。
2.3日前、吉田都さんのドキュメンタリーをやっていました。この番組はすごく楽しみにしていて、絶対録画してみるぞと決意していました。とても素敵な、ダンザーで、初めてみたのは、ローザンヌのコンクールの時でした。そのあたりの年代のローザンヌは、熊川哲也さんとかもでていて、本当にすごい金の卵がわんさかな時代だったような気がします。ドキュメンタリーを見て何に一番驚いたかというと私と同年代ということ…。鍛え方がきっと違うのだと思いますが、私などは、階段の上り降りで、ぜいぜいいっている中で、全幕の「白鳥の湖」に挑戦されていることです。それに、ずっと、コンプレックスをもって、踊ってこられたこと…。あんなに素敵に、踊ることが出来る方なのに、ロイヤルの時代、自分がうつる鏡を見たくないほど、スタイルの事悩まれていたことです。うちの娘も、手足が短くて、スタイルが悪く、ずっと、コンプレックスを抱えています。新体操、バレエをしていて、どれだけ、身長、手足の長さがあればと悔しい思いもいっぱいしてきました。今でも、やっぱり自分に自信をもてないのは、スタイルの事が大きくのしかかったているだろうと思います。でも、都さんの場合、スタイルが悪い悪いと思うだけでなく、「じゃ、違う所で、もっと、自分を高めよう」と努力されているところがすごいと思いました。やはり、世界の第一線で、活躍できる方というのは、自分の欠点ばかりを悲観するのでなく、次のステップを踏んで努力されているその所が、成功する方と、していない方の違いなのではないかなと思います。ロイヤルというすごいバレエ団で活躍されていたというのは、バレエファンとして、とても華やかで、素晴らしいことで、うらやましく思っていました。でも、その陰で、どれだけの努力と犠牲を重ねてこられていたかという事を考えると、番組を見ながら涙してしまいました。自分は、だめだ、だめだと思ってしまって、そこに立ち止まってしまったら、それまでなのだと思い知らされました。そこから、どう自分を成長させ、努力していくか…。ないものを求めるのでなく、自分にあるものをより高めていくことができたら、きっと、道は開けてくるんだと元気づけられたような気がしました。早く、ケロピーも自分を信じて努力できるようになれば、変われるかもしれないのにな~。母が、番組をみて感動してても、だめなんだけどな~。。