今さらながら… ICO
私の、ストレス解消は、映画・音楽鑑賞、あとゲームです。 宮部みゆきをよく読んでいて、彼女が好きだという「ICO」というゲームにかなり昔から、興味は持っていた。が、中々、購入する機会がなく、発売されてだいぶたった今ごろ、ベスト版で、お得な価格で販売されていたのでやり始めた。 手がでなかった一つの理由として、アクションものは大の苦手で、中々クリアできなくて、結構、途中でなげだしているものが多い。しかし、やり始めると、これは、よくできたゲームで、ここ2~3年の中で、ベストなゲームだった。さすが、色々な、賞を受賞しているだけはある。まず、アングルが素晴らしく、ゲーム中、高所恐怖症の私は、何度も手に汗をかいた。壁から落ちたり、崖からすべったり…。 なにより、斬新だなと思ったのは、どっちかというと足手まといの女の子と一緒に行動しないと前に進めないというところだ。多くのゲームの場合、単独で行動できるし、グループで行動していたとしても、まわりのキャストの事は気をつかわなくてもいい。 でも、この女の子が、渡れるように、台をさがしたり、エレベーターをおろして上げたりなんか、子供を導いていかないといけない母親みたい…。なんか、男の子が他人事でないように感じる。それに、ゲームが進むにつれ、女の子自身も、自分ではしごに、上ったり穴のあいた橋をわたったり上手にできるようになってきた(ように、思うだけか?)あと、ラストまで、残りわずか、なんか、少し寂しい気がする。ICO(イコ)PlayStation 2 the Bestジャンル:アドベンチャーゲーム発売日:2004年8月5日希望小売価格:1,714円(税込価格1,800円)発売元:Sony Computer Entertainment Inc.