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カテゴリ:いい言葉
”ポンヌフの恋人” ”存在の耐えられない軽さ”で 愛と魂の演技で世界中の人々を魅了した女優さん。 ジュリエット・ビノシュ 45歳。 二児の母。 だが、結婚は一度もしていない。 いい男からのプロポーズは全部断った。 この名優に日本人記者がインタビューした記事が面白い。 なかなかシンプルでカッコいい価値観。 日本人記者が、 ビノシュに、日本でブームになっている婚活についての話をした時だった。 ビノシュ ”その話は驚きだわ。 愛も、結婚も、所有物ではないのよ。 それに他人と同じ方法論で愛の絆は成就できない。 もっとも、他人の人生を生きるつもりなら話は別だけど。。。” 日本人の結婚観にビノシュは。。。 ” い~ぃ 人間は他人と同じ人生は絶対に歩めないの。 けれど日本に限らず、多くの女性は、 誰かが用意してくれた道を歩むことこそが最良の選択だと思い込んでいる。 でも、 人がしているからといって、安易にパートナーを選んでは、 40歳になってから壁にぶつかるの。 人生は個々に違う。 恋愛も違う。 だから人生に勝ちたいなら、早いうちに自分だけの道を歩き始めなさい。” フランス統計局のデータによると。。。 離婚者数がもっとも多いのは、 若年層ではなく、 女性で34歳~36歳、男性で36歳~40歳。 40を目前にしたとき。。。 男も、女も、 考えを改める。 ビノシュ ”二人の愛する人間が生活を共にすることは、 地球上でもっとも困難なミッション。 わたしもまだ長期的には、成し遂げたことがありません。 でも、だからといって、 あきらめるつもりはまったくない。 ビノシュの話によれば、 人は、独りで生きていると、知らず知らずのうちに、演技をして、 自己防衛して、 いい子になる。 その防御の壁を打ち破って、 自分の隠しておきたい弱い部分を、 ピンポイントで えぐってくれるライバルを得たとき初めて、 人は痛みを感じながらも 自分の核心に触れることができる。 だから時には、パートナーと強くいいあうことは大切なんです。 肉食女性という言葉は好きではないです。 女が、そうして肩ひじ張り合っても、 この狂った競争社会に拍車がかかるだけ。 おんなはそうではなくて、 許容することを学ばなければいけない。 それは、 理想からは、遠いでしょうけど、 しょうがないわね。 でも、それは、妥協することとは別。 相手を変えることで妥協するのではなく、 自分を変えて許容する。 そのとき初めて、 人は成熟したパートナーシップを築ける。 さすが恋愛大国フランスの、フロントランナーの言葉。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.13 18:07:45
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