白山だだちゃ豆
山形にきて5年。ようやく本物の、だだちゃ豆を食べることができました。パチ・パチ・パチ”白山(しらやま)だだちゃ豆。(枝豆)”なぜ、山形に住んでいるのに、5年間も山形産の枝豆を食べることができなかったのか?それは、山形県鶴岡市の白山地区で収穫された、だだちゃ豆だけが、白山だだちゃ豆と名乗ることができるからです。そして、この枝豆大豆は、収穫したら。。。ベストの賞味期限は、わずか12時間といわれております。生ケーキやお刺身よりも鮮度が短い食べ物なんです。だから、本物の白山だだちゃ豆を食べようと決断したら、片道2時間かけて、山形県鶴岡市まで行くしかないんです。ちなみに私の住んでいるところは、同じ山形県でも、仙台に行く方が随分近いので、この枝豆大豆を食べるのに。。。。5年もかかったわけです。おもにわたしの住む、山形県内陸部の枝豆は、”秘伝豆””湯上り美人””茶豆” になります。過去、私の住む山形県内陸地方でも、腕に自信のある農家が、だだちゃ豆を栽培しようと、何度も挑戦したのですが。。。白山だだちゃ豆の味は、再現出来ませんでした。そのため、山形県内陸部のほとんどの農家は、だだちゃ豆の栽培をあきらめ、代わって秘伝豆という枝豆栽培にシフトしてしまいました。秘伝豆もおいしいのですが、やはり食べ比べると、白山だだちゃ豆が一枚上手かも。。。白山だだちゃ豆は、よ~く見ると、茶色の産毛がたくさん生えております。そしてひと房に、豆は二つしか入っておりません。くびれが際立っております。なぜか理由が分からないのですが。。。山形県内陸地方で、だだちゃ豆を栽培すると。。。茶色の産毛が生えません。豆も、ひと房に、3つも入っているお得な枝豆になってしまいます。種が同じで、栽培方法が同じでも、鶴岡市白山だだちゃ豆とは、まったく別な枝豆になってしまうのです。いまだに。。。ナゾのままです。最近では、海の向こうのハリウッド女優さんも、エダマ~メが大好きなのだそうです。枝豆は、英語でも、エダマメなのだそうです。山形県が誇る、ハイテク最先端製品になります。