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カテゴリ:日本がらみ
みなさま こんにちわん。 週半ば、日本の梅雨どきのようなムシムシお天気で、 身体がだるくて、まいったんですけど、 本日は カラリと晴れて 大変結構。 青い空と優しげな夏の太陽。スバラシイ。 さて、 ちょっと日本でのお話なっと。 5月の最初、 地元の友人オススメの「焼き鳥屋」さんで 女3人 生ビールを飲みながら(スグに冷酒に切り替えた=どうでもエエ) 爆笑話。 (老いた親の話をしながらも、笑う。難儀な子育ての話をしながらも、笑う。仕事の大変さをぼやきながらも、笑う。 一緒に飲む友達は、笑える人がやっぱりええです) そんな話のつれづれに なんか美味しいもの食べたいな という話になって ふと「なんか最近 美味しいおうどん屋さんてないねえ。チェーン店のうどん屋さんばっかりで」と 私がぼやくと すかさず 友人二人が 同じ店の名を発しました。 「◯◯食堂行ってみ」と 友人A. 「◯◯食堂?はて?」と わたし。 「うん、そうそう。あそこは今でもおいしいおうどん出してるよ」と 友人B. 「そういえば、大昔に行ったことがあるわ。まだあるんや」と わたし。 「あっこのおうどんは昔から美味しい」と 二人。 家に帰って母に話すと 「◯◯食堂。ああ、私も*昔*よう行ったわ。懐かしいわあ」と。 母が若い頃からあったというその食堂。 .........どんだけ*老舗*なんじゃい? なんだかめちゃくちゃ興味が湧いて来てさっそく行ってみることにしました。 お店。 入り口には 営業中を示す のれんがヒラヒラ。 (正しい食堂の店構え) 店内。 前方コーナに 小さめのテレビが一台。折しも土曜日午後1時。 チャンネルはもちろん!吉本新喜劇。(正しい関西の庶民の食堂の昼番組) メニューなんてこじゃれたものはなく、壁にかけられたお品書きを見ながら お客は食べるものを注文します。 テーブルの上には、七味と醤油とソースと爪楊枝がセッティング。 (正しい食堂のテーブルセッティング) 店に余分な飾り付けは一切なく、それでいてこざっぱりと清潔で、 今日のおすすめ。もなければ デザートセット。もなければ ドリンク付き。もなければ 季節のなんちゃらもんちゃら。もなければ 自家製なんちゃもんちゃら。なんてものもありません。 壁にかかっている お品書き。 それだけ。 きっぱり。明朗会計。 そこで、母は 懐かしいきつねうどんを注文し、 わたしは、オムライスを頂くことに。(おうどん食べに行ったのによー) このオムライスが 涙が出るほどおいしい。 薄ーい玉子に包まれた濃厚なケチャップライス。 真っ赤な福神漬けも お約束。 昔、デパートの食堂で食べたよなあ〜〜〜〜ってな味。 トロトロ玉子のふわふわオムライス。より、薄焼き玉子の芸術的オムライスが好き。 ドミグラスソースより、トマトソースより、クリームソースより きっちりケチャップソースがやっぱりおいしい。 こういう食堂。 昔はたくさんあったのに いつのまにか 食堂は「Cafe」になったり、レストランになってしまったり。 メニューも、アイデア凝り過ぎてうっとうしい。 しかも、そのお店。 昼時だったということもあるのでしょうが なんと、若い家族連れや カップルが 外で席待ちをしていたではないですか。 「うひょ。待ってるやん。すごいやん。」 でも、ま、そういうことか。 「美味しくて、安くて、清潔な店」には お客さんがついてくる。というわけで。 もっと言うなら 本当においしい店は、地元の人が長くやっている小さな店に隠れている。 これって基本なのかもしれません。 てなわけで。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 おまけ。 コチラも いわゆるミュンヘンの老舗食堂。 ビールで有名な HB/ホフブロイ(Hofbraukeller). 昔ながらの南ドイツ料理のレストラン。ずっと変わらない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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