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カテゴリ:ドイツがらみ。
みなさま こんにちわん。 風立ちぬ〜♪ と唄ったのは 松田聖子さんですが(名曲やねえ) ただ今のオランダは、 ..........風は北から。 「冬のおとずれ」をしみじみと感じるこのごろです。 昨日は「ミュンヘンで初雪」が降ったというニュースも聞きました。 いよいよ、暗くて長いヨーロッパの冬のはじまりです。 さて、 息子のドイツのパスポートの更新がせまっている、ということで 休みを利用して オットと息子の二人が アムステルダムの領事館へ出かけて行きました。 (大使館ではやってくれないのだそうだ) パスポートは、初めて作るのではなく更新なので、 そない大変でもなかろうと思っていたら、 結構なかなか、さすがにドイツ。 いろいろと厳しい手続きがあるということで その日も、オットは若干「つり目」な顔で出かけて行きました。 何しろ、母親(わたし)は日本人で 生まれたのも日本で、 父親はドイツ人だけども 住んでいるのはオランダで、 お固いお役人がいかにもヨロコビソウなシチュエーション。 書類をあれこれと揃えて 満を持して出かけていったのだけれど 彼は、「わたし」を忘れた。。。 「わたし」という*書類不備*。 どういうこと? つまり、 未成年者のパスポートを申請するには、お役人さんの前で 父と母 二人が署名をしなければならない、 という事をすっかりと忘れていたのでした。 日本では、そんなめんどくさいことはしなくていいので、(日本は違うトコロでめんどくさい) 私もすっかり記憶の彼方。 「サインなんてしたっけか?」と すっとぼけたことまでゆうてます。 「子供は、父と母、二人のものであり、大人になるまではそのドチラの所有にもなってはいけない」、 という*考え方*は、ドイツに限らず これは通常 どこの国でも普通にある常識。 そんなの当たり前ではないか、と思う人もいるかもしれないけれど、 日本では たとえば 不仲になった夫婦がいたとして 母親が勝手に子供を連れて実家に帰るという話は、よく聞く話だけれど そんなことを コチラでやってしまったら それは立派な「誘拐」にあたるのであり。。。逮捕されてしまうことだってあるのです。 離婚したら、母親が子供を引き取る、というのはよくある話だけれど 父親がいつでも会える環境に いなければならないというのは、日本では聞いたことがありません。 とっとと、どっか行ってまえ〜ってな 訳にはいかんのですねえ。 そういう概念が、 パスポート申請一つにも反映されているのを強く感じます。 どちらかの知らない間に 子供のパスポートを作って、連れ出すことがないように、という そういう事も考えてのことなのかもしれません。(しらんけど) てなわけで、 幸い、また領事館まで行かなくても 地元の市役所で大丈夫ということで 先日わたくし、「署名」しに行ってきました。 サラサラサラと記入して あっと言う間に手続き完了。 ところで、話はそれますが、 出て来た役所のお兄さんが なかなかな出で立ちでかなり相当ビックリなわたし。 この方、「ドクロ」がお好きなようで、 両の手指にドクロのごっつい指輪ががっつりとハマっており、 (字が書きにくそうだったので、はずせばええのに、と思いいの) 左の手首に ジャラジャラと金属のブレスレット。 (これで殴られたらさぞや痛いだろう、、と想像しいの) 右の手首に 黒のバンダナが巻き付けられて、 (怪我でもシマシタか?と心配になりいの) 太い腕には上から二の腕にかけて ドクロのこわ〜いタトゥーが、、 (般若よりええか、とチラッと思いいの) お役所のカウンターに座っているより、深夜の怪しげなバーあたりで すごんでいそうな男の人。およよ。 ところが、 その人、ものごっつい笑顔が素敵で、ニコニコしながらサッサと書類を作成してくれたのであります。 ...........人は見かけによりません。 見ただけで太りそうなドイツ料理。 オランダは自由の国なり。 やることやれば それでいいのだ。というその精神。 結構 好き です。 てなわけで。 また。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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