互いに見えていない夫婦関係
夫婦関係を長く続けていると、言わなくてもわかっているという幻想が二人の間にはびこってくると実感しています。人間の脳というのは、何もしないでいると楽をしようとするので、相手をキチンと観察して答えをだすのではなく、自分が思い込んでいるパートナー像を描こうとするんだと思います。頭の中のパートナーと本当のパートナーの乖離そうやって長い間連れ添っている夫婦ほど、頭の中に描いている姿と、本当のパートナーとの乖離が起きていると思います。それぐらい長く一緒にいると、不満があってもどこか諦めていたり、たいしたことないと思ってしまったりすることが多々あるような気がするんですよね。酷い状態になると、いきなり離婚を言い渡されたりするぐらい乖離している場合があったりするんじゃないかと思います。ふと漏らした言葉をちゃんと捉えようパートナーも何も発信していない訳ではなくて、必ず小さな声のようなものがあるはずなんです。わたしも実感していますが、その小さな声こそが大事だったりします。普段慣れきってしまっている関係でも、一度緊張感を持って、話を聞いて行くと、本当の姿が見えてきたりします。今まで積み上げてきた頭の中のパートナー像を一度崩して、その小さな声をキチンと聞いた上で、再構成していく作業を時々することをオススメします。まとめ最悪の状態にならなければ、どちらかが死ぬまで、一緒に居ることになるわけですから、できるだけお互いに快適な関係でいたいものです。なので、思い込みの姿ではなく、キチンと現状を把握して、本当の姿を描き直していきましょう。