年金
少し前、国民年金保険料の滞納の話題をNHKのクローズアップ現代が取り上げていた。生活が苦しくて保険料が払えない。いわゆる「田舎」地方では、これが主たる理由のようだった。だが都市部ともなると違ってくる。滞納しているのが若い世代。もらえるかどうかわからない年金にお金を払いたくない。これはある意味実感としてわかる。そこで紹介されていた男性(年収は1千万を超える)は、個人年金に入っており、その保険料は月に10万を超えるという。でも、その前に紹介されていたフリーターの姉妹は「もらえるかどうかわからないし、それだったら自分のために使いたいし…」という言葉を使っていた(もちろん、収入が少ないのも原因のようだが)。月1万3千円を何十年後のために使うよりも、今の「服」「旅行」「スクール」「食事」なのだろうか…。もらえるかどうかわからない(否定的なニュアンス大)から使う。もらえるかどうかわからないから「自分で貯める」のじゃないんだ…。そうして数十年後、食べることすらままならない老人が大量出現して、さらに公的な金を食い荒らす時代がやってくるのだろうか?かな~り寒けがした。って、私も国民年金とわずかな個人年金(最低保障が月6万)だけだ。食ってけね~。