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カテゴリ:旅行
昨日の続きです。
倉敷と言えば大原美術館、最初に「美術鑑賞???」をすることに・・・。 何棟にも分かれて展示される美術品、価値の分からない者でもかなりの時間を要しました。 奥にある新渓園の庭を望む癒しの空間は沢山の美術品を鑑賞する間の息抜きには最適、ここで長らく休憩しました。 絵画調で撮るとこうなります。 そして美術館の向かいは「有隣荘」大原孫三郎が家族の為に建てた別邸とか。 屋根瓦が今まで見た事の無い微妙な色の焼き物でした。 そして、堀のある美観地区は続きます。気候温暖な倉敷なのに、早や紅葉がかなり進んでいました。 昼食は堀の前のこの旅館のレストランで・・・ 豪華な重ね膳、他にも料理多数にデザートまでついていたので、これは4~5000円位かな?? と値踏みしたのですが、何と2500円だったか、2700円だったかでびっくり。京都ならまず5000円はするのではと地域差を感じました。 昼食のあとは散策を続け、星野さんが倉敷出身は知っていましたが・・・ 将棋の大山名人も倉敷出身で記念館が有りました。 元に戻って・・・・ 美術館でほんのほんの少しだけ縁のある藤島武二画伯のこの画が展示されていたので、じっくりと鑑賞??したのですが (現物とは色調がかなり違います) 題名が『耕到天』 画から大体その題の意味は想像は出来たのですが、何か意味があるのではと調べますと・・・リファレンス共同データーベースと言うページに次の様に書かれていました。 中国(清)の政治家・李鴻章の言葉であると言い伝えられているようですが、明確な記述はありませんでした。 李鴻章の言葉であるという言い伝えを要約すると以下のような内容になります。 日清戦争後、日清講和条約の締結のために日本を訪れた李鴻章が、当時の瀬戸内海の様子を見て以下のように言った(船での移動中、という記述がいくつかあり)。 「広大な土地がないから急斜面にまで畑を作り、貼りつくようにして耕作をしなくてはならない(日本)人はなんと勤勉で貧しいことか。それにも関わらず、広大な国土をもっている強国であるわが国(清)が負けるとはなんたることだろう」 また他にはこの様な記述もありました。。 「耕到天」(耕して天に到る)とは、貧しさを語る言葉であるが、この画面にはたゆまざる勤労のたくましさと豊かな自然を感じさせることは、この画家のなみなみならぬ力量を示すものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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